用語解説[せ]

セキュリティ

一太郎には、[ファイル-セキュリティ]というコマンドがあり、文書や情報を保護するための機能がまとめられています。

[ファイル-セキュリティ]では次のことが行えます。

  • 文書の閲覧を制限する

    文書を開くときに、ここで設定するパスワードと一致しないと開けないようにします。

    ※[ファイル-名前を付けて保存]で[詳細]をクリックしてパスワードを設定するのも同じ機能です。

  • 文書の編集・保存・印刷を制限する

    文書を開いたときに編集・保存・印刷を制限し、ここで設定したパスワードと一致しないと制限を解除できないようにします。

    ※提出確認フェーズでコマンドバーの [文書の改ざんを禁止/解除] [文書の改ざんを禁止/解除]をクリックしてパスワードを設定するのも同じ機能です。

  • 特定の文字列や図・表を隠した文書(マスキング文書)を作る

    文書を公開するために、機密性の高い情報(文字列や図・表)を隠した別文書を作ります。

このほか、文書を開いても同じ場所に同じ名前で保存できないように保護する「参照専用保存」という機能もあります。参照専用保存は、[ファイル-名前を付けて保存]の[詳細]で設定できます。

※「セキュリティ」は、一太郎12〜9では[ファイル-文書情報-文書セキュリティ設定/文書セキュリティ解除]で設定する「文書の編集・保存・印刷の禁止」(上記「文書の編集・保存・印刷の制限」と同じ)を指していました。

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絶対パス

ファイルの指定をする際に、そのファイルがどこにあるかを表す方法の1つです。

フォルダやファイルを、各ドライブを基準にして指定します。
例えば、A:¥ や C:¥ といったローカルドライブを基準にして、フォルダやファイルのある場所を指定します。

この方法の利点は、現在の場所をまったく意識せずにフォルダやファイルを指定できることです。
相反する指定方法として、「相対パス」という方法があります。

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説明文

入力ガイドにポインタやカーソルを合わせると、入力ガイドに設定されている説明文がツールチップで表示されます。

入力ガイドの例

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説明文付き画像枠

説明文の入力欄が付いている画像枠のことです。
説明文の文字は、説明文枠内に直接入力します。

ナレッジウィンドウ[作図]の 説明文付き画像枠(下説明文) [説明文付き画像枠(下説明文)]/ 説明文付き画像枠(上説明文) [説明文付き画像枠(上説明文)]/ 説明文付き画像枠(左説明文) [説明文付き画像枠(左説明文)]/ 説明文付き画像枠(右説明文) [説明文付き画像枠(右説明文)]をクリックして作ります。

すでに文書中に挿入している画像枠に説明文枠を追加したい場合は、画像枠上で右クリックして表示されるメニューから[枠の説明文]を選択して設定します。
画像枠を選択している場合は、ナレッジウィンドウ[作図]の[説明文]で説明文を付けたい位置を選択して[<<反映]をクリックしても同じです。

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ゼロサプレス

数字フィールドで、フィールド内に入力した整数部分の桁数が指定した桁数より少ない場合、余りの部分をどのように表示するかの方法をいいます。
以下の方法で作れます。

  • [挿入-フィールド-作成]を選択し、[種類]で[数字]の中から書式を選択し、[数字型詳細]をクリックして設定
  • [挿入-差込-フィールド作成]

[挿入-フィールド-変更]や[挿入-差込-フィールド変更]で変えることもできます。

ゼロサプレスの例

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全角外字(標準外字/拡張外字)

旧バージョンの一太郎などで作った全角外字のJUST外字ファイル(*.UFO)のことです。
そのままでは一太郎2006では使えないため、[ツール-オプション-互換設定/コンバータ-外字コンバータ]でWindowsで使えるTrueType外字ファイルにコンバートします。

外字ファイルからコンバートした外字は、標準外字または拡張外字に割り当てて登録するか、その両方に割り当てずに登録することができます。登録方法により、外字を入力する方法が異なります。

標準外字として登録すると、コンバートした外字ファイルを書体の通常領域に割り当てるので、外字として使えます。普通は標準外字に登録します。

拡張外字として登録する場合は、ジャストシステム独自の方法により、コンバートした外字ファイルを、書体のUnicode拡張外字領域に割り当てることができます。外字ファイルが複数ある場合は、拡張外字に登録しておくと便利です。

外字領域(Unicode)

  • E000〜E757 … 通常外字領域(1880文字)
  • E758〜F8FF … 拡張外字領域(4520文字)

    ※拡張外字では、下記3つのどの領域に外字を割り当てるかを選択します。

    1. E758〜EEAF(1880文字)
    2. EEB0〜F607(1880文字)
    3. F608〜F8FF(760文字)

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全画面表示

現在編集対象になっているウィンドウの編集領域を、画面いっぱいに表示させることです。 タイトルバーやメニューバーは表示されなくなり、全画面表示専用のルーラーやスクロールバーなど、必要最小限のものだけが表示されます。

全画面表示に切り替えるには、[表示-全画面表示]を選択します。 全画面表示を終了するときは、画面に表示されている[全画面表示切替]をクリックするか、編集画面上で右クリックして表示されるメニューから[全画面表示終了]を選択します。

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線サイズ

簡易作図モードで線を引くときの線の太さのことをいいます。

[挿入-作図-簡易作図開始]を選択して簡易作図モードに入り、ツールボックスの 図形線サイズ [図形線サイズ]をクリックして選択します。

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センタリング

指定した段落を中央に配置することです。 センタリングを設定した段落内では、文字を追加・削除しても自動的に中央に再配置されます。

次のコマンドで設定します。

  • [書式-文字揃え-センタリング]
  • [書式-段落属性-設定]の[文字揃え]シート
  • [書式-文字・段落スタイル]の[追加・削除▼]-[新規]の[文字揃え]シート
  • [書式-文字・段落スタイル]の[スタイル変更]の[文字揃え]シート
  • [罫線-罫線セル属性-設定]の[文字揃え]
  • [ツール-ランク-設定/解除]の[スタイル詳細]の[文字揃え]シート
  • 文字枠付きテンプレート図形を右クリックして表示されるメニューから[文字の追加/スタイル設定]を選択し、[スタイル]シート

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全段共通設定

文書に段組を設定したとき全段組に共通する段間や段間罫線の種類の設定項目のことです。

[書式-段組-オプション]で設定します。

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全ファイル検索

ハードディスクなどに保存されているファイルの中から、指定した文字列が存在するファイルを探して一覧表示する機能です。

文字列・文書作成者・日付・キーワードなどを指定すると、該当する文書ファイルが検索されます。

[ツール-拡張機能-全ファイル検索]で実行します。

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