[サポートFAQ]
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更新日:2007.02.09 - 情報番号:031023
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Q 電子署名/暗号化に使う鍵
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A FAQ改善アンケートにご協力ください

電子署名/電子署名の検証、文書の暗号化/文書の復号には、「公開鍵」「秘密鍵」の鍵ペアが使われます。

電子署名
「秘密鍵」で電子署名  →  「公開鍵」で電子署名の検証

<流れ>
  1. 文書の作成者が、配布する文書Aに電子署名を付ける
  2. 配布された文書Aの受取人は、文書に付いた電子署名を検証して、電子署名が作成者本人のものかどうか、文書が改ざんされていないかどうかを確認できる

    なぜならば、配布された文書Aに付く電子署名は、配布された文書Aを秘密鍵で暗号化したもの。電子署名を作成者の公開鍵で復号できるということは、作成者の秘密鍵でしか暗号化できなかったといえる(作成者の認証)。また、復号化された署名者と配布された文書Aから得られた署名者とが一致すれば、その文書は署名されてから改ざんされていないといえる。

暗号化
「公開鍵」で暗号化  →  「秘密鍵」で復号

<流れ>
  1. 文書の作成者Aさん、文書の受取人Bさん・Cさん、3名の公開鍵で文書を暗号化する
  2. 文書を開くときは、Aさん・Bさん・Cさんそれぞれが、文書内の自分の公開鍵に対する秘密鍵で文書を復号する

    すなわち、文書作成時に指定された公開鍵とペアの秘密鍵を持つ人以外は、文書の内容を見ることができない。


「公開鍵」「秘密鍵」は、一方で情報を暗号化し、一方で復号するためのペアになっています。

  • 「公開鍵」は次の場面で使うために、証明書の中に入れて自由に配布します。
    • 電子署名の検証をするときに使う鍵
    • 文書を暗号化するときの鍵

  • 「秘密鍵」は次の場面で使うために、自分が保管します。

    ※通常、証明書と関連付けられて証明書ストアの「個人」にインストールされています。

    • 自分の電子署名を付けるときに使う鍵
    • 暗号化した文書を復号するときの鍵

▼注意

  • 鍵の管理に注意してください。
    • 「秘密鍵」は削除・紛失・漏えいなどがないように厳重に管理してください。
      削除・紛失すると、文書を復号できなくなります。漏えいすると、不正に使われる可能性があります。
    • 「公開鍵」「秘密鍵」のペアは、有効期間を過ぎたあとも保管されている必要があります。
      期限以前に暗号化した文書を復号したり、電子署名を検証したりするために必要になります。
  • 証明書を証明書ストアから削除しないように注意してください。
  • 証明書をファイルに保存することもお勧めします。

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