用語解説[き]

キーワード

一太郎では、文書の内容を連想しやすいように文書に付ける語句のことを「キーワード」と呼びます。
文書にキーワードを付けておくと、キーワードを手がかりにファイルを検索したり管理したりでき便利です。

キーワードを設定・確認するには、[ファイル-文書補助-文書情報]を選択します。
また、設定したキーワードを手がかりにファイルを検索するには、次のように操作します。

  • [ファイル-開く]を選択して表示されるダイアログボックスで 検索表示アイコン [検索表示]をクリックし、[文字列検索]に任意のキーワードを入力して[検索]をクリックする

※JSファイル検索ツールを使っても、キーワードを手がかりにファイルを検索することができます。

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記号無視

あいまい検索の詳細設定の1つで、文字列を検索する際、長音(ー)、区切り記号、単語中の空白文字などのある/なしにかかわらず、同じ文字列として検索を行うことをいいます。

例えば、「コンピューター」と「コンピュータ」を区別せず検索するときなどに使います。

次のコマンドで、[あいまい検索]を チェックボックスオン にし、[詳細]をクリックして設定します。

  • [編集-検索]の[検索方法]で[文字]を選択する
  • [編集-置換]の[検索・置換方法]で[文字→文字]または[文字→飾り]を選択する
  • [編集-ジャンプ-文字]
  • [編集-絞込-実行]
  • [挿入-作図-部品呼び出し]の[詳細検索]

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奇数・偶数印刷

奇数ページまたは偶数ページだけを印刷することをいいます。
最初に奇数ページだけを印刷、次に用紙を丸ごと裏返して偶数ページだけを印刷、というようにすると、紙の両面に印刷することができます。

※実際のページ番号や[ページ番号初期値]での設定にかかわらず、文書の先頭ページが奇数ページ、2番目のページが偶数ページとして扱われます。

[ファイル-印刷]の[詳細]シートの[奇数・偶数印刷]で、[奇数]または[偶数]を選択すると実行できます。

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軌跡

[罫線-軌跡]で引いた連続した直線、または簡易作図機能などで引いたフリーハンドの連続曲線のことをいいます。

次のコマンドで引くことができます。

  • [罫線-軌跡]
  • [挿入-作図-簡易作図開始]を選択し、軌跡 [軌跡]をクリックする
  • ナレッジウィンドウ[作図]の 矢印・文字枠付き図形を選択するタブ シートで 軌跡 [軌跡]をクリックする

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記入文例

文書に付ける文例のことです。
報告書などのフォームによく使われる定型文などを記入文例として付けておくと、報告書を作るときに簡単にその文例を挿入することができ便利です。

ナレッジウィンドウ[シンキングテンプレート]の[文字抽出用タグや付加情報の追加▼]-[記入文例の追加/修正]を選択して文例を設定します。
文例を付けている文書を開いて、ナレッジウィンドウ[シンキングテンプレート]の[記入文例]に表示されている一覧から文例を選択してクリックすると、文書中に挿入できます。

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基本編集(基本編集フェーズ)

文書作成を支援するために一太郎2004から追加された作業フェーズの1つです。
基本編集フェーズは、これまでの一太郎と同じ基本の画面です。
文書中に図や枠を貼り付けたり、貼り付けた図や枠を操作したりするのに適しています。図や枠を効果的に利用することによって、文書にアクセントを与え、読み手の興味を引くことができます。

次の操作で切り替えます。

  • [表示-作業フェーズ-基本編集]を選択する
  • フェーズタブの[基本編集]をクリックする

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逆順印刷

文書の最終ページから前のページに向かって順に印刷する機能のことです。
プリンタによっては、あとから排出された紙が上に表向きに重なって、ページの順番が逆になるもの、あとから排出された紙が裏向きになってページの順番がそのとおりになるもの、の2タイプがあります。
排出された紙が上に表向きに重なってしまうプリンタを使っている場合に、最初のページがいちばん上になるように印刷したいときに利用します。

[ファイル-印刷]の[詳細]シートで[逆順印刷]を チェックボックスオン にすると実行できます。

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脚注

本文の下に、補足・注意・説明などの脚注文章を入力する機能です。

脚注を設定すると、本文中に「フォルダ*1」の「*1」ように脚注番号が挿入され、脚注文章を入力する領域(脚注エリア)が用意されます。
脚注番号は自動的に連番になり、ページごとに連番にするか、文書全体を通して連番にするかを設定できます。
そのほか、脚注文章を1ページごとに付けるか、文書の終わりにまとめて付けるかなども設定できます。

[挿入-脚注/割注/注釈]で[脚注]を選択して作ります。
ドキュメントナビの単行本・マニュアルモードの場合は、[挿入-脚注作成]で作ります。

脚注の例

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脚注エリア

[挿入-脚注/割注/注釈]で脚注を作ると開く、脚注文章を入力するための領域のことです。

[挿入-脚注/割注/注釈]を選択してから[脚注オプション]をクリックして、脚注オプションダイアログボックスで[脚注エリアを印刷する]を チェックボックスオン にしている場合に、イメージ編集画面では、指定した位置(ページ末 か 文書末 のどちらか)に、脚注エリアが表示されます。
ドラフト編集画面/マルチビューの画面では、[挿入-脚注/割注/注釈]を選択してから[脚注エリアを開く]/[脚注エリアを閉じる]で脚注エリアの表示/非表示を切り替えることができます。
アウトラインの画面では表示できません。

脚注エリアの例

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脚注区切り

ドラッグして、脚注エリアの表示領域を変えます。

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脚注番号

脚注のあることを示すために、文書中に表示する印のことです。

一般的に、「*1」や「i)」などの印が利用されます。付ける印は、[挿入-脚注/割注/注釈]で自由に設定できます。

脚注番号のサイズは、セットアップ直後の状態で上付1/4サイズになります。変えたい場合は、[挿入-脚注/割注/注釈]の[脚注]の[脚注オプション]をクリックして、[脚注オプション]ダイアログボックスの[脚注番号の文字スタイル]で設定します。

脚注用の番号は、ページごとに連番にするか文書全体を通して連番にするかを、脚注オプションダイアログボックスの[番号の振り方]で設定します。

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脚注文章

脚注番号に対するそれぞれの補足・注意・説明などの文章のことです。

脚注エリアに入力します。

[挿入-脚注/割注/注釈]の[脚注オプション]から、脚注エリアの位置や印刷するかしないかなどを設定することができます。
ドキュメントナビの単行本・マニュアルモードの場合は、[挿入-脚注オプション]で設定できます。

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キャッシュ

ブラウザで、すでにアクセスしたWWWサーバー(World Wide Web)のデータをハードディスク内のファイルに効率的に保管しておき、再度データにアクセスした場合などに、保管されているファイルの中から直接呼び出して高速に表示する手法のことをいいます。
そうした機能によって保管されたファイル自身のことを指す場合もあります。

[ツール-オプション-インターネットオプション]の[キャッシュ]シートで設定できます。

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行送り

行の上端から次行の上端までの距離を指します。改行幅ともいいます。

改行幅(行送り)の例

改行幅(行送り)は、次のコマンドで設定することができます。

  • [書式-改行幅-広く〜ページ内均等割付]
  • [書式-段落属性-設定]の[属性・改行幅]シート
  • [書式-文字・段落スタイル]の[追加・削除▼]-[新規]の[属性・改行幅]シート
  • [書式-文字・段落スタイル]の[スタイル変更]の[属性・改行幅]シート

※ドラフト編集画面の場合に、[表示-表示切替-行送り]を選択してメニューにチェックマーク(レ)を付けるか、[表示-画面表示設定]の[ドラフト編集]シートの[行送り表示]を チェックボックスオン にすると、画面の左側に改行幅(行送り)が数値で表示されます。

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行送り調整

文字の大きさに合わせて改行幅(行送り)を自動調整する機能をいいます。
改行幅(行送り)の高さよりも大きい文字を入力したとき、文字が上の行の文字と重なるのを防ぎます。

次のコマンドで設定します。

  • [書式-フォント・飾り-設定]の[フォント]シート
  • [書式-フォント・飾り-入力時の設定]の[フォント]シート
  • [書式-文字サイズ-任意]
  • [書式-文字・段落スタイル]の[追加・削除▼]-[新規]の[フォント]シート
  • [書式-文字・段落スタイル]の[スタイル変更]の[フォント]シート
  • [ツール-ランク-設定/解除]の[スタイル詳細]の[フォント]シート

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行送り表示

行の上端から次行の上端までの高さを表示します。

ドラフト編集画面の場合に、[表示-表示切替-行送り]を選択してメニューにチェックマーク(レ)を付けるか、[表示-画面表示設定]の[ドラフト編集]シートの[行送り表示]を チェックボックスオン にすると表示できます。

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行間

文字の下のラインと次行の文字の上のラインとの間のスペースを指します。

行間の例

次のコマンドで設定します。

  • [書式-ページスタイル-設定]の[新規]/[詳細]の[スタイル]シート
  • [書式-文書スタイル]の[スタイル]シート
  • [挿入-レイアウト枠-スタイル変更]の[スタイル]シート
  • [挿入-差込-枠スタイル変更]の[スタイル]シート
  • 文字枠付きテンプレート図形を右クリックして表示されるメニューから[文字の追加/スタイル設定]を選択し、[スタイル]シート

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行間ライン

行と行の間に表示される線のことです。

[表示-画面表示設定]を選択して表示されるダイアログボックス*1の[ドラフト編集]シート/[イメージ編集]シート/[アウトライン]シート/[マルチビュー]シートで、行間ラインの色や、行間ラインを表示するかしないかを設定します。

*1現在の作業フェーズによって、表示されるシートは異なります。提出確認フェーズでは行間ラインの設定はできません。

※[ツール-オプション-オプション]で、[カーソル-文字カーソル]の[カーソル位置の行を強調表示する]を[する]にすると、カーソルがある行の行間ラインが太く表示されます。
また、[表示-表示切替-読みやすい文字で表示する]を選択しても、文字がある行の行間ラインを表示するかしないかを選択できます。

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行固定/行指定

罫線表に列を挿入・削除する場合の対象範囲の指定方法です。

  • 行固定

    指定した範囲を含む罫線表の、連続したすべての行が対象となります。

  • 行指定

    指定した行のみが対象となります。

[罫線-行・列操作-列挿入/列削除]を選択し、ステータスバーの[行固定]/[行指定]をクリックして切り替えます。

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行削除

行をまるごと削除することをいいます。

罫線表の場合は、指定した範囲の1行全体を文字も含めて削除し、表を縦方向(縦組みの場合は横方向)に縮めることをいいます。

次のコマンドやキー操作で実行します。

  • Shift+Deleteキーを押す
  • 行単位で範囲指定して、Deleteキーを押すか、[編集-切り取り]を選択する
  • [罫線-行・列操作-行削除]を選択する

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強制編集

参照専用文書を、同じ名前で上書保存できるようにして開くことをいいます。
参照専用文書を開いて内容を編集したあと、同じドライブ・フォルダ・ファイル名で保存できます。

[ファイル-開く]の[詳細]をクリックし、[強制編集]を チェックボックスオン にしてファイルを開きます。

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行挿入

空白行を挿入することをいいます。

罫線表の場合は、上の行と下の行の間に指定した範囲の空白行を挿入し、表を縦方向(縦組みの場合は横方向)に伸ばすことをいいます。

次のコマンドやキー操作で実行します。

  • Shift+Insertキーを押す
  • [罫線-行・列操作-行挿入]を選択する

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行属性

改行幅を変えたり注釈行を設定した場合などに画面の左端に表示される、行に対する処理を記号で表したものです。
この部分の右側の空白をドラッグすると、行単位・段落単位・ページ単位の範囲指定が可能です。また右クリックでメニューが表示され、改行幅や目次などが設定できます。

[表示-画面表示設定]を選択して表示されるダイアログボックス*1の[ドラフト編集]シート/[イメージ編集]シートの[行属性表示]を チェックボックスオン にすると表示されます。

*1現在の作業フェーズによって、表示されるシートは異なります。アウトラインの画面/提出確認の画面/マルチビューの画面では行属性を表示できません。

※イメージ編集画面の場合は、左側のマージン領域にポインタを合わせ、ポインタが 指マークのポインタ になったところでダブルクリックしても、行属性の表示/非表示を切り替えることができます。

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行属性表示

画面左端に行属性を表示することをいいます。行属性には、設定された属性によってさまざまな記号が表示されます。

[表示-画面表示設定]を選択して表示されるダイアログボックス*1の[ドラフト編集]シート/[イメージ編集]シートの[行属性表示]で、行属性を表示するかしないかを設定することができます。

*1現在の作業フェーズによって、表示されるシートは異なります。アウトラインの画面/提出確認の画面/マルチビューの画面では行属性を表示できません。

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行頭シフト

文書全体の行頭位置を移動する機能をいいます。

次のコマンドで設定します。

  • [書式-文書スタイル]の[体裁]シート
  • [ツール-ランク-設定/解除]

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行に付く枠

枠を作るときに、[枠の基準]の[行]または[行中央]を選択して作った枠のことです。

枠は次の方法で作ります。

  • [編集-形式を選択して貼り付け-形式を選択]
  • [挿入-差込-枠作成]
  • [挿入-絵-画像枠作成/テロップ枠作成/ビデオ枠作成 *1 /アクセスカウンタ枠作成/グラフ枠新規作成/グラフ枠対話作成]
  • [挿入-レイアウト枠/オブジェクト枠-作成]
  • [ツール-HTML-HTML編集メニュー-Javaアプレット枠の作成] *2
  • [ツール-HTML-HTML編集メニュー-プラグイン枠の作成] *3
  • [ツール-HTML-HTML編集メニュー-イメージボタン枠の作成]

*1ビデオが再生されていないとき、枠の中には ビデオ枠アイコン が表示されます。

*2枠の中には Javaアプレット枠アイコン が表示されます。

*3枠の中には プラグイン枠アイコン が表示されます。

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行番号表示

文書全体に行番号をふって表示します。

基本編集フェーズで[表示-画面表示設定]の[ドラフト編集]シートで[行番号表示]を チェックボックスオン にした場合に表示されます。

※次の方法で設定した行番号とは関係ありません。

  • [書式-文書スタイル]を選択し、[行番号表示]シートで設定する
  • [書式-行番号]を選択して指定した範囲に行番号を設定する

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共有文書設定ファイル

共有文書ツリーの内容が保存されている、拡張子が .ENV のファイルです。

セットアップ直後の状態の 共有文書設定ファイル は 情報共有.ENV で、共有文書ツリーの使い方を説明する文書や、共有文書ツリーのサンプル内容を保存しています。

共有文書設定ファイル を共有すると、別々の環境で同じ共有文書ツリーを使うことができ、グループで共有したい情報へのアクセスがより簡単になります。

共有文書設定ファイルの新規作成/変更は、[ナビ-共有文書-共有文書ツリーの設定]の[設定ファイル▼]-[新規作成/ファイル変更]を選択して行います。

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共有文書ツリー

[ナビ-共有文書-共有文書を開く/共有文書へ保存]の[共有文書ツリー]に表示される、共有文書フォルダや共有文書ファイルの階層を、共有文書ツリーといいます。

共有文書フォルダや共有文書ファイルには、ネットワーク上のいろいろな場所にあるフォルダやファイルを割り付けることができます。
また、共有文書ツリーの階層は自由に分類・整理することができます。

共有文書ツリーの設定は[ナビ-共有文書-共有文書ツリーの設定]を選択して行います。

共有文書ツリーの例

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共有文書ファイル

共有文書ツリー内の、実際のファイルが割り付けられているファイルのことです。
共有文書ツリー内では、共有文書ファイルアイコン で表示されます。

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共有文書フォルダ

共有文書ツリー内のフォルダのことです。
実際のフォルダが割り付けられているフォルダ( 共有文書フォルダ1 )と、実際のフォルダが割り付けられていない、共有文書ツリーを分類・整理するためのフォルダ( 共有文書フォルダ2 )の2種類があります。

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均等割付

指定した範囲内に文字列を等間隔に配置することをいいます。

[書式-文字割付-均等割付]で設定します。

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均等割付枠

均等割付を実行した範囲のことをいいます。
印刷イメージ画面と提出確認の画面以外で、均等割付枠に紫の下線が付きます。

均等割付は、[書式-文字割付-均等割付]で設定します。

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