- Windows Vista、Windows XP/2000 Professional上での使用について
- 基本操作
- ファイル
- 編集
- 表示
- 挿入
- 書式
- 罫線
- ナビ
- ツール
- ウィンドウ
- その他
- ロータスノーツと連携した場合の制限事項
■Windows Vista、Windows XP/2000 Professional上での使用について
Windows Vista
- Windows Vistaで「常にオフラインで使用する」に設定した一太郎文書を同じ名前で上書きして保存すると、設定が失われます。
- [挿入-アルバム]、[ナビ-よく使うテンプレート-開く-日記作成/はがき作成]、[ツール-拡張機能-連続印刷/住所録]などの一部のファイル選択ダイアログボックスでは、次の制限があります。
- ログインしていないサーバーには接続できません。
- グループポリシー機能の「[マイ コンピュータ]からドライブにアクセスできないようにする」の設定は反映されません。
- [ファイル-送信]で、[送信先]として「FAX 受信者」を利用する場合は、必ず[保存形式]で[テキスト形式]を選択してください。そのほかの保存形式では正しくFAXを送信できません。
- [ツール-キー記録]は実行できません。
- ダイアルアップ接続時に表示される[ダイアルアップ設定]ダイアログボックスで、[新規作成]/[詳細設定]/[ダイヤル設定]/[削除]の各ボタンをクリックして接続先を変更することはできません。Windowsでダイアルアップの設定を行ってください。設定方法については、Windowsのヘルプをご覧ください。
- Windows Vistaのデスクトップ検索機能で検索できる一太郎文書は、通常(JTD)/定型(テンプレート)(JTT)/通常(圧縮)(JTDC)/定型(テンプレート)(圧縮)(JTTC)/JFW(7形式)/JVW(7定型)です。Ver6形式以前のバージョンの一太郎文書などは検索できません。
Windows XP
- グループポリシー機能の「[マイ コンピュータ]からドライブにアクセスできないようにする」の設定は、一太郎の[ファイル-開く]などのファイル選択ダイアログボックスにも反映されます。ただし、[挿入-アルバム]、[ナビ-よく使うテンプレート-開く-日記作成/はがき作成]、[ツール-拡張機能-連続印刷/住所録]などの一部のファイル選択ダイアログボックスには反映されません。
Windows 2000 Professional
一太郎の機能について
- Windows 2000 Professionalの制限ユーザー(Usersグループ)で使用する場合は、次の制限があります
- コンセプトナビは利用できません。
- [ツール-拡張機能-辞書引き]で、しおりを登録・編集することができません。
また、インデント・文字スタイルなどの設定変更が反映されません。 - 外字コンバータは利用できません。
JIS X 0213について
- Windows 2000 Professionalは、JIS X 0213に対応していません。JIS X 0213を使用した文書を開いた場合は正しく表示できないため、該当する文字を含む文のレイアウトが変わる場合があります。
■基本操作
コマンドや項目の選択
- 状況によっては、実行できないコマンドや項目があります。
その場合は、コマンド名や項目名が淡色表示されます。
枠のコピー、移動、削除
- 同じページ内にある固定枠どうし、あるいは行に付く枠どうしについては、複数の枠を同時に移動・切り取り・コピーすることができます。
別のページにも移動・貼り付け・コピーすることができます。 - 別のページにある枠を、同時に選択・削除することはできますが、同時に移動・切り取り・コピーはできません。
- オブジェクト枠・画像枠は、ほかのアプリケーション上に貼り付けることができますが、レイアウト枠・差込枠を貼り付けることはできません。
表枠やテロップ枠、ビデオ枠、アクセスカウンタ枠などをほかのアプリケーションに貼り付けるとピクチャ枠になります。 - コピー・移動できる領域についての制限は、枠作成時と同じです。
[挿入]の[差込-枠作成][絵][レイアウト枠][オブジェクト枠]の制限をご覧ください。
レイアウト枠内の入力
- [挿入-レイアウト枠-スタイル変更]の[スタイル]シートで、枠の[マージン]を0mmに設定した場合、レイアウト枠内の文字列に文字飾り(書式-文字飾り-傍点/文字囲/アッパーライン/塗りつぶしなど)やふりがなを付けると、枠外(枠よりも上または右)に飾りやふりがながはみ出すことがあります。はみ出した部分は表示されません。
文字飾りやふりがなを正しく表示させるには、枠内のマージンを十分にとる必要があります。
JIS X 0213対応について
- 一太郎2004以前の一太郎で文書を開いた場合は正しく表示できないため、該当する文字を含む文のレイアウトが変わる場合があります。
- IMEから入力したときや、UNICODEテキストファイルを開いたときは、文字コードに関係なく和文フォントが設定されます。
UTF-16サロゲートペアについて
- ダイアログボックスの入力欄などに入力しても正しく表示できません。
- 文字枠付き図形では表示できません。
- 次の機能は正しく動作しません。
- [ファイル-セキュリティ]の[文書編集の制限/すかし]の[すかし文字]
- [ファイル-印刷]の[詳細]シートの[ポストスクリプトコードで出力]
- [書式-文字飾り-中抜き]
- [挿入-記号/リーダ/スペース-リーダ作成/リーダ変更]で後方文字として指定できません。
- [ツール-文書校正/文書の文字数/文書要約]での文字数計量では、2文字として扱われます。
- フォントを変更した場合は、文字コードに関係なく、和文フォントにも欧文フォントにも切り替わります。
■その他
- 製品に含まれているコンポーネントファイル(*.OCX)を他社アプリケーションで使用した場合の動作は保証していません。
- FullBandやShurikenから一太郎を起動した場合、次のコマンドの使用が禁止されたり、無効・変更になったりします。
- [ファイル-名前を付けて保存]→[ファイル-複製を保存]
- [ファイル-セキュリティ]の[文書編集の制限/すかし]
- [ESCメニュー:ファイル-読込]で、編集・保存・印刷を制限して保存した文書を扱うことはできません。
- ハイパーリンクの戻る・進む・履歴表示・再読込
- [ウィンドウ-新しいウィンドウを開く]
- 他社アプリケーションで、オブジェクトの種類に[一太郎文書]や[JSフォントエフェクトツール Ver.2.3]を選択して、データにグラデーションを設定すると、他アプリケーション上では、グラデーションの始点の色で表示・印刷されます。
- 文書ファイル関連づけツールで、一太郎2006以前の一太郎を関連づけたとき、バックアップファイル *.$TD/*.$TT/*.$TDC/*.$TTC のアイコンは、一太郎2007が関連づけられているときのアイコンとは異なったものが表示されます。
- インプレース編集時、メニューにはアイコンが表示されません。また、Windowsで設定されている色で表示されます。
- [ヘルプ-一太郎のヘルプ]を選択して表示されるヘルプのウィンドウ表示サイズが小さいと、ホームトピックの[質問文を入力]が崩れて表示される場合があります。
この場合はウィンドウ表示サイズを調節してください。 - 一部のダイアログボックス、一部のコントロールはWindows XPビジュアルスタイルに対応していません。
■ロータスノーツと連携した場合の制限事項
[ファイル-ロータスノーツ]
- 一太郎をセットアップしても、環境にロータスノーツがセットアップされていないときはメニューには表示されません。割付は可能です。
- 対象となるロータスノーツのバージョンは R4.6.1/R5.0 です。
- ノーツパーソナルは動作確認対象外です。
- データベースの選択履歴を削除することはできません。
過去に選択したデータベースがいっぱいになったら、一番下の履歴から順に削除されます。
[開く]
- 同名のファイルが2つ以上添付されているときは、2つ目以降のファイルは選択できません。
- ノーツ文書に埋め込みオブジェクトとして挿入されている一太郎文書は選択できません。
[上書保存]
- 一太郎が正しく終了できなかった場合、次回起動時に自動バックアップファイルを読み込んだときには上書保存できません。
- 一太郎のキャプションの末尾に(ノーツ文書添付ファイル)と表示されている文書だけ、元の添付ファイルを上書きすることができます。
[名前を付けて保存]
- ノーツ文書中に作成される一太郎文書のアイコンの絵は、オブジェクトを挿入したときと同じ絵になります。
- 共有フィールドは計算結果属性を持っていても、テキスト欄に表示されます。
[既存文書へ保存]
- 同名のファイルが2つ以上添付されていたときは、2つ目以降のファイルは選択できません。
- テキスト欄に表示される項目は、[ファイル-ロータスノーツ-名前を付けて保存]のテキスト欄に表示される項目より多いことがあります。