枠を作るとき、[枠の基準]を設定します。
[枠の基準]とは、枠の前後に文字・文章を挿入・削除したとき、それに従って移動する枠にするか、移動しない枠にするかを決める項目で、[文字]・[行]・[行中央]・[固定]の4種類があります。
なお、[行]・[行中央]・[固定]の枠を選択状態にすると、枠の付いている位置を示す アンカーが表示されます。
【文字・文章の挿入・削除に従って移動する枠を作る】
- [枠の基準]-[文字]
枠線は細い点線で表示され、この枠は文字単位で移動します。
会社のロゴなどを文字と同様に扱う場合などに便利です。
- [枠の基準]-[行]/[行中央]
枠線は実線で表示され、この枠は行単位で移動します。[行中央]を選択すると枠は常に行の中央部に配置されます。
特定の文章の上または下に枠を配置したい場合に便利です。
【文字・文章が挿入・削除されてもページ内の位置が移動しない枠を作る】
- [枠の基準]-[固定]
枠線は破線で表示され、枠はページ内で固定されます。
文章が削除・挿入されても、基本的に枠は移動しません。ただし、文章の削除・挿入によってアンカーが前後のページに繰り上がったり繰り下がったりした場合は、枠も
アンカーのあるページへ移動します。
枠の位置は固定したまま、文章だけを編集したいような場合に便利です。
※枠の基準を設定するコマンド
- 枠を作るとき
- [編集-形式を選択して貼り付け-形式を選択]
- [挿入-差込-枠作成]
- [挿入-絵-画像枠作成/テロップ枠作成/ビデオ枠作成/アクセスカウンタ枠作成/グラフ枠新規作成/グラフ枠対話作成]
- [挿入-レイアウト枠-作成]
- [挿入-オブジェクト枠-作成]
- [ツール-HTML-HTML編集メニュー]を選択して表示されるHTMLツールボックスの中の、
[Javaアプレット枠の作成]・
[プラグイン枠の作成]
- 枠を作ったあとに変えるとき
- [挿入-枠の操作・上下-枠飾りと文字の配置]
※[挿入-表枠]で作った枠(表枠)の基準は、常に[固定]になります。
■関連項目