一太郎の初期設定では、ブロック単位でコピー(または切り取り)したデータを貼り付けると、カーソル位置に上書きされるようになっています。
ESCメニューを利用すると、ブロック単位でのデータの貼り付け方法を変更して、カーソル位置に挿入することができます。
※ESCメニューを利用するには、[ツール-オプション-オプション]の[操作環境-コマンド操作]で、[ESCメニューを使用する]を[する]にしておく必要があります。
■操作
- Escキーを押します。
ESCメニューが表示されます。
- データをコピーする場合は、C(そ)キーを押して、[C・コピー]を選択します。
データを切り取る場合は、M(も)キーを押して、[M・移動]を選択します。 - B(こ)キーを押して、[B・ブロック単位]を選択します。
※操作2 で、[M・移動]を選択したときは、ここでF9キーを押して、移動元のスペースを空白のままにするか(消去)、空白を作らずにうしろにある文字列を繰り上げるか(削除)を切り替えられます。
- 文書上で、コピー(または切り取り)したいデータの始点と終点を指定します。
- 「コピー先(移動先)を指定してください」と表示されている状態で、F9キーを押します。
F9キーを押すごとに、データの貼り付け方法が切り替わります。
画面左下に表示される現在の貼り付け方法の表示(/
)を確認し、
になるようにします。
- 文書上で、コピー先(または移動先)の位置を指定します。
指定した位置に、データが挿入されて貼り付けられます。
上記の操作で切り替えた貼り付け方法は、このあと[編集-貼り付け]などを実行したときにも有効になります。