「文書」と「文章」といった表記は、[表記ゆれ]ではチェックされません。この場合、文書中で使われている単語の一覧を確認することにより、字面の似たゆれ表記を見つけることができます。
一覧表示する単語の品詞と表示する順序を設定すると、似たような表記の単語が並ぶので、比較的チェックしやすくなります。
■操作
- [ツール-文書校正-使用単語一覧]を選択します。
[使用単語一覧]ダイアログボックスが表示されます。
- [一覧方法]から、一覧表示するときの単語の並び順を選択します。
- [詳細設定]から、一覧表示する単語の品詞を
にします。
- [OK]をクリックします。
[(使用単語一覧)-結果]ダイアログボックスが表示され、使用単語とみなされた単語が一覧表示されます。
- [表記一覧]から、修正したい単語を選択します。
- [表記]に訂正候補を入力して、[置換]または[全て置換]をクリックします。
本文中の単語が修正されます。
※[本文編集]をクリックすると、直接本文を編集できます。その場合は、編集が終了したら、Escキーを押す、または、F5[編集終了]を選択して、[(使用単語一覧)-結果]ダイアログボックスに戻ります。
- [終了]をクリックします。
[(使用単語一覧)-結果]ダイアログボックスが閉じられます。
※置換は、[表記一覧]に表示されている赤文字の部分に対して実行されます。
●テクニック
- 操作6 のあと、[再チェック]をクリックすると、最新の本文の内容でもう一度使われている単語のチェックを実行できます。
- [(使用単語一覧)-結果]ダイアログボックスの[表記ジャンプ]をクリックすると、使用単語だけが一覧表示されるので、使用単語の全体を把握するのに役立ちます。また、次のように操作すると、修正したい単語が使用されている場所をすばやく見つけることができます。
- [(使用単語一覧)-結果]ダイアログボックスの[表記ジャンプ]をクリックします。
[使用単語一覧-表記ジャンプ]ダイアログボックスが表示されます。
- [表記一覧]から、修正したい単語を選択します。
- [OK]をクリックします。
[使用単語一覧-表記ジャンプ]ダイアログボックスが閉じられ、[(使用単語一覧)-結果]ダイアログボックスに戻ります。
[表記一覧]では、操作2 で選択した単語が使用されている場所が表示されます。
- [(使用単語一覧)-結果]ダイアログボックスの[表記ジャンプ]をクリックします。