Internet Explorerで閲覧中のホームページや、Word・Excel・PowerPointで作成した文書、Outlookで送受信したメールから、未登録単語をまとめて学習させたり、Internet Explorer・Word・Excel・PowerPointを使っているときに、ATOKの単語登録を簡単に呼び出して使うことができます。
また、Internet Explorerで閲覧中のホームページや、Word・Excel・PowerPointで作成した文書、Outlookで送受信したメールから、省入力や推測変換候補となるデータを抽出して登録することもできます。
▼注意
- この機能を使うには、Office連携ツールのセットアップが必要です。
- Office連携ツールのセットアップは、ATOK 2006のセットアップとは別に行います。
- 一太郎2006にはOffice連携ツールは含まれていません。ユーザー登録特典としてご提供しています。
詳しくは、次のホームページをご覧ください。http://www.ichitaro.com/value - Office連携ツールは、次の製品でお使いいただけます。
- Microsoft Outlook Express 6.0/5.5/5.0
- Microsoft Internet Explorer 6.0〜5.5(SP2以上)
- Microsoft Word 2003/2002/2000
- Microsoft Excel 2003/2002/2000
- Microsoft PowerPoint 2003/2002/2000
- Microsoft Outlook 2003/2002/2000
■Internet Explorerを使っているとき
Internet Explorerで閲覧中のホームページから、専門用語や固有名詞などを簡単に単語登録したり、未登録単語や用例をまとめて学習させることができます。
また、閲覧中のホームページにある単語を省入力候補として追加することもできます。
■操作
●目的の単語だけを登録する
- Internet Explorerに表示されているホームページ上で、登録したい単語をドラッグして範囲指定します。
- 範囲指定した単語の上で右クリックし、[ATOKへ単語を登録する]を選択します。
単語登録の画面が表示され、[読み]も自動的に入力されます。
※ただし、英字や数字など、単語によっては読みが自動的に入力されない場合や、適切な読みが入力されない場合があります。
- 必要に応じて[読み]と[品詞]を変更し、[OK]をクリックします。
ATOKの辞書に単語が登録されます。
●単語や用例をまとめて学習する
- Internet Explorerに表示されているホームページ上で右クリックし、[ATOKでページ内の単語を学習する]を選択します。
登録候補の一覧が表示されます。
- [実行]をクリックします。
一覧にある単語がATOKの辞書に登録されます。
●省入力候補に追加する
- Internet Explorerに表示されているホームページ上で右クリックし、[ATOKへ省入力候補を追加する]を選択します。
省入力候補の抽出と登録が開始されます。
- 「省入力候補を抽出し、追加しました。」というメッセージが表示されるので、[OK]をクリックします。
?困ったときは
→Internet Explorer上で右クリックしてもOffice連携ツールのメニューが表示されない
●こんなときは
- 登録したくない単語を削除する
[ATOKでページ内の単語を学習する]で、一覧の中から登録したくない単語を選択して[削除]をクリックすると、登録候補から削除できます。
■Word・Excel・PowerPointを使っているとき
Word・Excel・PowerPointで編集中の文書から、専門用語や固有名詞などを簡単に単語登録したり、未登録単語や用例をまとめて学習させることができます。
また、編集中の文書にある単語を省入力候補として追加することもできます。
■操作
●目的の単語だけを登録する
- Word・Excel・PowerPointのツールバーにある
[ATOKへ単語を登録する]をクリックするか、画面上で右クリックし[ATOKへ単語を登録する]を選択します。
すでに入力している単語を登録したいときは次のように操作します。
- Word・PowerPointでは、登録したい単語を範囲指定してから、操作1. を行います。
- Excelでは、登録したい単語が入力されたセルにカーソルを移動してから、操作1. を行います。
セル単位での登録になります。セルが入力状態になっているときや、セル内の文字を範囲指定しているときには、単語登録のメニューは選択できません。
- [単語][読み][品詞]をそれぞれ設定します。
- [OK]をクリックします。
ATOKの辞書に単語が登録されます。
●単語や用例をまとめて学習する
- Word・Excel・PowerPointのツールバーにある
[ATOKで文書内の単語を学習する]を選択します。
※Excelでは[ATOKでシート内の単語を学習する]です。
登録候補の一覧が表示されます。
- [実行]をクリックします。
一覧にある単語がATOKの辞書に登録されます。
●省入力候補に追加する
- Word・Excel・PowerPointのツールバーにある
[ATOKへ省入力候補を追加する]を選択します。
省入力候補の抽出と登録が開始されます。
- 「省入力候補を抽出し、追加しました。」というメッセージが表示されるので、[OK]をクリックします。
[ATOKで文書内の単語を学習する]*1 /[ATOKへ省入力候補を追加する]の対象となるのは、現在表示されているシートの文書だけです。
*1 Excelでは[ATOKでシート内の単語を学習する]です。
■Outlookを使っているとき
Outlookで送受信したメールから、未登録単語や用例をまとめて学習させたり、省入力候補として追加したりすることができます。
※メールの編集にWordを使用している場合は、単語登録の機能も利用できます。
→Word・Excel・PowerPointを使っているとき
■操作
●単語や用例をまとめて学習する
- 単語や用例を学習させたいメールが含まれるメールフォルダを選択します。
選択したメールフォルダ内のすべての文書が対象になります。
- Outlookのツールバーにある
[選択したメールフォルダ内の文書に含まれる単語をATOKで学習する]をクリックします。
登録候補の一覧が表示されます。
- [実行]をクリックします。
一覧にある単語がATOKの辞書に登録されます。
●省入力候補に追加する
- 省入力候補に追加したいメールが含まれるメールフォルダを選択します。
選択したメールフォルダ内のすべての文書が対象になります。
- Outlookのツールバーにある
[選択したメールフォルダ内の文書からATOKへ省入力候補を追加する]をクリックします。
省入力候補の抽出と登録が開始されます。
- 「省入力候補を抽出し、追加しました。」というメッセージが表示されるので、[OK]をクリックします。