[サポートFAQ]
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更新日:2006.02.10 - 情報番号:028943
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Q コネクタ・グループなどを含む図面の互換
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花子2006の図面で次のデータを含む場合、旧バージョンの花子で開くと、一部制限があります。

■コネクタ

コネクタを含む図面は、コネクタの種類や設定によって、次のようになります。

  • 直線型/カギ型のコネクタ
    コネクタとして動作するのは、花子12以上です。
    花子11以前のバージョンで読み込んだ場合、コネクタはただの合成図形として動作します。
  • 幅のあるコネクタ
    コネクタとして動作するのは、花子2006以上です。
    花子2005以前のバージョンで読み込んだ場合、コネクタはただの合成図形として動作します。
  • オフセットが設定されたコネクタ
    オフセットが有効なのは、花子2006以上です。
    コネクタとして読み込まれた場合でも、花子2005以前のバージョンでは、オフセットの情報は破棄されます。
    花子13以前の場合、一度でもコネクタの編集を加えてコネクタが再配置されると、オフセットはなくなります。花子2004の場合は、オフセットのない状態で読み込まれます。

●旧バージョンで再保存されたコネクタを含む図面

旧バージョンの花子でコネクタとして読み込まれなかった場合でも、コネクタの情報は残っています。このため、旧バージョンで再保存されたコネクタを含む図面を花子2006で開くと、コネクタとして動作します。
ただし、旧バージョンで次の編集を実行した場合は、コネクタの情報が破棄されてしまいます。このため、これらの編集を実行したあとで再保存された図面を花子2006で開いても、コネクタとしては動作しません。

  • コネクタの情報が失われてしまう操作
    • せん断/ミラー(自由方向)/
      ストレッチ変形/ベジエ変形/楕円弧変形/クリッピング変形/
      切断/丸め/面取/端点追加/端点削除/図形効果/
      連結して塗りつぶす/幅を付けて塗りつぶす/
      1図形化/合成解除

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■グループ

  • 花子12以前の花子で開いた場合、グループの情報は認識されないため、グループ化した図形はバラバラの図形として扱われます。
  • 花子12以前の花子で保存し直した場合、グループ情報は失われるため、花子2006で開いてもグループの情報は復活しません。
  • グループ化した状態で部品登録できるのは、花子13以上です。
    また、花子2006でグループ化した状態で部品を登録していても、花子2006〜花子13以外で呼び出すと、部品はバラバラの図形として扱われます。
  • 一太郎から透過編集中に作成したグループは、透過編集を終了した時点でグループ情報が破棄されます。
    このため、再び透過編集を起動しても、グループは復元されず、バラバラの図形になります。

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■テンプレート図形

テンプレート図形の種類により、次のようになります。

●花子2005/花子2004で追加されたテンプレート図形

  • 追加されたバージョン以前の花子ではテンプレート図形として認識されず、単なる合成図形になります。
    このため、編集ポイントでの編集はできません。

●直方体1(透過)〜円錐(透過)

  • 花子13以前の花子で次の設定を変更した場合、花子2006で開くと次のようになります。
    • 塗り

      …塗りを設定すると、テンプレート図形ではない、通常の合成図形に変わります。編集ポイントも表示されません。

    • 線種

      …線種を変更すると、テンプレート図形のまま線種が実線と点線に戻ります。

●カーブ矢印・リボン

  • 花子13以前の花子で塗りを設定すると、すべて同じ塗りが設定されます。
    ただし、花子2006で開いたときに、同じ塗りになっている場合は、花子2006で表と裏で異なる色になるように塗りを設定し直します。

●雲形吹き出し・ホームベースストライプ矢印・ストライプ矢印

  • 花子13以前の花子で塗りを変更した場合、花子2006で開くと単なる合成図形になります。

●カーブ矢印(奥向き)・カーブリボン・メモ・巻

  • 花子2004以前の花子で塗りを設定すると、すべて同じ塗りが設定されます。
    ただし、花子2006で開くと、花子2005で表と裏で異なる色になるように塗りを設定し直します。

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■文字付き図形

花子2004以降であれば、図面を開いたり保存したりしても、花子2006でそのまま利用できます。

●花子13の場合

  • 花子13で開いても、文字付き図形の情報は維持されます。 ただし、文字枠の動作は花子13での動作になります。
  • 花子13で保存すると、[文字の入力設定]で設定した内容は破棄されます。
    花子13で保存し直した図面を花子2006で開くと、図形に付けた文字は次の状態になります。
    • [図形に連動させる]→オフ
    • [文字の配置]→中央、中央
    • [マージン]→0
    • 図形内で文字を折り返す→オフ
    • 図形の幅を文字に合わせる→オフ
    • 図形の高さを文字に合わせる→オフ

●花子12以前の場合

  • 花子12以前の花子で開くと、図形と文字枠が別々の図形として分解されます。

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■ブロック図形/オートチャート

●花子2005の場合

  • 透明度が設定されたカラーセットを適用していた場合、透明度は反映されません。

●花子2004の場合

  • 花子2004にないタイプは、グループとして読み込まれます。
    それ以外のタイプは、花子2004でもそのまま利用できます。

●花子13の場合

  • 花子13で開くと、単なるグループとして読み込まれます。
    そのまま保存すると単なるグループとして保存され、ブロック図形・オートチャートとしての情報は破棄されます。

●花子12以前の場合

  • 花子12の花子で以前で開くと、バラバラの図形として読み込まれます。

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■そのほか

●透過色設定

  • 花子2006で透過色を設定しても、花子13以前では有効になりません。
    ただし、旧バージョンの花子と同じ環境に花子2006をセットアップした場合は、部品にだけ透過色の設定が有効になります。

●塗りの透明度

  • 花子2006で塗りに透明度を設定しても、花子2005以前では表現されません。 すべて不透明の状態になります。
  • 花子2006で塗りに透明度を設定した図形をクリップボードにコピーし、花子2005以前で[花子オブジェクト]形式で貼り付けた場合も、透明度は失われ、不透明になります。
  • 図形の塗りの色に[背景]*1を使っていた場合、花子2006では、透明度100%の白色ベタ塗りとして取り扱います。 このため、花子2005までとは見え方が異なることがあります。

    *1 花子3JWで設定可能だった固定色

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