[ファイル-開く]や[編集-補助-ファイルから貼り付け]などのファイルを開くコマンドでは、さまざまな条件をもとにファイルを探して開くことができます。
例えば、次のような文書を探すときに利用します。
- 保存した場所がわからない文書を探す
- ファイル名の一部しかわからない文書を探す
- 更新日を基準にして文書を探す
- 指定した文字列を本文や文書情報に含む文書を探す
※この機能が利用できるのは、 [検索表示]のあるダイアログボックスだけです。
■いろいろな条件をもとにファイルを探して開く
■操作
- [ファイル-開く]を選択します。
[検索表示]をクリックします。
[開く]ダイアログボックスの下部に、詳細な検索を行うための設定項目が表示されます。
- ファイルを探す検索の目安とする場所を指定します。
[場所]の右端の
をクリックして、目安とするドライブ・フォルダを選択します。
- [場所]で指定したドライブ・フォルダのサブフォルダも検索対象にしたい場合は、[サブフォルダ内も検索する]をクリックして
にします。
- ファイル名・更新日・文字列など探したい条件を設定します。
- 保存した場所がわからない文書を探す場合
- [ファイル名/URL検索]
…探したいファイル名を入力
- [ファイル名/URL検索]
- ファイル名の一部しかわからない文書を探す場合
- [ファイル名/URL検索]
…ファイル名に含まれる文字列の一部を入力
[例]ファイル名に「企画書」が含まれる文書を探す場合は、[企画書]と入力
- [ファイル名/URL検索]
- 更新日を基準にして文書を探す場合
- [更新日検索]
…右端の
をクリックし、[今月中][一週間以内]など、基準とする期間を選択
または、[日時指定]を選択して、右の日付入力欄に基準となる日付を入力
- [更新日検索]
- 指定した文字列を本文や文書情報に含んでいる文書を探す場合
- [文字列検索]
…検索したい文字列を入力
- [本文も文字列検索の対象とする]
…文書の本文と文書情報の両方を検索の対象にする場合は、
にする
文書情報だけを検索の対象にする場合は、にする
- [文字列検索]
- 保存した場所がわからない文書を探す場合
- [検索]をクリックします。
ファイルの一覧に、検索結果が表示されます。
- ファイルの一覧で、開きたいファイルを選択します。
- [OK]をクリックします。
選択したファイルが開きます。
●こんなときは
- ファイルの検索を中止する場合は、
[中止]をクリックします。
- ファイルの検索状態を解除して、元のファイルの一覧を表示したいときは、[検索状態のクリア] をクリックします。
■関連項目
→ファイルの一覧に表示するファイルの種類(ファイル名・拡張子)を変える
→ファイルを開く前や保存するときに文書情報や文書内容を確認する
■<コラム>JSファイル検索ツールを利用する
JSファイル検索ツールを利用すると、文書中の文字列だけでなく、見出しやキーワードなどの文書情報に含まれる文字列や、連番や脚注など文書中に設定した機能を条件にファイルを検索することができます。
JSファイル検索ツールは、[ツール-拡張機能-全ファイル検索]から実行します。
※ファイルの一覧でフォルダを選択し、右クリックして表示されるメニューから[JSファイル検索ツールで検索]を選択しても実行できます。
また、[ツール-拡張機能-検索用ファイル]を利用すると、JSファイル検索ツール用のインデックスファイル(クイックサーチファイル)を作ることで、よりすばやく検索できるようになります。
◆テクニック
- JSファイル検索ツールやクイックサーチファイルの詳しい使い方を知りたいときは、次の操作でヘルプをご覧ください。
- [ツール-拡張機能-全ファイル検索]または[ツール-拡張機能-検索用ファイル]を選択します。
- 表示されるダイアログボックスで[ヘルプ]をクリックします。
- 表示されるヘルプ画面で、タイトルバー下の[トピック]をクリックします。
JSファイル検索ツールのヘルプ目次画面が表示されます。