マクロとは、いろいろな操作をあらかじめ登録して、必要なときに呼び出して使う機能です。操作をマクロに登録すると、マクロを実行するだけで、登録した操作を自動的に実行できます。
何度も同じ操作を繰り返す場合や、文書を開くたびに同じ操作をする場合など、いちいち操作する手間が省けて、便利です。
マクロは次のような方法で作成し、登録できます。
■操作を記録して登録する
自動化したい操作を実際に行って、マクロとして登録します。
マクロの表記ルールを知らなくても、簡単にマクロを作成できます。
■操作
- [ツール-マクロ-記録開始]を選択します。
マクロ記録ウィンドウが表示されます。
- 一太郎上で、マクロとして記録したい内容どおりの操作を行います。
操作を行うと、自動的にマクロ記録ウィンドウ内に、操作がマクロのソースとして記録されていきます。
- マクロに記録したい操作が終了したら、マクロ記録ウィンドウ内の [終了]をクリックします。
[マクロ登録]ダイアログボックスが表示されます。
- [マクロ名]や[見出し]を入力します。
- 登録するマクロの種類を選択します。
[システム]を選択すると、システムマクロとして登録され、[文書]を選択すると、文書マクロとして登録されます。
[文書]を選択した場合は、文書名の右端の をクリックして、現在開いている文書の中からマクロを登録する文書を選択します。 - [OK]をクリックします。
操作2 で行った操作がマクロとして登録されます。
■JSマクロ編集ツールでマクロを作成して登録する
操作を自動化するための簡易プログラムを作成したり、編集したりします。
※JSマクロ編集ツールをセットアップしていない環境では、マクロの新規作成はできません。JSマクロ編集ツールをセットアップしてください。
■操作
- [ツール-マクロ-実行・編集]を選択します。
- [システムマクロ]シートまたは[文書マクロ]シートを選択します。
[システムマクロ]シートを選択すると、新しく作ったマクロがシステムマクロとして登録され、[文書マクロ]シートを選択すると、文書マクロとして登録されます。
- [新規]をクリックします。
[マクロ新規]ダイアログボックスが表示されます。
- [マクロ名]や[見出し]を入力します。
- [OK]をクリックします。
JSマクロ編集ツールが起動し、マクロを直接入力できる状態になります。
- マクロの入力、編集を行います。
※操作方法について詳しくは、JSマクロ編集ツールのヘルプをご覧ください。
- 入力・編集できたら、JSマクロ編集ツールの[ファイル-編集終了]を選択します。
編集内容を反映するかしないかを確認するメッセージが表示されます。
- [はい]をクリックします。
JSマクロ編集ツールが終了し、新しく作ったマクロが追加されます。