一太郎2006では、Microsoft PowerPoint 2003/2002/2000/97で作成したPowerPoint形式のファイル(*.ppt)を、一太郎2006のファイル形式に変換して、開くことができます。
ただし、PowerPointで作成したファイルを一太郎で開くと、テキストデータのみ表示されます。テキスト部分の書式や段落スタイル、挿入した画像などは表示されません。また、レイアウトの一部が変更されることがあります。
ここでは、PowerPointの設定が一太郎2006ではどのように変換されるかを詳しく説明しています。
▼注意
- PowerPoint 4.0/95形式のファイルは一太郎で開くことはできません。
- はじめに
- 文字書式
- ページのレイアウト
- スライド番号
- 日付と時刻
- 記号と特殊文字
- Special Symbol
- コメント
- 図
- 図表
- テキストボックス
- ビデオとサウンド
- グラフ
- 表
- オブジェクト
- 箇条書きと段落番号
- 日付領域(マスタ)
- フッタ領域(マスタ)
- 数字領域(マスタ)
■はじめに
- マスタが適用されているスライドでは、適用されているマスタも変換されます。適用されているマスタが先に変換され、次にスライドが変換されます。
- PowerPointのスライドで、最も背面に配置されているものから順に一太郎2006へ変換されます。
■文字書式
- 文字のフォントや飾りは、すべて一太郎の初期設定に変換されます。
文字書式 変換後 色 黒 フォント 和文 MS P明朝 英文 Arial フォントサイズ 10.5ポイント
■ページのレイアウト
- 用紙サイズはA4単票・横方向、マージン(余白)の値は上端・下端・右端・左端すべて30mmに変換されます。
- スライドの区切りは、そのまま改ページとして変換されます。
■スライド番号
- 変換されません。
■日付と時刻
- 変換されません。
■記号と特殊文字
- 通常のテキストデータとして変換します。
■Special Symbol
- 通常のテキストデータとして変換します。
■コメント
- 文字部分を通常のテキストデータとして変換します。
■図
●クリップアート
- 変換されません。
●フォトアルバム
- 文字部分を通常のテキストデータとして変換します。
●組織図
- 文字部分を通常のテキストデータとして変換します。
●オートシェイプ
- 文字部分を通常のテキストデータとして変換します。
●ワードアート
- 文字部分を通常のテキストデータとして変換します。
■図表
- 文字部分を通常のテキストデータとして変換します。
■テキストボックス
- 通常のテキストデータとして変換します。
■ビデオとサウンド
- 変換されません。
■グラフ
- 変換されません。
■表
- 文字部分を通常のテキストデータとして変換します。
■オブジェクト
- 変換されません。
■箇条書きと段落番号
- 行の先頭にある記号や数字も、通常のテキストデータとして変換します。
■日付領域(マスタ)
- 変換されません。
■フッタ領域(マスタ)
- 変換されません。
■数字領域(マスタ)
- 変換されません。