動作速度はご使用のハードウェア環境によって異なりますが、空きメモリが不足したり、ハードディスクに不連続領域が存在すると、動作速度が低下することがあります。次の内容を確認してください。
I 常駐プログラム、スタートアップの設定等を変更し、空きメモリを増やす
Windows上に常駐しているプログラムや起動しているアプリケーションが存在したり、壁紙を使用すると、メモリを消費するため、空きメモリが少なくなります。また、仮想メモリが十分に確保できなくなり、使用できるメモリが少なくなることも考えられます。
空きメモリが不足すると、動作速度が低下する原因となるため、次の方法でメモリを確保します。
■操作
1 常駐プログラムや他に起動しているアプリケーションを解除・終了する
Windows上に常駐しているプログラムや起動しているアプリケーションがある場合、それらが何らかの影響を及ぼしている可能性があります。現在起動しているアプリケーションや常駐しているプログラムは、画面下部のタスクバーに一覧されています。それぞれの方法で終了または解除します。
※ウイルスチェックソフトの常駐や設定を解除するときは、インターネットに接続しない状態にしたり、必要なセキュリティ対策プログラムを導入してから試すなど、ウイルス対策を行ってから操作してください。
【例】タスクバーに表示されているアイコン上で右クリックし、[閉じる]または[終了]を選択します。
※終了・解除ができない場合は、そのアプリケーションのヘルプやマニュアル等で方法を確認してください。
2 スタートアップグループの内容を読み込まない設定にする
※Windows Vista/XPで使用している場合に確認してください。
- スタートアップグループの内容を読み込まない設定を行います。
スタートアップグループに登録されているプログラムやファイルのショートカットは、Windows起動時に自動的に実行されています。これらが、プログラムの動作に影響を与えていないか確認します。
※ウイルスチェックソフトの常駐や設定を解除するときは、インターネットに接続しない状態にしたり、必要なセキュリティ対策プログラムを導入してから試すなど、ウイルス対策を行ってから操作してください。
- 一太郎シリーズをセットアップしている場合は、「JSクイックランチ」「JSクイックサーチファイル自動更新」を読み込まない設定にします。
一太郎シリーズをセットアップしている場合は、「JSクイックランチ」「JSクイックサーチファイル自動更新」がスタートアップに登録されています。これらを読み込まない設定にしてどうか確認します。「JSクイックランチ」「JSクイックサーチファイル自動更新」について詳しくは、以下のFAQを参照してください。
3 できる限りのメモリとシステムリソースを確保する
できる限りのメモリとシステムリソースを確保する設定を行います。
また、サンプルをハードディスクで運用する設定になっている場合は、CD-ROMで運用する設定に変更することで、ハードディスクの空き容量を増やすことができます。サンプルの利用方法を変更する方法は、アプリケーションによって異なります。詳しくは、以下のFAQを参照してください。
II ハードディスクを最適化する
ハードディスクに不連続領域が増えると、動作速度が低下することがあります。
はじめにハードディスクを点検して、ハードディスクに破損がないか確認したあと、ハードディスクを最適化します。
ハードディスクの最適化を行うと、ディスクの連続した領域にファイルが保存され、空き領域が1個所にまとめられるため、ディスクアクセスの速度が向上します。