登録した単語や学習した内容をバックアップするには、辞書に登録した単語の一覧をテキストファイル(単語ファイル)に保存します。
バックアップを復元するには、作成した単語ファイルを辞書に登録します。
●こんなときは
- 辞書以外にも、お気に入り文書のデータやプロパティの設定などをまとめてバックアップしたい場合は、バックアップツールを使ってバックアップすることもできます。
バックアップしたデータは、バックアップツールを使って復元することができます。 - 登録した単語や学習された内容は、ユーザー辞書に記憶されています。
ユーザー辞書をCD-R/RWなどのメディアにコピーする方法もあります。
バックアップを復元するには、コピーしたユーザー辞書を、ユーザーフォルダ内の同名ファイルに上書きします。
標準辞書セットのユーザー辞書は「ATOK19U1.DIC」という名前のファイルです。
I 登録した単語や学習した内容をバックアップする
■操作
- 辞書ユーティリティを起動します。
基本辞書セットのユーザー辞書(通常はATOK19U1.DIC)の内容が表示されます。
※別の辞書に登録されている単語を保存したい場合は、その辞書を開きます。
- [ツール-単語・用例の一覧出力]を選択し、[単語出力]シートに切り替えます。
- [出力ファイル]の[ファイル名]で、単語の一覧を保存するファイルを設定します。
保存するドライブ・フォルダ・ファイル名を入力します。
【例】Cドライブに「TANGO.TXT」という名前で作成する場合 … C:\TANGO.TXT - 一覧に出力する単語の範囲を[開始読み]と[終了読み]に入力します。
何も入力されていない場合は、すべての単語が対象となります。
- [種類]で[登録単語]と[自動登録単語]を
にします。
- 対象とする品詞を変更したい場合は、対象品詞の[設定]をクリックし、品詞を選択してから[OK]をクリックします。
全品詞でよい場合は、そのままにしておきます。
- [実行]をクリックします。
辞書ファイル内から検索された単語の一覧が、設定したファイルに保存されます。
- 「検索を終了しました。」と表示されたら、[閉じる]をクリックします。
- [閉じる]をクリックします。
II バックアップを復元する
■操作
- 辞書ユーティリティを起動します。
- [ツール-ファイルから登録・削除]をクリックし、[単語一括処理]シートに切り替えます。
- [単語ファイル]の[ファイル名]に、作成した単語ファイルの名前を入力します。
保存したドライブ・フォルダ・ファイル名を入力します。
【例】Cドライブの「TANGO.TXT」を使用する場合 … C:\TANGO.TXT - [ファイル形式]で、[ATOK]を選択します。
- [登録]をクリックします。
単語ファイル内の単語が、現在開いている辞書ファイルに一括登録されます。
- 「終了しました。」と表示されたら、[閉じる]をクリックします。
- [閉じる]をクリックします。