[編集-コピーの履歴から貼り付け-履歴に追加する]にチェックマーク(レ)が付いている状態で、[編集-切り取り/コピー]などでクリップボードにデータをコピーするとコピーの履歴が残り、メニューやナレッジウィンドウから選択するだけで、簡単に文書に貼り付けることができます。履歴は新しいものから順に20個まで残ります。
- コピーの履歴からデータを貼り付ける
- 古いコピーの履歴から貼り付けたり、形式を選択して貼り付けたりする
- クリップボードにコピーしたデータを、コピーの履歴に追加する
- 大きなデータもコピーの履歴に追加する
- コピーの履歴を削除する
- <コラム>ナレッジウィンドウのコピー履歴を使う
■コピーの履歴からデータを貼り付ける
■操作
- データを貼り付けたい位置にカーソルを合わせます。
- [編集-コピーの履歴から貼り付け]を選択します。
今までにクリップボードにコピーした履歴が一覧表示されます。
- 表示された一覧の中から貼り付けたいデータを選択します。
カーソル位置に選択したデータが挿入されます。
●こんなときは
- コピーした履歴が表示されないときは、履歴が残るように設定します。
- メニューに一覧表示されるコピーの履歴は9個までです。それより古いコピーの履歴を貼り付けたいときは、[編集-コピーの履歴から貼り付け-一覧から貼り付け]を利用します。
- ふりがな枠をコピーすると、コピー履歴の一覧には、親文字の後方に括弧で囲まれてふりがなが表示されます。
- グループルビの場合…「 」→「一太郎(いちたろう)」
- モノルビの場合………「 」→「一(いち)太(た)郎(ろう)」
◆テクニック
- コピーの履歴に残るのは、新しいものから順に20個までです。20個を超えると古いものから順に削除されます。残しておきたいデータは、アルバムファイルに登録しておくと、必要なときにいつでも呼び出すことができるので便利です。
■古いコピーの履歴から貼り付けたり、形式を選択して貼り付けたりする
コピーの履歴の一覧からデータを選択して貼り付けます。
貼り付けるときに、データ形式を選択することもできます。
※コピーの履歴は、新しいものから順に20個まで残ります。20個を超えると古いものから順に削除されます。
■操作
- データを貼り付けたい位置にカーソルを合わせます。
- [編集-コピーの履歴から貼り付け-一覧から貼り付け]を選択します。
[タイトル一覧]にコピーの履歴が表示されます。
- [タイトル一覧]から貼り付けたいデータを選択します。
右側のビジュアルガイダンスに選択したデータの内容が簡易表示されます。
※データを大きく表示して確認したいときは、ビジュアルガイダンス上でダブルクリックするか、[大きく表示]をクリックします。
- 必要に応じて、[形式]の右端の▼をクリックしてデータ形式を選択します。
- [OK]をクリックします。
カーソル位置に選択したデータが挿入されます。
●こんなときは
- コピーした履歴が表示されないときは、履歴が残るように設定します。
◆テクニック
- 残しておきたいコピーの履歴は、アルバムファイルに登録しておくと、必要なときにいつでも呼び出すことができるので便利です。
■クリップボードにコピーしたデータを、コピーの履歴に追加する
[編集-切り取り/コピー]を選択してクリップボードにコピーしたデータが、コピーの履歴として残るようにします。
■操作
- [編集-コピーの履歴から貼り付け-履歴に追加する]を選択します。
メニューにチェックマーク(レ)が付きます。
以後、クリップボードにコピーしたデータがコピーの履歴に追加されるようになります。
◆テクニック
- コピーの履歴にデータを追加したくないときは、もう一度[編集-コピーの履歴から貼り付け-履歴に追加する]を選択して、メニューのチェックマーク(レ)を消します。
■大きなデータもコピーの履歴に追加する
大きなデータ(約40KB以上)をコピーの履歴として残すか残さないかを設定しておくことができます。
イラストや写真などのファイルサイズが大きなデータをコピーの履歴として残すには、たくさんのメモリが必要です。メモリが少ないときや、コピーの履歴を追加するのに時間がかかるような場合に、大きなデータを残さないようにすることができます。
■操作
- [編集-コピーの履歴から貼り付け-大きなデータも追加する]を選択します。
メニューにチェックマーク(レ)が付きます。
◆テクニック
- 大きなデータをコピーの履歴に追加したくないときは、もう一度[編集-コピーの履歴から貼り付け-大きなデータも追加する]を選択して、メニューのチェックマーク(レ)を消します。
■コピーの履歴を削除する
[編集-コピーの履歴から貼り付け]のメニューやナレッジウィンドウ[コピー履歴]に表示されるコピーの履歴を削除します。
■操作
- [編集-コピーの履歴から貼り付け-一覧から貼り付け]を選択します。
[タイトル一覧]にコピーの履歴が表示されます。
コピーの履歴は、コピーされた順に「クリップ1」「クリップ2」…と自動的に名前が付けられています。 - [タイトル一覧]で削除したいデータを選択します。
※選択したデータの内容が右側に表示されるので、参考にしてください。
- [削除]をクリックします。
削除の確認メッセージが表示されます。
- [はい]をクリックします。
選択したデータが削除されます。
- 削除したい履歴について、操作2〜4 を繰り返します。
- [キャンセル]をクリックしてダイアログボックスを閉じます。
●こんなときは
- [編集-コピーの履歴から貼り付け-履歴に追加する]にチェックマーク(レ)が付いているときは、[編集-切り取り/コピー]などでクリップボードにコピーしたデータが「コピーの履歴」として残ります。
常にコピーの履歴を残さないようにするには、[編集-コピーの履歴から貼り付け-履歴に追加する]を選択して、チェックマーク(レ)を外しておきます。
■<コラム>ナレッジウィンドウのコピー履歴を使う
ナレッジウィンドウ[コピー履歴]にコピーの履歴を表示させ、そこから貼り付けることもできます。
■操作
1 ナレッジウィンドウ[コピー履歴]を表示する
- ナレッジウィンドウの[コピー履歴]タブをクリックします。
ナレッジウィンドウに[コピー履歴]が表示され、今までにクリップボードにコピーした履歴が一覧表示されます。
※ナレッジウィンドウに[コピー履歴]タブが表示されていない場合は、[表示-ナレッジウィンドウ]を選択して、[表示するタブ]で[コピー履歴]を にして表示します。
2 ナレッジウィンドウの[コピー履歴]からデータを貼り付ける
- データを貼り付けたい位置にカーソルを合わせます。
- ナレッジウィンドウの[コピー履歴]の一覧から、貼り付けたいデータをクリックします。
カーソル位置に選択したデータが挿入されます。
●こんなときは
- コピーの履歴が表示されないときは、履歴が残るように設定します。
ナレッジウィンドウの[コピー履歴▼]をクリックして表示されるメニューから[履歴に追加する]を選択し、メニューにチェックマーク(レ)を付けます。
また、メニューから[大きなデータも追加する]を選択すると、大きなデータを履歴として残すか残さないかを切り替えることができます。 - ナレッジウィンドウに表示されるコピーの履歴は9個までです。
それより古いコピーの履歴を貼り付けたいときは、ナレッジウィンドウの[コピー履歴▼]をクリックして表示されるメニューから[一覧から貼り付け]を選択します。
◆テクニック
- コピーの履歴に残るのは、新しいものから順に20個までです。20個を超えると古いものから順に削除されます。
残しておきたいコピーの履歴は、アルバムファイルに登録しておくと、必要なときにいつでも呼び出すことができるので便利です。
ナレッジウィンドウの[コピー履歴▼]をクリックして表示されるメニューから[一覧から貼り付け]を選択し、[アルバム登録]をクリックします。