- 合成
- グループ
- 1図形化/図形の分解/イメージの図形化/図形のイメージ化
- 上下/位置合せ
- 交点で塗りつぶす/連結して塗りつぶす/幅を付けて塗りつぶす
- 端点形状/矢印/図形ロック
- 置換
- 図形情報(位置とサイズ)
■合成
●合成
- 合成できる図形の数は200個まで、合計の図形サイズは28,000バイトまでです。
- 指定できる1図形の大きさは6,500バイトです。
- 貼付枠・フルカラーイメージ・256色イメージは合成できません。
- カレントのプレーンと図形プレーンが異なっていると、合成時に図形が入力プレーンに移動します。
- 矢印・参照図形・寸法線・付加情報の付いた図形・テンプレート図形は、ほかの図形と合成した時点でその情報が失われます。
- コネクタは合成の対象になりません。
●付加情報の設定
- 付加情報を付けた図形は、合成図形になります。
- 複数の図形を選択した場合は、実行できません。
- 付加情報の付いた文字枠には、文字の入力・検索ができません。
- 付加情報の付いたイメージ図形は、花子フォトレタッチなどのイメージ編集ツールで編集することができません。
●合成図形について
- 合成図形に対して、次のコマンドは実行できません。
- [ツール-メジャ]
- [図形-図形の分解]
- [変形-結合/等分割]
- 合成図形は、属性を変更すると、すべての線種・点種・塗りつぶしが変更されます。
- 合成された文字枠は、文字の入力・検索ができません。
- 合成図形であっても1本の線になっていれば、幅を付けて塗りつぶすことができます。
- 合成図形を塗りつぶした場合、合成する前の個々の図形が塗りつぶされます。 連結した塗りつぶしにはなりません。
■グループ
- 異なるグループに含まれる図形を含んで、グループ化することはできません。
- マクロで図形番号を指定した場合、指定した図形番号の図形を含むグループ単位では編集されません。 指定した図形番号の図形だけが編集されます。
- ロック図形を含んで、グループ化することはできせん。グループ図形をロックすることはできます。
- 最大100階層までのグループを構成できます。
- グループを含む図形を参照図形登録した場合、選択図形が、参照元図形として0ページに登録されます。
ただし、同時に合成されるので、グループ情報は破棄されます。 このため、参照図形編集で参照元図形を編集する際には、バラバラの図形になります。 - 参照図形編集中にもグループ化を実行することができます。
ただし、参照図形番号を変更するか、参照図形編集を終了した時点で、参照元図形へのグループ情報は破棄されます。
■1図形化/図形の分解/イメージの図形化/図形のイメージ化
●1図形化
- 直線・連続直線・ベジエ曲線・円(楕円)・これらを含む合成図形・テンプレート図形(平面1図形)が1図形化の対象となります。
- 次の図形は1図形化できません。
- 参照図形、イメージ図形、文字枠、貼付枠、点、点集合、寸法線、矢印、直方体1、直方体2、直方体3、正多角柱、正多角錐、円柱、 円錐、平行線、左右大括弧、左右中括弧、左右小括弧、吹き出し、道路、鉄道線、私鉄線、コネクタ、波線、二重波線、折れ線
- [作成データ]が[最適]で、接続指定範囲以上離れている場合
- 一度に指定できる図形の数は100個までです。
- 異なる線種を1図形化した場合、先に描かれた図形の属性が優先されます。
- 異なるプレーンの図形を1図形化した場合、入力プレーンが優先されます。
- [作成データ]が[最適]の場合のデータの変換方法は次のとおりです。
- 2個以上の図形を1図形化するとき、円・楕円・ベジエ曲線が含まれているとベジエ曲線になります。
- それ以外の場合は、連続直線になります。
- ベジエ曲線とベジエ曲線を接続すると、接続点は[独立]になります。
- 曲線(円弧・ベジエ曲線)を連続直線化すると軌跡になります。また、円弧・ベジエ曲線の端点情報はなくなります。
- 250点以上の連続直線をベジエ化すると250点以下に間引かれます。
●図形の分解
- 対象となる図形は次のとおりです。
連続直線 … 各頂点で切れます ベジエ … セグメントごとに切れます 点集合 … 1個1個の点に分かれます - 合成図形を分解することはできません。
- 連結して塗りつぶした図形を分解することはできません。
- 分解した図形の端点形状は[バット]になります。
- 塗りつぶした図形を分解すると、塗りつぶしがなくなり図形が分解されます。
- 点集合を分解すると、点集合に戻すことはできません。
●イメージの図形化
- 明暗がはっきりしない輪郭の場合には、輪郭抽出が正常にできない場合があります。
- 輪郭抽出される連続直線の角の数は、1図形最大700点(699線)までです。
- 輪郭抽出される総図形数は、30,000図形までです。
●図形のイメージ化
- 表示倍率100%の状態でイメージ化されます。 表示倍率を100%以外で実行すると、元図と異なる状態で表示される場合があります。
■上下/位置合せ
●上下
- 異なるプレーンの図形が重なっている場合も、上下を変更できます。
- 背景ページの図形と、通常ページの図形の上下は変更できません。
●位置合せ-左揃え〜高さ揃え
- 一度に実行できる図形の数は500個までです。
●位置合せ-詳細
- 一度に実行できる図形の数は500個までです。
- [方法]が[図形領域]または[領域指定]のときは、複数の図形が選択されている場合だけ実行できます。
- [領域指定]が[ライン]のとき、[左右][変更しない]で垂直の基準線、または[上下][変更しない]で水平の基準線の場合は実行できません。
■交点で塗りつぶす/連結して塗りつぶす/幅を付けて塗りつぶす
●交点で塗りつぶす
- 1つの図形に指定できる交点の数は5個までです。
- 1つの図形がほかの図形と持っている交点の数は20個まで指定できます。
- 指定できる図形の数は30個までです。
- 指定できる交点の数は30個までです。
- 塗りつぶしの設定が[塗りなし]で交点で塗りつぶした場合は、透明の塗り属性を持った塗りつぶし図形になります。
●連結して塗りつぶす-実行
- 塗りつぶすことができる図形(連続直線・円(弧)・ベジエ)が2つ以上選択されているか、そのような図形を2つ以上含む合成図形が選択されているときに実行できます。
- 1つの合成図形を連結して塗りつぶした結果が1つの塗りつぶし図形になる場合は、付加情報がついていなければ合成が解除されます。
- 複数の合成図形、または合成図形と合成図形以外の図形を選択し、連結して塗りつぶした場合は、合成図形ごとに塗りつぶし図形を作ります。
- 連結して塗りつぶした図形の色やパターンの変更はカラースタイルパレットの[塗り]シートでできますが、[塗りなし]にはできません。 [塗りなし]にするには[連結して塗りつぶす-解除]を実行します。
- 塗りつぶしの設定が[塗りなし]で連結して塗りつぶした場合は、透明の塗り属性を持った塗りつぶし図形になります。
●連結して塗りつぶす-解除
- 連結して塗りつぶした図形を、塗りつぶした個々の図形に分けます。 合成図形中に連結して塗りつぶした図形がある場合は、その合成図形中でバラバラになります。
- 連結して塗りつぶした図形の塗りだけをなくすことはできません。 塗りをなくしたい場合は、[連結して塗りつぶす-解除]で塗りのついた個々の図形にしてから、それぞれにカラースタイルパレットの[塗り]シートで塗りなしを設定します。
●幅を付けて塗りつぶす
- 塗りつぶすことができる図形は直線・連続直線・円(弧)・楕円(弧)・軌跡・ベジエ曲線で次の条件を満たすものです。
- 6,500バイト以内
- 付加情報が付いていない
- 塗りつぶしモードは外側で塗られます。
- 描画属性が[塗りなし]に設定されているときは、透明の塗り属性を持った塗りつぶし図形になります。
- すでに塗られている図形に対しては実行できません。
- 立体図形や寸法線などの合成図形は、幅を付けて塗りつぶすことができません。
- 塗りつぶす図形の幅が狭いと塗れない場合があります。
- 角度が20°以下の部分は塗れません。
- 角が200点より多い連続直線は塗りつぶすことができません。
■端点形状/矢印/図形ロック
●端点形状
- 直線・連続直線・ベジエ曲線・連結して塗りつぶした図形・合成図形に対して実行できます。
- 波線・二重波線・折れ線・コネクタは、部分選択で任意の頂点だけの端点形状を変形しようとしても、すべての頂点に反映されます。
●矢印
- 矢の長さは0.5mm〜100.0mmの範囲で、0.1mm単位で設定できます。 単位系はmm固定です。
- 種類が ● の場合は、0.5mm〜10.0mmで0.1mm単位で設定できます。
- ベジエ曲線の矢印の向きは、方向線の向きになります。
- 矢印の付いた図形に次のコマンドを実行した場合、その図形に矢印を付けることができなくなります。
- [変形-切断-点で切断/交点で切断*1/長方形で切断]
- [変形-クリッピング変形]
- 描画パレットの[交点で切断して削除*1/長方形で切断して削除]
*1 3つに切断されるように中央で切断すると、残った両端の図形は合成図形になります。
- 長さ1mm以下の線に矢印を付けることはできません。
- 次の図形種類には、矢印を付けることはできません。
- 点、点集合
- 塗りつぶし
- 合成図形・参照図形
- イメージ枠・貼付枠・文字枠
- 寸法線、コネクタ、ブロック図形
- 直方体1〜円錐、直方体1(透過)〜円錐(透過)
- 平行線・波線・二重波線・折れ線
- ホームベース型ストライプ矢印・ストライプ矢印・カーブ矢印・カーブ矢印(奥向き)
- 長方形吹き出し・丸め長方形吹き出し・楕円吹き出し・雲形吹き出し
- リボン・カーブリボン・巻・メモ
- 両大括弧・両中大括・両小括弧
- 文字枠付き長方形〜文字枠付きひし形
●図形ロック-設定
- 図形ロックを設定した図形に対しても、次のコマンドは実行できます。
- [ファイル-一部保存-選択図形]
- [編集-全図面削除]
- [編集-ページ]
- [編集-プレーン-移動/消去]
- [図形-図形情報(位置とサイズ)](図形ロック 以外は参照のみ)
- [図形-図形ロック-解除]
- [変形-影を付ける]
- [ツール-部品-登録]
- [ツール-参照図形-登録]
■置換
- 極細線の水平線や垂直線は置換できません。
- 線の幅や高さがない図形(水平線・垂直線)は、[図形-置換-図形で置換]や[図形-置換-部品で置換]の[図形で置換]で、ほかの種類の図形に置き換えることができません。
- 付加情報の付いた図形や、マクロを割り付けた図形を置換すると、その情報は失われます。
■図形情報(位置とサイズ)
- 複数の図形を選択したときは実行できません。
- 水平な直線の幅、垂直な直線の高さを変更することはできません。
- 付加情報は、全角で30文字(半角で60文字)まで表示されます。