次のような作業を行うと、認識率を上げることができます。
■マイクの設定や周囲の音の大きさなどを確認する
マイクの設定や周囲の音の大きさなどを確認するために、ViaVoiceでは「オーディオのセットアップ」、SmartVoiceでは「入力レベル調整」を行います。
※操作の詳細については、それぞれの音声認識ソフトのマニュアル・ヘルプや各社のホームページをご覧ください。
■声を登録する
音声入力するときと同じ環境を想定して、声を登録します。ViaVoiceでは「エンロール」、SmartVoiceでは「声の登録」を行います。
※操作の詳細については、それぞれの音声認識ソフトのマニュアル・ヘルプや各社のホームページをご覧ください。
■認識されやすく発声する
次の点に気を付けて発声します。
- 声を登録したときと同じ調子で話します。一定の早さで音声入力します。
- 声の大きさとマイクの位置を一定にします。認識率が悪いと声が大きくなりがちですが、声の大きさを一定に保ちます。
- 文章は自然に続けて読み上げ、不自然に中断しないようにします。
音声認識ソフトは、前後のことばからも類推してことばを認識・変換します。そのため、単語ごとに変換するより、文章単位で変換した方が認識率が上がります。句読点を入力する位置など、自然な区切りまで続けて発声します。 - 不要なことばは発声しないようにします。
マイクから入力される音はすべて「日本語の文章」として認識されます。「えーと」や「あれ」などと発声すると、それらも文章に必要な単語として見なされ、認識結果に影響します。
■認識されないことばを単語登録する
音声入力したときに目的のことばとして認識されないときは、単語登録しておくと正しく認識されるようになります。ViaVoiceをご利用の場合には、音声認識辞書にも同時に単語登録することができます。
■操作
- VoiceATOKをオンの状態にします。
- 登録したい単語をマウスでドラッグし、範囲指定します。
- ATOKパレットの
[メニュー]をクリックし、基本のメニューから[単語登録]を選択します。
- 範囲指定した単語の[読み]を入力し、[品詞]・[辞書]を設定します。
- [OK]をクリックします。