一太郎2006の新機能・強化機能をテーマ別に紹介しています。詳しく知りたいものをクリックしてください。
※コマンド別の新機能・強化機能は、こちらをご覧ください。 →詳しい説明
※一太郎2005からのメニュー構成の変更点はこちらをご覧ください。 →詳しい説明
■画面デザインの刷新
より使いやすい一太郎を目指して、画面全体から各パーツに至るまで、デザインを全面的に見直しました。
- カラーバリエーション →詳しい説明
ツールボックスやステータスバー、ナレッジウィンドウなどの色合いを、あらかじめ用意された色調の中から選んで、切り替えることができるようになりました。
- Windows XPビジュアルスタイルへの対応
ダイアログボックスのデザインをWindows XPビジュアルスタイルに対応しました。ダイアログボックスの数値入力欄の操作もWindows標準の操作方法に変わりました。
※従来の操作方法に戻すこともできます。 →詳しい説明
- フェーズタブ/コマンドバー
一太郎2005までの「シンキングバー」を「フェーズタブ」と「コマンドバー」に分け、それぞれ表示/非表示を切り替えることができるようにしました。
- フェーズタブ
フェーズタブには、「アウトライン」/「基本編集」/「提出確認」/「マルチビュー」の作業フェーズを切り替えるタブが表示されます。
また、利用しない作業フェーズのタブを非表示にできるようになりました。 - コマンドバー
コマンドバーには、作業フェーズごとによく使う機能のボタンが表示されます。
- フェーズタブ
- ナレッジウィンドウ →詳しい説明
作業フェーズごとにナレッジウィンドウに表示するタブの組み合わせを変えられるようになりました。
また、タブに表示する名前を変えられるようになりました。一太郎2005までのナレッジウィンドウ[ナレッジ]内に表示されていた各項目が独立したタブで切り替えられるようになりました。
■文書作成プロセスに応じた作業フェーズ
- 提出確認フェーズの追加 →詳しい説明
文書をほかの人に渡す前に最後の確認をするための作業フェーズが新しく追加されました。
文書全体を見渡して、ページの構成や文章の表現をチェックすることで、より洗練された文書を作ることができます。また、文書の背景にすかし文字を入れる、文書の改ざんを禁止する、文書中の外字を画像に変換するなど、文書を公開する前の仕上げ作業を効率よく行うことができます。 - アウトラインフェーズの強化
- 編集画面タイプの整理
アウトラインフェーズから[イメージ編集(書式すべて)]をなくし、[書式一部]と[書式なし]だけのわかりやすい構成にしました。
- プレビュー →詳しい説明
ナレッジウィンドウ[スタイル]の[プレビュー]で、表示倍率を変更できるようになりました。
- キー割付
段落を1レベルずつ折りたたんだり、見出し段落だけを絞り込んで表示するためのキー割付を追加し、キーボードでの操作がより効率よくできるようになりました。 →詳しい説明
- アウトラインレベル変更
範囲指定した段落のアウトラインレベルをまとめて変更するときに、アウトラインの画面の横ルーラー上に表示されていないレベルの範囲も対象にするようにしました。これにより、相対的なレベル関係を保持したまま複数の段落のアウトラインレベルをまとめて変更できようになりました。
- 編集画面タイプの整理
■日本語力を追求
- 文書校正 →詳しい説明
- 文書校正実行時にスタイル選択
文書校正を実行するときに、文書校正のスタイルを選択できるようになりました。
- 文書校正実行後に指摘結果の一覧表示
文書校正を実行したあと、実際に指摘された項目と指摘数を一覧で確認できるようになりました。
- 指摘個所を連続して訂正
文書校正を実行したあと、文書校正の指摘個所を訂正するダイアログボックスが表示されます。最初の指摘個所を訂正すると、自動的に次の指摘個所に移動するので、ダイアログボックスを表示したまま指摘個所を漏れなく順番に訂正していくことができるようになりました。前/次の指摘個所にジャンプするボタンを使って指摘個所を移動することもできます。
また、1つの指摘個所に複数の指摘理由があるときは、[指摘理由]の右側の/
をクリックして指摘理由を順番に表示することができます。
- ナレッジウィンドウ[校正] *1 →詳しい説明
文書校正実行前と実行後で画面が切り替わり、ナレッジウィンドウ上で指摘個所の訂正もできるようになりました。
→ナレッジウィンドウで文書中の誤字・脱字や文体・表記の統一などをチェックする
*1一太郎2005までの[文書校正]からタブ名が変わりました。
- 文書校正用辞書の更新
平成の大合併を引き続きサポート。最新地名のチェックが可能です。例えば、「岩手郡松尾村(いわてぐんまつおむら)」と入力されていると、合併後の名称である「八幡平市」が訂正候補として表示されます。
- 文書校正実行時にスタイル選択
- スペルチェック →詳しい説明
- スペルチェック実行後に指摘結果の一覧表示
スペルチェックを実行したあと、実際に指摘された指摘数を一覧で確認できるようになりました。
- 指摘個所を連続して訂正
スペルチェックを実行したあと、スペルチェックの指摘個所を訂正するダイアログボックスが表示されます。最初の指摘個所を訂正すると、自動的に次の指摘個所に移動するので、ダイアログボックスを表示したまま指摘個所を漏れなく順番に訂正していくことができるようになりました。前/次の指摘個所にジャンプするボタンを使って指摘個所を移動することもできます。
また、1つの指摘個所に複数の指摘理由があるときは、 [指摘理由]の右側の/
をクリックして指摘理由を順番に表示することができます。
- スペルチェック実行後に指摘結果の一覧表示
- ふりがな →詳しい説明
- ふりがなの書式を一括で変更 →詳しい説明
文書中のすべてのふりがなのフォントやサイズ、色などの書式をまとめて変更できるようになりました。
- モノルビ *1の精度の向上
ATOK 2006が持つ漢字の読み情報を利用することにより、モノルビの割り振り処理の精度が向上しました。
*1モノルビとは、親文字の1文字ごとに読みを対応させてふりがなをふる方法のことです。
- 促音(「っ」)・拗音(「ゃ・ゅ・ょ」)を大文字で表示
ふりがなに含まれる促音(「っ」)や拗音(「ゃ・ゅ・ょ」)を大文字でふることができるようになりました。
- カタカナのふりがな
ふりがなをカタカナでふることができるようになりました。
- ふりがなコマンドの整理 →詳しい説明
一太郎2005までの[書式-ふりがな-設定/一括設定/変更]を整理して、[書式-ふりがな-1単語の設定/変更]に統合しました。
- ダイアログボックスのUI改善
ふりがなの設定・変更をするダイアログボックスやふりがなの書式を設定するダイアログボックスにプレビューが追加されました。ふりがなと親文字のイメージを確認しながら、ふりがなの設定やふりがなの書式の設定ができるようになりました。
より使いやすくするために、項目名やボタンなどの配置を見直しました。
- ふりがなの書式を一括で変更 →詳しい説明
■文書の体裁や表現力をUP
- 図による表現
- 図形種類の追加
ツールボックスにしかなかった5種類の作図機能(直線・矢印・双方向矢印・連続直線・軌跡)を、ナレッジウィンドウ[作図]に追加しました。
ナレッジウィンドウ[作図]に、新しくテンプレート図形を14種類(奥向きカーブ矢印(4種類)・先広がり矢印(2種類)・カーブリボン(2種類)・巻(2種類)・メモ(2種類)・波(2種類))追加しました。
ナレッジウィンドウ[作図]の各種立体(直方体・六角柱・六角錘・円柱・円錐)のテンプレート図形に、塗りつぶしや線種を変更できる不透過の図形が追加されました。 - 部品の追加
一太郎で使える部品が追加されました。
- ナレッジウィンドウ[作図]の追加機能
これから描く図形の線や塗りつぶしを設定できるようになりました。 →詳しい説明
これから描く矢印の形状を設定できるようになりました。 →詳しい説明
すでに描いた矢印の形状を変更できるようになりました。 →詳しい説明
- 図形種類の追加
- 文書のデザイン
- アウトラインレベル1ごとに自動改ページ →詳しい説明
アウトラインレベル1の段落が出現するごとに自動的に改ページできるようになりました。アウトラインレベル1に設定されている大見出しごとにページで分割できるので、プレゼンテーション資料などを作るときに便利です。
- スタイルセット登録
[スタイルセット登録]ダイアログボックスに、文書中で使われている段落スタイルの組み合わせを表示するビジュアルガイダンスを追加しました。これにより、登録前にスタイルセットのイメージを確認できるようになりました。
- スタイルセット変更
[スタイルセット変更]ダイアログボックスに[適用]ボタンを追加しました。ダイアログボックスを開いたまま、選択したスタイルセットが文書に反映されたイメージを確認できるようになりました。
- アウトラインレベル1ごとに自動改ページ →詳しい説明
- スタンプ →詳しい説明
ナレッジウィンドウに[スタンプ]が追加され、ナレッジウィンドウからビジネスでよく使われる「済み」・「重要」などの定型文の画像を、はんこを押すように簡単に文書中に挿入できるようになりました。
- よく使うテンプレート →詳しい説明
ナレッジウィンドウに[よく使うテンプレート]が追加され、ナレッジウィンドウから文書作成に便利なテンプレートを利用できるようになりました。一太郎にあらかじめ用意されているテンプレートを開いたり、新しくテンプレートを保存したりできます。
■蓄積データの活用
- 文書の比較 →詳しい説明
比較結果から相違点のある段落だけを抜き出して別シートに保存できるようになりました。
また、単語単位で相違点が表示されるようになり、相違点を見つけやすくなりました。
■文書の互換精度を向上
- Word文書を開く/Word文書として保存
ドロップダウンメニューの[ファイル-他形式の保存/開く]に、[Word文書を開く]/[Word文書として保存]を追加し、より簡単にWord文書を開いたり保存したりできるようにしました。
- Word文書との互換精度を向上 →詳しい説明
互換精度を向上して、Word文書を開いたときのレイアウトの崩れなどを改善しました。
行間罫線に関するWord文書との互換精度を向上するために、行間罫線が引かれる位置をWordに近づける設定を追加しました。
- PowerPointで作ったファイルを開く・保存する →詳しい説明
Microsoft PowerPointで作ったプレゼンテーションファイルを一太郎で開いたり、一太郎で作った文書をMicrosoft PowerPointで開くことのできる形式で保存したりできるようになりました。
※一太郎でPowerPoint形式のファイルを開いた場合、テキストデータのみ表示することができます。テキスト部分の書式や段落スタイル、挿入した画像などは表示することができません。一太郎文書をPowerPoint形式で保存した場合も同様に、テキストデータのみ保存することができます。
※一太郎で保存したPowerPoint形式のファイルは、PowerPointのファイラーでプレビュー表示することはできません。
■よく使われる機能・操作の快適さ追求
- ファイルを開く/名前を付けて保存するなどのダイアログボックス
[ファイル-開く]や[ファイル-名前を付けて保存]などを選択して表示される、ファイルの一覧のあるダイアログボックスで、システム属性や隠し属性が設定されているファイルも表示されるようになりました。
※ただし、Windowsのフォルダオプションでの表示/非表示の設定に従います。
- 印刷
- 冊子印刷 →詳しい説明
中央で折ってとじたときに冊子になるように用紙の表裏に2ページずつ印刷できるようになりました。平とじや中とじなど、製本を意識した印刷が簡単にできます。
- ページを指定して印刷
印刷するページを任意に指定できるようになりました。
[1,5,8]のようにカンマで区切って数ページを印刷したり、[3-7]のようにハイフンでつないで連続した数ページを印刷したりできます。 - 市販のラベル・タック用紙への対応
対応用紙の種類が35社、8,000種類以上に増えました。
- 冊子印刷 →詳しい説明
- 辞書引き
ナレッジウィンドウの[辞書引き]で、検索した単語の順序で戻ったり進んだりすることができるようになりました。また、ATOK連携電子辞典を使っている場合は、検索した結果の中にある単語を範囲指定して意味をさらに調べたり、必要な部分だけをコピーして文書中に貼り付けたりできるようになりました。
- ヘルプ
- ツールボックスからヘルプ検索
ツールボックスにヘルプ検索の入力欄が追加されました。いつでも簡単に質問を入力して一太郎のヘルプを検索できるようになりました。 →詳しい説明
- 質問を入力して検索するUIを追加
ヘルプのトップ画面上に、質問文の入力欄が追加され、一般的なことばで質問を入力して、ヘルプやサポートセンターに用意されているFAQを直接検索できるようになりました。
- Word対応ヘルプ
一太郎とWordのコマンド対応表や、Wordとの機能の違いなどを説明したヘルプトピックが追加されました。
- ツールボックスからヘルプ検索
- 印刷イメージ画面
ページとページの間の余白部分の表示/非表示を切り替えられるようになりました。 →詳しい説明
- ツールボックスの割付 →詳しい説明
表示モードやグループごとに割り付けるアイコンを整理して、より使いやすいツールボックスにしました。
- キーの割付 →詳しい説明
Windows型/JW型ごとにキーに割り付ける操作を整理して、より使いやすくしました。
- オプション:数値入力コントロールの操作性をWindows標準にする →詳しい説明
ダイアログボックスの数値入力欄の操作方法を、Windows標準の操作方法にするか、従来の一太郎の操作方法にするかを選択できるようになりました。
- オプション製品のアドイン
一太郎のコマンドからオプション製品をアドインしたり、アドインを解除したりできるようになりました。
オプション製品のアドインを設定・解除するために、スタートメニューから1つ1つアドインツールを実行する必要がなくなりました。