Microsoft Wordで罫線を引く際に、表のプロパティで[文字列の折返し]を[する]に設定していると、一太郎に読み込んだときにレイアウトが異なる場合があります。
[現象]
- Wordで疑似改行 *1 も設定されていると、罫線データの横に、文章が繰り上がって表示される
*1Word上では、「↓」と表示されます。
- 罫線データに空白セルが追加される
- 罫線データの配置場所が異なる
[文書例]
この現象は、データ互換上の制限です。次のどちらかの方法で対処してください。
■一太郎に読み込んだあと、レイアウトを修正する
一太郎に読み込んだあと、一太郎でレイアウトを修正します。
- 罫線を移動したり、表の中の文字や罫線を消す
- 改行マークやスペースなどを入れてレイアウトを整える
■Wordで、設定を変えて保存しなおす
Wordで、次のように設定を変えて保存しなおします。
※具体的な操作方法については、お使いのWordのマニュアル・ヘルプをご覧ください。
【[文字列の折返し]を[しない]に変える】
罫線データの[表のプロパティ]から[表]シートを開き、[文字列の折返し]で[なし]を選択します。
※上記はMicrosoft Word 2003での操作です。お使いのWordのバージョンによっては操作が異なる場合があります。
【疑似改行を通常改行に変える】
疑似改行マークを消し、Enterキーで改行を入力します。
関連項目
■関連項目
- 一太郎とWordとの罫線データの互換については、次をご覧ください。