■ライブラリ
一太郎プロンプトでは、作ったスクリプトを登録しておく場所のことをいいます。
ライブラリには、スクリプトを26個まで登録できます。
ライブラリの内容をファイルに保存し、ほかの一太郎に読み込んで使うこともできます。
■ランク
文章に付けた順位のことです。
ランクは7段階までのレベルで設定でき、ランクの高い順にランク1・ランク2・ランク3…と表示されます。
ランクを付けていない段落はランク7より低いランクになります。
ランクを設定すると、章・節・項をランクレベルの1・2・3に対応させて上位ランクの文章だけを表示したり、ランクごとに書式を変えたりすることができます。
次のコマンドで設定します。
- [ツール-ランク-ランクの自動設定]
- [ツール-ランク-設定/解除]
- [書式-文字・段落スタイル]の[追加・削除▼]-[新規]を選択し、[種類]で[段落]を指定後、[属性・改行幅]シートの[ランクレベル]で設定する
※アウトラインフェーズで入力すると、アウトラインレベルに応じたランクが自動設定されます。
■ランクツリー
基本編集フェーズのドラフト編集画面左端の行属性に表示される、ランクを階層表示している部分のことをいいます。
[ツール-ランク-ランクツリーを有効にする]を有効にしておくと、段落にランクを設定すると同時に自動的にランクツリーが表示されます。
ランクツリーを利用すると、ランクレベルの設定や絞り込みが簡単に行えます。
- 絞込レベル
クリックした数字のランクレベルで文書を絞り込んで表示します。[All]をクリックすると、絞込を解除し、すべての段落を表示します。
- ツリーの表示/非表示
クリックして、ランクツリーのツリー部分の表示/非表示を切り替えます。 ツリー部分を非表示にすると、左側の[ランクレベル表示領域]だけが表示されます。
- ランクレベル切替ボタン
左クリックまたは右クリックすると段落のランクレベルを設定・変更・解除できます。
左クリックするごとにレベルが1つ下がり、右クリックするごとにレベルが1つ上がります。 - ランクの範囲
ランクの設定されている段落と、その下位レベルの段落の範囲を表示します。
- -ボタン
クリックすると、ボタンのある段落の下位レベルの段落をすべて絞り込んで非表示にします。
- +ボタン
クリックすると、すぐ下のレベルまでの絞込を解除し、画面に表示します。下位の段落が絞り込まれているときにだけ表示されます。
- ランクレベル表示領域
段落に設定されているランクレベルが表示されます。
■ランクレベル
文章の内容に応じて、段落単位で設定した順位のことです。
ランクレベルは7段階まで設定することができ、ランクレベルの高い順にランク1・ランク2・ランク3…となり、ランクの付いていない段落がもっとも低いランクになります。
特定順位のレベルだけを絞り込んで画面に表示したり、ランクレベルごとに書式を設定することができます。
次のコマンドで指定します。
- [ツール-ランク-ランクの自動設定]
- [ツール-ランク-設定/解除]
- [書式-文字・段落スタイル]の[追加・削除▼]-[新規]を選択し、[種類]で[段落]を指定後、[属性・改行幅]シートの[ランクレベル]で設定する