Microsoft PowerPointで作ったプレゼンテーションファイルを一太郎で開いたり、一太郎で作った文書をMicrosoft PowerPointで開くことのできる形式で保存したりできます。 この機能を利用すると、PowerPoint形式のファイルを一太郎で作成・修正して、Microsoft PowerPointで表示することができます。
■PowerPointで作ったファイルを開く
一太郎では、Microsoft PowerPoint 2003/2002/2000/97 で作ったPowerPoint形式のファイル(*.PPT)を開くことができます。
■操作
- [ファイル-開く]を選択します。
- ファイルのある場所を指定します。
[場所]の右端の
をクリックして、目的のドライブ・フォルダを選択します。
ドライブ・フォルダにあるフォルダやファイルが一覧表示されます。
- [ファイルの種類]の右端の
をクリックして、[プレゼンテーションファイル(*.ppt)]を選択します。
プレゼンテーション形式のファイルだけが一覧表示されます。
- ファイルの一覧から、開きたいファイルを選択します。
- [OK]をクリックします。
選択したファイルが一太郎文書に変換されて開きます。
▼注意
- 一太郎でPowerPoint形式のファイルを開いた場合、テキストデータのみ表示することができます。テキスト部分の書式や段落スタイル、挿入した画像などは表示することができません。
- 以下のファイルは一太郎で開くことはできません。
- PowerPoint4.0/95形式のファイル
- パスワードが設定されているファイル
■PowerPoint形式で保存する
一太郎で作った文書をPowerPoint形式で保存します。 PowerPoint形式で保存した文書は、Microsoft PowerPoint 2003/2002/2000/97 で開くことができます。
■操作
- [ファイル-名前を付けて保存]を選択します。
- ファイルを保存する場所を指定します。
[場所]の右端の
をクリックして、目的のドライブ・フォルダを選択します。
ドライブ・フォルダにあるフォルダやファイルが一覧表示されます。
- [ファイル名/URL]に、ファイル名を入力します。
- [保存形式]の右端の
をクリックして[プレゼンテーション形式]を選択します。
- [OK]をクリックします。
選択した場所に、PowerPoint形式のファイルが保存されます。
※保存対象の文書に複数のシートがある場合は、現在編集対象となっているシートだけがPowerPoint形式のファイルとして保存されます。
▼注意
- 一太郎文書をPowerPoint形式で保存した場合、テキストデータのみ保存することができます。テキスト部分の書式や段落スタイル、挿入した画像などは保存することができません。
- PowerPoint形式で保存すると、アウトラインレベル1に設定した行が自動的にスライドのタイトルになります。
一太郎にも、アウトラインレベル1に設定したような大見出しごとに、自動的にページを分割する機能があります。プレゼンテーション資料を作るときに利用すると便利です。
■ファイル操作−テクニック/困ったときは
◆テクニック
→保存や送信をするときに、誤字・脱字チェックを行う設定にする−オプション−
- 保存形式を設定する
?困ったときは
→フロッピーディスクからファイルを開こうとすると「フォーマットされていません」というメッセージが表示される