一太郎のマクロには、システムマクロと文書マクロの2種類があり、それぞれ次のように異なります。
- システムマクロ
一太郎上で共通して広く利用できる種類のマクロです。
登録するマクロはシステムマクロファイルに保存されます。
システムマクロとして登録したマクロは、どんな文書を編集中でも、実行することができます。いろいろな文書上で実行されることを想定したマクロが作れます。
システムマクロファイルは、[ツール-オプション-オプション]の[登録ファイル]で設定・変更します。 - 文書マクロ
登録したシート上だけで利用できる種類のマクロです。
登録するマクロはシート単位で別々に保存されます。文書マクロとして登録したマクロは、そのシートに切り替えていないと実行できません。
文書といっしょにマクロを配布したり、その文書専用のマクロとして使ったりする場合は、文書マクロが適しています。
シートを[ファイル-シート-シートの削除]や[編集-全文書削除-全文書(編集中のシート)]で削除した場合は、シートに登録したマクロもいっしょに破棄されます。
●こんなときは
- システムマクロ/文書マクロは、相互にコピーしたり、移動したりすることができます。