花子の背景ページは、PowerPointのスライドマスタに変換します。
通常ページから変換した各スライドは、背景ページを変換したスライドマスタに従います。
ただし、花子の図面は、[ページ記憶]の設定で、通常ページのプレーンや背景ページの設定をページごとに記憶するか、画面ごとに記憶するかを選択できます。
どちらの設定になっているかによって、スライドマスタに変換される内容が異なります。
※新規図面を作成したときなど、通常は[ページ記憶]はオフの設定になっています。
[ページ記憶]がオフの場合
- スライドマスタに変換される内容
花子の背景ページにある、すべての図形を組み合わせて、PowerPointの1枚のスライドマスタに変換します。
花子の8ページある背景ページに、それぞれ別の図形を配置していても、すべて1つに重ねられた状態になります。
- スライドマスタへのスライドの対応
花子の通常ページは、ページごとに1枚のスライドに変換されます。
変換されたスライドは、すべて、背景ページから変換されたスライドマスタに従います。
[ページ記憶]がオンの場合
- スライドマスタに変換される内容
花子の各通常ページの、ページ記憶の設定に対応したスライドマスタに変換します。
例えば、背景ページ1・2の表示をオンにしている場合は、背景ページ1・2の図形を重ねた状態で、1枚のスライドマスタに変換します。
また、背景ページが設定されていないときのために、空白のスライドマスタも作成します。
- スライドマスタへのスライドの対応
花子の通常ページは、ページごとに1枚のスライドに変換されます。
ページ記憶が同じ設定だった通常ページから変換されたスライドは、スライドマスタも同じものに従います。
背景ページが設定されていなかった通常ページから変換されたスライドは、空白のスライドマスタに従います。