■文字入力/文字入力ウィンドウ
- 1つの文字枠の最大文字数は20,000字です。
- 入力プレーン以外の選択プレーンの文字枠を選択して、文字を入力したり編集したりすることができます。
- 上書きモードのとき、タブスペースは入力できません。
- Shift+Insertキーでのカーソル位置の段落を複写、Shift+Deleteキーでのカーソル位置の段落を削除は、1行文字枠の場合は実行できません。
- 行自由で作成した文字枠は、文字ツールボックスの
[組み方変更]で変更することはできません。
- すでに入力済みの文字枠を範囲指定した直後に文字入力を行ったとき、入力した文字が未確定の状態でESCキーを押して入力をキャンセルすると、範囲指定した部分の文字も消えます。
- ご使用の環境にないフォントを使用している文字の指定、または範囲指定には時間がかかります。
●文字入力ウィンドウ
- 以下の文字枠は文字入力ウィンドウに表示されません
- オートチャート、ブロック図形のブロックとコメントに含まれる文字枠
- 合成図形に含まれる文字枠
- 寸法線の文字枠
- 文字枠付きテンプレート図形(文字枠付き長方形・文字枠付き丸め長方形・文字枠付き楕円・文字枠付きひし形)
- 非表示プレーン上の文字枠
- 入力プレーン以外の文字枠(文字入力ウィンドウのメニューで[プレーン]がオンの場合)
- 以下の文字枠は、文字入力ウィンドウに表示されますが、編集できないので、淡色表示されます。
- [図形-ロック図形-設定]を実行している文字枠
- 非選択プレーン上の文字枠
- 文字入力ウィンドウはUnicode未対応のため、一部の文字が?で表示されることがあります。
この場合は、編集画面で該当の文字枠を選択して、?マークを削除し、文字を入力し直します。 - 文字入力ウィンドウに、一太郎からデータを貼り付けたとき、SJIS未配当の文字は貼り付けられません。
- 複数の項目が選択されているときは、[コピー]/[切り取り]は実行できません。
- 項目の並び順
- 横書きスタイルの場合は、編集画面でより上部にある文字枠が文字入力ウィンドウの上位に表示されます。 ただし文字枠の重なり具合などにより、左側にある文字枠が上位になるなど、並び順は替わります。
- 縦書きスタイルの場合は、編集画面でより右側にある文字枠が文字入力ウィンドウの上位に表示されます。 ただし文字枠の重なり具合などにより、上側にある文字枠が上位になるなど、並び順は替わります。
- 複数の文字枠を含むグループ図形の場合は、グループ全体の領域と他の文字枠とで、上記のような並び順の判定がなされます。、またグループ内でも並び順の判定がなされます。
- 文字を入力して、文字枠が下方向(縦書きスタイルの場合は左方向)に広がり、印字領域幅内にあるいずれかの図形と重なると、その図形と下方向(縦書きスタイルの場合は左方向)のワークスペースを含む印字領域幅に含まれるすべての図形を、5mmのすき間ができる位置まで移動します。 ワークスペース外に出る図形は、押し出しません。
●カラースタイルパレット[文字]シート
- フォントスタイルの[太字]/[斜体]を設定した文字列を選択して、 カラースタイルパレットの
[文字枠スタイルに設定]をクリックすると、和文・欧文フォントの両方に、[太字]/[斜体]が設定されます。
- 文字列の和文フォント・欧文フォントを変更しているときにカラースタイルパレットの[フォント]で和文フォントが表示されている状態で
[文字枠スタイルに設定」をクリックすると、[文字枠スタイル]に欧文フォントは反映されません。 また、欧文フォントが表示されている状態のときは、和文フォントは反映されません。
- [字間]を設定している文字を選択して
[文字枠スタイルに設定]をクリックすると、[文字属性]の[字間]シートの[枠相対にする]の設定により、設定される字間の値は変わります。
●シームレス文字入力
- [ツール-オプション]の[操作環境-コマンド操作]で、[キーでコマンドを変更する]が[する]の場合、次の操作をしてもコマンドの実行が優先されます。
- 図形を1つだけ選択しているときにキーを押す
- 文字枠を選択しているときにキーを押す
- 文字枠付きテンプレート図形を選択しているときにキーを押す
- 文字付き図形を選択しているときにキーを押す
- 文字入力を開始できるキーは、次のキーを除くキーです。
なお、Ctrlキーを押しながらキーを押した場合、ショートカットキーの機能が優先されます。
Enterキー・スペースキー・Backspaceキー・Deleteキー・矢印キー
- 描画パレットの
[横組文字枠作成]〜
[1行縦文字枠作成]を選択しているときは、図形が選択状態になっている場合に文字入力を開始できます。
- 文字入力を開始した時点のIMEの設定が有効になります。 このため、日本語入力がオフの場合は、そのまま英字が入力されます。
- 画面表示を
[カタログ表示]または
[レイアウト表示]に切り替えている場合、ツールボックスの表示状態によっては、文字入力のモードに切り替わらず、全角文字を図形に入力することができません。
この場合は、描画パレットの[横組文字枠作成]をクリックして、文字入力の状態にしてから全角文字を入力します。
●文字枠付きテンプレート図形
- 次の、文字枠の付いたテンプレート図形では、1行文字枠(簡易)・段組指定はできません。
- 長方形(丸め)楕円吹き出し
- 文字枠付き長方形・文字枠付き丸め長方形・文字枠付き楕円・文字枠付きひし形
●段落削除
- Shift+Deleteキーで現在カーソル位置の段落を削除した場合、削除した内容はクリップボードにはコピーされません。
- 1行文字枠や自由な文字枠では何も実行されません。
■直線/矢印直線/連続直線/円・楕円
●直線
- 端点やグリッドにあわせて直線を描いた場合、線サイズや画面の表示倍率によってはズレを生じることがあります。 [変形-結合]で修正できます。
- [方法]が[2円接線]で直線を描く場合、次の円は指定できません。
- 楕円・同心円・ベジエデータの円
- [図形-連結して塗りつぶす/幅を付けて塗りつぶす]で塗りつぶした円
●矢印直線
- 矢の長さは0.5mm〜100.0mmの範囲で、0.1mm単位で設定できます。 単位系はmm固定です。
- 種類が ● の場合は、0.5mm〜10.0mmで0.1mm単位で設定できます。
- 矢印直線に次のコマンドを実行すると合成図形に変わるため、矢の位置や種類・長さなどの変更はできなくなります。
- [変形-切断-点で切断/交点で切断*1/長方形で切断]
- [変形-クリッピング変形]
- 描画パレットの[交点で切断して削除*1/長方形で切断して削除]
*1 3つに切断されるように中央で切断すると、残った両端の図形は合成図形になります。
●連続直線
- 1つの連続直線の角の数は、最大700点(699線)までです。
- [ツール-オプション]の[操作環境-表示]で[入力時に図形を簡易表示する]を[しない]にしている場合でも、入力時は簡易表示されます。
●円・楕円
- 半径は0.25mm〜635mmの範囲で設定します。
- ベジエデータのときは、円としての情報がなくなるため、円心などの指定ができません。
- 円を、[描画方法]を[領域]で描く場合、対角線の向きは45・135・-135・-45°方向に限られます。
●線幅
- 線幅の単位はmmで設定します。
- [任意線幅]で[極細線]を設定する場合は、「1Dot」と入力します。
■長方形/正方形
- 1辺の長さが線幅以下のときは、実行できません。
●丸め長方形/丸め正方形
- [丸め半径]は、0.5mm〜100.0mmの範囲で、0.1mm単位で設定できます。
- 調整幅は長方形の短辺の半分までです。
- せん断などにより形が崩れた場合は、ベジエ曲線になってしまうことがあります。
- [作成データ]を[直線+円弧]で描いた丸め長方形・丸め正方形は、角だけが塗りつぶされます。 すべてを塗りつぶす場合は、[図形-1図形化]を実行する必要があります。
- [作成データ]を[直線+円弧]で描いた丸め長方形・丸め正方形は、描いたあとで丸め半径を変更することはできません。
●面取長方形/面取正方形
- [切り取り長さ]は、0.5mm〜100.0mmの範囲で、0.1mm単位で設定できます。
- [調整幅]は長方形の短辺の半分までです。
- せん断などにより形が崩れた場合は、連続直線になってしまうことがあります。
■軌跡/ベジエ曲線/自由曲線
●軌跡
- 始点がスクロールなどによって画面外に出ているときは、Ctrlキーで閉じることができません。
- 描画中にオートスクロールはしません。
- [精度]を高めると、データが大きくなり、表示速度が遅くなります。
- [ツール-オプション]の[操作環境-表示]で[入力時に図形を簡易表示する]を[しない]にしている場合でも、入力時は簡易表示されます。
●ベジエ曲線
- 1つのベジエ曲線の固定点の数は、最大250点までです。
- [ツール-オプション]の[操作環境-表示]で[入力時に図形を簡易表示する]を[しない]にしている場合でも、入力時は簡易表示されます。
●自由曲線
- 1つの自由曲線の固定点の数は、最大250点までです。
- ベジエのデータとして描画されます。
- [ツール-オプション]の[操作環境-表示]で[入力時に図形を簡易表示する]を[しない]にしている場合でも、入力時は簡易表示されます。
■テンプレート図形
- 回転した状態で拡大縮小すると、ゆがみがでるため特殊図形の属性が失われます。
ただし、90度単位で回転した場合は、拡大縮小しても、属性は残ります。
●直方体1〜円錐
- せん断などにより形が崩れた場合は、単なる合成図形になります。
●直方体1(透過)〜円錐(透過)
- せん断などにより形が崩れた場合は、単なる合成図形になります。
- 次の操作はできません。
- 塗りの設定
- 線種の変更
※外側が実線、透過線が点線の固定になります。
- 次のコマンドは実行できません。
- 変形-図形効果
- 図形-矢印-追加
●平行四辺形/台形
- せん断などにより形が崩れた場合は、連続直線になってしまうことがあります。
●正多角形
- 3角形から、最大20角形まで描画できます。
●十字形
- せん断などにより形が崩れた場合は、連続直線になってしまうことがあります。
●星形
- 頂点の数は、3〜20の範囲で設定できます。 ただし、[種類]を[線あり]にしている場合の頂点の数は、5〜20の範囲になります。
- [種類]を[自由角度]にしている場合、せん断などにより形が崩れた場合は、連続直線になってしまうことがあります。
- [種類]を[自由角度]にしている場合、図形を傾けた状態で編集ポイントを使って編集すると、それぞれの角の大きさがまちまちになってしまうことがあります。
●渦巻き
- 巻き数は、2〜30の範囲で設定できます。
- 描いた図形はベジエ曲線になります。
●平行線
- 2本〜50本の平行線が引けます。
- 平行線の間隔は、0.5mm〜100.0mmの範囲で、0.1mm単位で設定できます。
- せん断などにより形が崩れた場合は、単なる合成図形になります。
●波線
- 62周期(1周期は1波長の長さ)以上の波線は描画できません。 それ以上の周期をもつ波線を描画しても、62周期の長さで切り取られます。
- せん断などにより形が崩れた場合は、単なる合成図形になります。
- 塗りをつけることはできません。
- 波線(波線部分)の終点と指定した終点が重ならない場合があります。
●二重波線
- 62周期(1周期は1波長の長さ)以上の二重波線は描画できません。 それ以上の周期をもつ二重波線を描画しても、62周期の長さで切り取られます。
- せん断などにより形が崩れた場合は、単なる合成図形になります。
- 塗りをつけることはできません。
- 二重波線の終点と指定した終点が重ならない場合があります。
- 振幅固定、周期と二本の曲線間隔で自動的に決められます。 振幅を変更することはできません。
- 2線の間隔は、波長の1/4より大きな値は設定できません。
●折れ線
- 349周期(1周期は1波長の長さ)以上の折れ線は描画できません。 それ以上の周期をもつ折れ線を描画しても、349周期の長さで切り取られます。
- せん断などにより形が崩れた場合は、単なる合成図形になります。
- 塗りをつけることはできません。
- 波線の終点と指定した終点が重ならない場合があります。
●矢印/ホームベース矢印/ホームベースストライプ矢印/ストライプ矢印/山型矢印/V字型矢印/屈折矢印/曲折矢印/カーブ矢印/先広がり矢印/吹き出し矢印
- せん断などにより形が崩れた場合は、それぞれ次の図形になることがあります。
- 矢印/ホームベース矢印/山型矢印/V字型矢印/カーブ矢印/先広がり矢印 …単なる合成図形
- 屈折矢印/矢印吹き出し …連続直線
- 曲折矢印 …ベジエ曲線
- 矢印/ホームベース矢印/ホームベースストライプ矢印/ストライプ矢印/山型矢印/V字型矢印/カーブ矢印/先広がり矢印の場合、次のコマンドは実行できません。
- 変形-図形効果
- 図形-矢印-追加
- カーブ矢印の塗りについて
軸側は、矢じり側よりも少し暗めの色のべた塗りに自動的に設定されます。この部分の塗りだけを変更することはできません。
●雲形吹き出し
- せん断などにより形が崩れた場合は、単なる合成図形になります。
- 次のコマンドは実行できません。
- 変形-図形効果
- 図形-矢印-追加
●星(8・16・24・32)/爆発1・2
- せん断などにより形が崩れた場合は、それぞれ次の図形になることがあります。
- 星(8・16・24・32)/爆発1 …連続直線
- 爆発2 …ベジエ曲線
- 星(8・16・24・32)の場合、図形を傾けた状態で編集ポイントを使って編集すると、それぞれの角の大きさがまちまちになってしまうことがあります。
●リボン/カーブリボン
- せん断などにより形が崩れた場合は、単なる合成図形になります。
- リボンの切れ込み部分と折り返し部分の長さは自動的に設定されます。任意に変更することはできません。
- 影の色は、リボン本体の部分よりも少し暗めの色のべた塗りに自動的に設定されます。この部分の塗りだけを変更することはできません。
- 次のコマンドは実行できません。
- 変形-図形効果
- 図形-矢印-追加
●巻/メモ
- せん断などにより形が崩れた場合は、単なる合成図形になります。
- 折り返し部分の色は、本体の部分よりも少し暗めの色のべた塗りに自動的に設定されます。この部分の塗りだけを変更することはできません。
- 次のコマンドは実行できません。
- 変形-図形効果
- 図形-矢印-追加
●波
- せん断などにより形が崩れた場合は、ベジエ曲線になります。
- 次のコマンドは実行できません。
- 変形-図形効果
- 図形-矢印-追加
●開き大括弧〜左右小括弧、長方形吹き出し/丸め長方形吹き出し/楕円吹き出し
- 切断・クリッピング変形などを実行して形を変形した場合は、合成図形になります。文字枠付きの括弧や吹き出しの場合、文字枠上でダブルクリックしても文字を入力できません。
- [文字枠を付ける]を
にして作成する場合、設定した[文字枠のマージン]で描画できないときは、マージンの長さを調整して描画します。
- せん断などにより形が崩れた場合は、それぞれ次の図形になることがあります。
- 左右大括弧/左右中括弧/左右小括弧 …単なる合成図形
- 開き大括弧/閉じ大括弧/長方形吹き出し …連続直線
- 丸め長方形吹き出し/楕円吹き出し …ベジエ曲線
●文字付き長方形〜文字付きひし形
- せん断などにより形が崩れた場合は、単なる合成図形になります。
■点・点集合
●点
- 点を回転しても、点種類の方向は変わりません。
●点集合
- 1つの点集合の数は、最大700個までです。
- 点集合を回転しても、点種類の方向は変わりません。
■寸法線
- ベジエデータの図形に、[指定][1辺]または[2辺]で寸法線を引くことはできません。
- 各種水平寸法線・角度寸法線・弧寸法線に引出補助線を付けることはできません。
- 直列寸法線では、寸法線の長さが矢の3倍以下の場合、両端以外の矢印が点になります。
- 直列・並列寸法線は、10点まで指定できます。
- 距離寸法線は、選択した2線分の角度が45°以内でなければ引くことができません。
- 面取寸法線では、自動入力時、寸法値は線分の長さを√2で割った値になります。
- 面取寸法線は、線分の中点に付きます。
- Ctrlキーを押しながら面取寸法線を引くと、選択した線分に対して垂直以外の角度で引くことができます。
- 直径寸法線を円弧につける場合、寸法線の長さは半径の120%となり、弧がない側の矢印は付きません。
- [シンボル]シートの[角度]で[ °′″]または[度分秒]を選択した場合、[規格]シートの[精度]の[小数]を[2位]以上に上げておく必要があります。
- [シンボル]シートの[角度]で[ °′″]または[度分秒]を選択していても許容差リミット時には、[ °] または[度]になります。
- 直列・並列・距離・角度寸法線は、2辺指定しかできません。また、半径・直径・面取・引出寸法線は、1辺指定しかできません。
- [矢印]シートの[角度1]は10〜180°の範囲で、[角度2]は10〜150°の範囲で設定します。
- 引出補助線は、[規格]シートの[文字向き]を水平にしていないと表示されません。
■コネクタ
- 以下の図形には、コネクトできません。
- コネクタ
- 文字付き図形の文字枠
- ブロック図形のブロックと外枠以外の子図形
- 直線、連続直線を編集対象とする標準機能のうちで、次の機能は、コネクタ図形を編集対象としません。
- 合成
- 1図形化
- 図形の分解
- 交点で塗りつぶす
- 連結して塗りつぶす
- 幅を付けて塗りつぶす
- 矢印追加/削除*1
- 置換
- 拡大/縮小
- 回転
- せん断
- ミラー
- 面取
- 結合
- 切断
- 等分割
- クリッピング変形
- ブレンド
- スペース*2
- 固定点/頂点の追加/削除
- 塗り属性*3
- 変形(部分選択による頂点の変形)
*1 線属性の矢印は設定できます。
*2 コネクタは対象になりません。ただし、コネクト先がスペースされればそれに追従します。
*3 領域を持つカギ型コネクタにも塗り属性は設定できません。常に塗りなしです。
- 拡大・回転・せん断・変形を実行させないことから、選択ツールで選択された場合の選択マークの表示方法に次のような制約がかかります。
- 図形の選択(拡大/縮小)でコネクタだけが選択されている場合は、拡大ハンドルを表示しません。
- 図形の選択(回転・せん断)でコネクタだけが選択されている場合は、回転/せん断/変形中心ハンドルを表示しません。
- 図形の選択(部分選択・変形)でコネクタを選択した場合も、部分選択マークの代わりにコネクタ用の変形ハンドルを表示します。コネクト先の変更とコネクタ変形が行えます。
- 図形の選択(拡大/縮小)でコネクタだけが選択されている場合は、拡大ハンドルを表示しません。
- コネクタ以外の図形とは交差しても飛び越し処理は行われません。
- 幅付きコネクタの始点側と終点側のコネクトポイントが重なる場合、またはオフセットを差し引いた長さが「0」になる場合は、角度が割り出せません。このため、縦棒状の状態になります。
■削除/切断
- 次の図形は切断の対象になりません。
イメージ枠・貼付枠・文字枠・寸法線・コネクタ
- 合成図形中の図形に対して切断を行った結果、合成図形数または合成図形サイズの上限に達する場合は、切断できません。
●点で切断
- 切断できるのは、直線・連続直線・ベジエ(ベジエデータの円も含む)・(楕)円弧と、合成図形中のこれらの図形です。
- 塗りつぶした図形は点で切断できません。
- 閉じた連続直線やベジエを切断すると、その座標で開いた図形になります。
- 連続直線を切断した結果、1セグメントになる場合は直線になります。
- 合成図形中の図形を切断しても、合成図形中の1図形として認識されます。
●交点で切断/交点で切断して削除
- 切断できるのは、直線・連続直線・ベジエ曲線・円(弧)・楕円(弧)と、合成図形中のこれらの図形です。
- 塗りつぶした図形は交点で切断できません。
- 全円(全楕円)とほかの図形との交点が1か所しかないときは切断できません。
- 閉じた連続直線・ベジエを1つの交点で切断すると、その座標で開いた図形になります。
- 合成図形中の図形を切断した場合、切断するために選択した図形が合成図形外になります。
- 指定した図形との交点を21点以上含む図形がある場合、21点目以降の交点は無視されます。
例えば、ある図形の23点目と24点目の交点の間を指定しても、20点目の交点で切断されるか、それよりも近い、ほかの図形との交点、または自身の頂点で切断されます。
●長方形で切断/長方形で切断して削除
- 切断できるのは、点集合・直線・連続直線・ベジエ(ベジエデータの円も含む)・(楕)円(弧)・合成図形です。塗りつぶした図形も含みます。
- 全円(全楕円)と範囲指定した部分との交点が1か所しかないときは切断できません。
- 閉じた連続直線・ベジエとの交点が1か所の場合、その座標で開いた図形になります。
- 合成図形を切断した場合、合成図形中の個々の図形と合成図形自身が切断されます。
- 塗りつぶした図形に対して長方形で切断が行われた場合、塗りつぶし部分が長方形の枠に沿って切断され、その塗りつぶしを囲むような枠図形ができます。
- [図形-連結して塗りつぶす-実行]を行った図形が離れている場合、図形の一部を切断すると連結が解除されます。
- グループ化した図形を[長方形で切断]で切断した場合、長方形で囲んで切断された図形は、グループが解除されます。
残った元の図形は、グループ化されたままです。 - 切断用の長方形との交点を21点以上含む図形がある場合は、切断を実行できません。「実行できません。」とメッセージが表示されます。
■面取
- 面取長さは線分の長さの6/7までです。
- 図形の2辺の角度が30゜未満、または150゜より大きい場合は角を切り取ることはできません。