- シート
- シートタブ
- シートタブスクロールボタン
- シートタブ領域ボタン
- 字間
- 時間フィールド
- 色相
- 字種・字体同一視
- 辞書順
- システムマクロ
- 自動バックアップ
- 自動バックアップファイル
- ジャスティフィケーション
- 斜線
- 自由位置
- 十字カーソル
- 修飾キー
- 昇順/降順
- 小数部
- 小数部桁数
- 情報表示
- 情報ボックス
- ショートカットメニュー
- シリアルナンバー
- シンキングテンプレート
- シンボル
シート
一太郎では、1つの文書ファイルに、他の一太郎文書や他のアプリケーションのファイルを取り込んで編集・保存ができます。その取り込んだ文書の1つ1つを「シート」または「一太郎ワークシート」 といいます。
例えば、一太郎で作った文書、表計算ソフトで作った表のデータ、図形ソフトで作った図面など、別々のファイルとして編集・保存していたものを、シートとして追加することで1つのファイルにまとめて編集・保存ができます。
※シートとして追加できるのは、インプレース編集のサーバー機能に対応しているアプリケーションのデータです。
一太郎を起動したときや[ファイル-新規作成]を実行したときには、メインシート(画面下部のシートタブに「 Sheet1」と表示されているシート)と呼ばれる1枚の一太郎文書のシートだけで構成されています。
メインシート以外のシートは、あとから自由に追加して、シートを切り替えながら編集します。
シートを切り替えるには、表示したいシート名のタブをクリックするか、現在編集中のシートのシートタブをクリックして表示されるシートの一覧から選択します。
シートタブ
シートに付いているタブで、シートの名前が表示されます。
現在編集対象となっているシートは、シート名が太字で表示され、アンダーラインが付いています。また、メインシートは、シート名の前に が付きます。
他のシートタブをクリックしてシートを切り替えたり、シートタブ上で右クリックしてシートを操作するショートカットメニューを表示できます。また、[ファイル-シート-シートの名前変更]でシート名やシートタブの色を変えたり、[表示-画面表示設定]の[共通]シート でシートタブを表示する位置を変えたりできます。
シートタブスクロールボタン
シートタブの隣にある ・
です。クリックするとシートタブ領域を左右にスクロールすることができます。
シート数が多い、または、シート名が長い場合など、すべてのシートタブが画面に表示しきれていないときに利用します。
シートタブ領域ボタン
シートタブ表示領域の端にある です。ドラッグして、シートタブを表示する領域を広げたり狭くしたりします。
字間
文字と文字の間隔のことをいいます。
次のコマンドで設定します。
- [書式-フォント・飾り-設定]の[字間]シート
- [書式-文字・段落スタイル]の[追加・削除▼]-[新規]の[字間]シート
- [書式-文字・段落スタイル]の[スタイル変更]の[字間]シート
- [書式-ページスタイル-設定]の[新規]/[詳細]の[スタイル]シート
- [書式-文書スタイル]の[スタイル]シート
- [挿入-差込-枠スタイル変更]の[スタイル]シート
- [挿入-レイアウト枠-スタイル変更]の[スタイル]シート
- [ツール-ランク-設定解除]の[スタイル詳細]の[字間]シート
- 文字枠付きテンプレート図形を右クリックして表示されるメニューから[文字の追加/スタイル設定]を選択し、[スタイル]シート
時間フィールド
任意の時間をあらかじめ設定した書式で入力できる領域のことです。
時分秒と表示するか時分と表示するか、コロン(:)で区切るかハイフン(−)で区切るかなどを設定できます。
また、自動的に現在の時刻を表示したり、その文書を印刷した時刻を表示したりすることもできます。
[挿入-フィールド-作成]または[挿入-差込-フィールド作成]を選択し、[種類]で[時間]の書式を選択して作ります。
色相(シキソウ)
色を表す3要素の1つで、色合いや色調(赤である・青である)のことをいいます。
[ツール-オプション-カラーパレット]の[カラー編集]/[カラー追加]で設定します。
字種・字体同一視
あいまい検索の詳細設定の1つで、文字列を検索する際、文字の種類や新字体・旧字体などの表記が異なっていても、同じ文字列として検索を行うことをいいます。
次のコマンドで、[あいまい検索]を にし、[詳細]をクリックして設定します。
- [編集-検索]の[検索方法]で[文字]を選択する
- [編集-置換]の[検索・置換方法]で[文字→文字]または[文字→飾り]を選択する
※[あいまい検索]が表示されていない場合は、[詳細>>]をクリックします。
- [編集-ジャンプ-文字]
- [編集-絞込-実行]
- [挿入-作図-部品呼び出し]の[詳細検索]
辞書順
データなどの並べ替え方法の1つです。
[辞書順]を選択した場合は、次のように並べられます。
- 記号類→かな→漢字 の順で並べられます。
- 記号類と漢字は、JISコード順で並べられます。
- かなの並べ替え順は、促音/拗音→清音→濁音→半濁音 の順で並べられます。
[例]「はっぱ」→「はつぱ」→「ばつぱ」→「ぱつぱ」
- 同じ読みのかなは、ひらがな→カタカナ の順で並べられます。カタカナは全角・半角の区別なく並べられます。
- 分離濁音「゛」は、前の文字と組み合わせることができる場合は1つの濁音となり、清音→分離濁音→濁音 の順で並べられます。
- 長音「ー」は、前の文字の母音の次に並べられます。ただし、前の文字がかなでない場合は記号として扱われます。
[例]「ぴゅう」→「びゅー」→「ぴゅえ」
システムマクロ
一太郎上で共通して広く利用できる種類のマクロです。
システムマクロとして登録したマクロは、どんな文書を編集中でも、実行することができます。
システムマクロは、[ツール-オプション-オプション]の[登録ファイル]の[システムマクロ登録ファイル]で設定されているファイルに登録されるので、複数のシステムマクロ登録ファイルを作っておけば、状況に応じてファイルに切り替えて利用することができます。
[ツール-マクロ-実行・編集]で実行したり、メニューやツールボックスに割り付けて実行したりすることができます。
※一太郎マクロには、システムマクロのほかに「文書マクロ」があります。
自動バックアップ
停電などが起きて一太郎を正常に終了できなかった場合、作成中の文書が失われてしまうのを防ぐために、一定間隔で自動的に一時的なファイルを作る機能です。
不正終了後の次回起動時に、自動バックアップファイルを読み込むか読み込まないかのメッセージが表示され、[はい]を選択すると自動的に読み込まれます。
また、ファイルを保存し忘れて一太郎を終了してしまった場合に、[ファイル-文書補助-保存し忘れた文書のバックアップを開く]を選択すると、自動バックアップされたファイルを開くことができます。
※[ツール-オプション-オプション]の[ファイル操作-自動バックアップ]の[自動バックアップを行う]で、自動バックアップするかしないかを設定することができます。
自動バックアップファイル
停電などが起きて一太郎を正常に終了できなかった場合、作成中の文書が失われてしまうのを防ぐために、一定間隔で自動的に作られる一時的なファイルです。
一太郎が不正終了したときには、次回起動時に、自動バックアップファイルを読み込むか読み込まないかのメッセージが表示され、[はい]を選択すると自動的に自動バックアップファイルが読み込まれます。[いいえ]を選択すると、自動バックアップファイルは破棄されます。
また、ファイルを保存し忘れて一太郎を終了してしまった場合に、[ファイル-文書補助-保存し忘れた文書のバックアップを開く]を選択すると、自動バックアップファイルを開くことができます。
※[ツール-オプション-オプション]の[ファイル操作-自動バックアップ]の[自動バックアップを行う]で、自動バックアップするかしないかを設定することができます。
ジャスティフィケーション
欧文だけ、または和文と欧文が混在している行のワードスペース(単語間のスペース)を調節して行末をそろえる機能です。 和文だけの行では、字間が調節されて行末がそろいます。
ジャスティフィケーションの設定は、次のコマンドで行います。
- [書式-文書スタイル]の[体裁]シート
- [書式-段落属性-設定]の[文字揃え]シート
- [書式-文字・段落スタイル]の[追加・削除▼]-[新規]の[文字揃え]シート
- [書式-文字・段落スタイル]の[スタイル変更]の[文字揃え]シート
- [書式-ページスタイル-設定]の[新規]/[詳細]の[体裁]シート
- [挿入-差込-枠スタイル変更] の[体裁]シート
- [挿入-レイアウト枠-スタイル変更] の[体裁]シート
- [ツール-ランク-設定/解除]の[スタイル詳細]の[文字揃え]シート
- 文字枠付きテンプレート図形を右クリックして表示されるメニューから[文字の追加/スタイル設定]を選択し、[スタイル]シート
斜線
[罫線-斜線]で引いた線のことを指します。
[罫線-斜線]では、斜めの線だけでなく、縦横の垂直・水平な線も引くこともできます。文字と重ねて引くことができるなど、[罫線-罫線]や[罫線-軌跡]で引いた線とは性質が異なるため、一太郎では、[罫線-斜線]で引いた線を総称して「斜線」と呼んでいます。
自由位置
タブやインデント設定するときの位置です。文書全体に均等な幅で設定する基本幅に対して、自由な位置に設定するものです。
自由位置は複数設定することができ、長さの違う項目を入力する場合などに便利です。
次のコマンドで設定します。
- [書式-インデント/タブ-インデント位置設定]
- [書式-インデント/タブ-タブ位置設定]
- [書式-段落属性-設定]の[文字揃え]シートの[タブ設定]
- [書式-文字・段落スタイル]の[追加・削除▼]-[新規]の[文字揃え]シートの[タブ設定]
- [書式-文字・段落スタイル]の[スタイル変更]の[文字揃え]シートの[タブ設定]
- [ツール-ランク-設定/解除]の[スタイル詳細]の[文字揃え]シートの[タブ設定]
十字カーソル
罫線モードに切り替えたときに表示される、行方向/列方向に十字で交差したカーソルのことです。
線を引くときに、行位置や列位置を確認する目安になります。
F11[十字カーソル]で、十字カーソルの表示/非表示を切り替えることができます。
修飾キー
次のキーのグループのことです。
- Shiftキー
- Ctrlキー
- Altキー
- Shift+Ctrlキー
- Shift+Altキー
- Ctrl+Altキー
- Shift+Ctrl+Altキー
[ツール-割付-キー]でコマンドやマクロをキーに割り付けるときに選択できます。
昇順/降順
データなどの並べ替え方法の1つです。
- 昇順
数値であれば小さい数からだんだん大きくなるように並べ、かなであれば五十音順に並べます。
記号類・漢字はコード順に並べます。 - 降順
数値であれば大きい数からだんだん小さくなるように並べ、かなであれば五十音順の逆順に並べます。
記号類・漢字はコード順の逆順に並べます。
小数部
小数点以下の桁のことをいいます。
表計算を行うとき、計算結果に対して小数点何桁まで表示し、どう処理するかを設定します。
[罫線-計算-計算]の[小数部]と[丸め方]で設定します。
小数部桁数
小数部以下の桁数のことをいいます。
数字フィールドで、小数部以下の何桁まで表示するかを設定します。
[挿入-フィールド-作成]を選択、[種類]で[数字]の中から書式を選択し、[数字型詳細]をクリックして設定します。
情報表示
カーソル位置の文字や枠などの情報を画面に表示することです。
以下のコマンドで表示します。
- ナレッジウィンドウの[カーソル位置の情報表示]
ナレッジウィンドウ[メモ/情報]を選択すると、ナレッジウィンドウの[カーソル位置の情報表示]にカーソル位置の文字や枠、実行されたコマンドなどの詳細情報が表示されます。
- [表示-カーソル位置の情報表示]
情報表示ダイアログボックスが表示され、カーソル位置の文字や枠、実行されたコマンドなどの詳細情報が表示されます。
- [挿入−脚注/割注/注釈]
[注釈]をクリックし、[前注釈文章]/[次注釈文章]をクリックして注釈にジャンプします。注釈文章、注釈者名、日付・時刻などの注釈に関する情報が表示されます。
※一太郎の文書上で、注釈マーク(ドラフト編集画面・アウトラインの画面・マルチビューの画面では
、イメージ編集画面では
)をクリックすると注釈ダイアログボックスが表示され、クリックした注釈マークに設定されている情報が表示されます。
- [ツール-添削(赤入れ)-情報表示]
添削情報ダイアログボックスが表示され、添削者名、日付・時刻などの添削に関する情報が表示されます。
※文字飾りも添削として扱う場合は、文字飾りが設定されている文字列上で、添削者名、日付・時刻は表示されません。
情報ボックス
コンセプトナビやインターネットブーメランで利用する、問い合わせの対象となる情報をためておく専用の文書データベースです。
コンピュータ上のどこにどんな情報を持った文書があるかを記憶しています。
情報ボックスに取り込める情報には、次の4種類があります。
- WWWのデータ(自動巡回でダウンロードしたファイル/ブラウザのキャッシュファイル)
- メールソフトで受信・送信したデータ
- ハードディスク上の各種ファイル(HTML文書、一太郎・Word・Excelなどで作ったデータなど)
- パソコン通信の通信ログ
情報ボックスの作成は、インターネットブーメランで簡単に行えます。
一太郎には、一太郎で管理できる一太郎情報ボックスが用意されています。一太郎情報ボックスは、一太郎で扱ったフォルダにあるファイルを情報として取り込んで、自動的に作成・更新されます。
ショートカットメニュー
画面の各部で右クリック、もしくは、Ctrl+.(る)キー/Shift+F12キーを押すと表示されるコマンドメニューです。
カーソルの位置、範囲が指定されているかどうか、罫線や簡易作図コマンド実行中かどうかなどの状況に応じて、よく使う便利なコマンドが表示されます。
メニューの外でクリックしたり、Escキーを押したりすると、選択を中止することができます。
シリアルナンバー
製品1つ1つに発行される18桁の番号のことです。
製品に同梱されている「お客様控え」に記載されています。
シンキングテンプレート
文書の作成・活用を手助けするテンプレートファイルのことです。
シンキングテンプレートを利用すると、スピーディーに見栄えのよいビジネス文書を作ることができます。また、あらかじめ文字抽出の条件となる文書種類や文字抽出用タグが設定されているので、あとから必要な情報だけを集めることも簡単にできます。
ナレッジウィンドウ[シンキングテンプレート]から、標準で搭載されているシンキングテンプレートを利用できます。
別売のシンキングテンプレートシリーズをセットアップすると、さらに多くのシンキングテンプレートが利用できるようになります。
シンボル
特殊な記号やマークがデザインされた書体のことです。
代表的なフォントとして、Symbol や Wingdings などがあり、これらのフォントを利用すると や
などのマークを入力できます。
一太郎では、[挿入-記号/リーダ/スペース-シンボル]を実行して、一覧から選択して入力することができます。