花子に入力した文字を、フォントが持つ本来の情報を使って見せるかどうかを設定することができます。
フォントには、OSに標準で添付されているものから市販されているものまで、いろいろなものがあります。
文字を見せる用途や効果によって、使われるフォントもさまざまです。
プロポーショナルフォントと呼ばれている各フォントは、等幅のフォントとは違い、フォントを美しく見せるために、各文字ごとにセット幅などの情報を持っています。
このため同じ文字を入力しても、プロポーショナルフォントを使った文字は、各文字のセット幅が有効になり、文字の間隔が広くなりすぎたりしません。
■操作
- [ツール-オプション]を選択します。
[オプション]ダイアログボックスが表示されます。
- 画面左側の[グループ]で、[操作環境-文字]を選択します。
- 画面右側の[項目一覧]で、[プロポーショナルフォントで表示する]の[設定]を[する]にします。
[しない]になっている場合は、[しない]をクリックして表示される一覧から[する]を選択します。
- 設定が完了したら、[OK]をクリックします。
花子で作成した文字を、プロポーショナルフォントの設定を有効にして画面上に表示するようになります。
※オプションパレットの[プロポーショナルフォントを表示]も同じ機能です。
▼注意
- プロポーショナルフォントの表示は、花子13以上で有効です。
花子13以上で保存した文字を含んだ図面ファイルを花子12などで開いても、プロポーショナルフォントの表示は無効になり、等幅で表示されます。