Justsystem PDF Editorでは、許可されていないユーザーがPDF文書を開いたり、内容を変更できないようにするために、文書にセキュリティを設定することができます。
■操作
1 権限の設定を行う
- [ファイル-文書の設定]を選択します。
[文書設定]ダイアログボックスが表示されます。
- 画面左側から[セキュリティ]を選択し、[ファイル セキュリティの設定]をクリックします。
[セキュリティ設定 手順 1 - 権限の設定]ダイアログボックスが表示されます。
- それぞれの項目について、右端の▼をクリックして選択します。
- セキュリティ レベル
[40 ビット暗号化]を選択すると、PDF1.3規格に準拠します。[128 ビット暗号化]を選択すると、PDF1.4およびPDF1.5規格に準拠します。
- 印刷
印刷を許可するかしないかを選択します。
- テキストとグラフィックのコピー
文書内のテキストとグラフィックのコピーを許可するかしないかを選択します。
- アクセシビリティのための内容へのアクセス
スクリーン リーダーおよび、タグ付きPDFファイルのタグを有効にして、本文のテキストを利用できるように許可するかしないかを選択します。
※[セキュリティ レベル]で[128 ビット暗号化]を選択している場合にのみ、選択できます。
- 編集全般
編集全般の操作を許可するかしないかを選択します。
※編集全般には、ページ、しおり、および文書を開く際のプロパティの操作が含まれます。
- 文書アセンブリ
ページの削除、回転、挿入、抽出の操作を許可するかしないかを選択します。
※[セキュリティ レベル]で[128 ビット暗号化]かつ[編集全般]が[許可しない]の場合にのみ、選択できます。
- 注釈の作成
注釈とフォーム フィールドの追加と変更を許可するかしないかを選択します。
- フォーム フィールドの入力または署名
フォーム フィールドの入力とデジタル署名を許可するかしないかを選択します。
※[セキュリティ レベル]で[128 ビット暗号化]かつ[注釈の作成]が[許可しない]の場合にのみ、選択できます。
※フォーム フィールドとデジタル署名の機能は、Justsystem PDF Editorにはありません。
- メタデータの暗号化
ファイルの作成者や、作成・更新日時などのデータを暗号化したい場合は、[メタデータの暗号化]をクリックして にします。
- セキュリティ レベル
- [次へ]をクリックします。
[セキュリティ設定 手順 2 - パスワードの設定 ]ダイアログボックスが表示されます。
- 引き続き、2 パスワードの設定を行うへ進みます。
2 パスワードの設定を行う
- PDF文書に適用されているセキュリティ設定を不正なユーザーが変更できないようにするには、[セキュリティ設定を変更するときに必要なパスワード]をクリックして にし、任意のパスワードを入力します。
- 不正なユーザーがPDF文書を開けないようにするには、[文書を開くために必要なパスワード]をクリックして にし、任意のパスワードを入力します。
- [完了]をクリックします。
「セキュリティ設定を変更してよろしいですか?」と表示された場合は、[はい]をクリックします。
- [OK]をクリックします。
「文書情報を更新してよろしいですか?」と表示された場合は、[はい]をクリックします。
▼注意
変更したセキュリティ設定は、ファイルを保存して閉じるまで適用されません。
◆補足
次の手順で、すべてのセキュリティ設定を削除できます。
- [ファイル-ファイルセキュリティの設定-なし]を選択する。
- [ファイル-文書の設定]を選択して、[文書設定]ダイアログボックスの左側の一覧から[セキュリティ]を選択し、[ファイルセキュリティの削除]をクリックする。