■画面表示切替/表示モード
●画面表示切替
- 通常表示/カタログ表示/レイアウト表示などの画面表示は、花子を終了するときに記憶されます。次に花子を起動するときは、前回、花子を終了したときの画面表示になります。
●クリップウィンドウ表示
- クリップウィンドウ表示/非表示の設定は、次回起動時にも有効です。
- 全画面表示中、インプレース編集中は、クリップウィンドウは非表示になります。終了したタイミングで、クリップウィンドウが表示されるようになります。
- クリップウィンドウのすべてのシートを非表示にすることはできません。
- クリップウィンドウのシート名を重複して付けることはできません。
- クリップウィンドウの[ブラウザ]シートを利用する場合、次の注意事項があります。
- [ブラウザ]シートからプラグインなどのセットアップを実行した場合、正常に完了できないことがあります。
- Framesetを使用したサイトをHTMLキャプチャした場合、設定した幅・高さでのキャプチャになります。
- HTMLキャプチャ機能でキャプチャできるサイズは、パソコンに装着しているビデオカードに搭載されたメモリ量に依存します。
キャプチャできない場合は、キャプチャするサイズを減らします。 または、Windowsの[画面のプロパティ]で、[画面の色]の色数を16ビットなどに減らしてどうか試します。
●簡易表示
- 表示モードを[簡易表示]にした場合、図形は次のように表示されます。
線種・線サイズ … すべて1ドットの実線 グラデーション … 開始色で指定した色でベタ塗り 文字枠 … 緑の点線枠で表示し、文字枠内の文字は非表示 イメージ … 青の点線枠で表示。背景色が黒の場合は、水色の点線枠で表示 貼付枠 … 赤の点線枠で表示。枠内を*マークで表示
■表示切替
●マージンの表示
- [表示-表示切替-マージンの表示]をオフにすると、ワークスペースも非表示になります。
●ファンクションキーの表示
- [表示-表示切替-ファンクションキーの表示]をオフにしても、ファンクションキーの機能は有効です。
■スナップ
●グリッドにスナップ/スケールにスナップ/スケールガイドにスナップ/補助線の交点にスナップ
- スナップ有効時でも図形の選択時には、スナップは行われません。
- 画面にスケール/スケールガイド/補助線が表示されていないときは、それぞれのスナップがオンになっていてもスナップは行われません。
- [グリッドにスナップ時、常にスナップ]が[しない]場合でも、グリッド間隔よりスナップ範囲が広い場合は、常にスナップします。
●角度スナップ
- [角度スナップ]と[グリッドにスナップ]の両方をオンにした場合、角度スナップが優先されます。
ただし、始点はグリッドの交点、終点はグリッドの線上になります。 - 角度スナップは次の場合に有効です。
- 直線・連続直線・円弧・楕円弧・正多角形・平行線・鉄道線を描画するとき
- 回転やミラーを実行するとき
- 角度スナップは、次の寸法線を描くときに有効です。
- 斜め・直列斜め・並列斜め寸法線で寸法位置を決める際に、Ctrlキーを押したとき
- 引出・面取・半径・直径寸法線を引くとき
- 角度・弧寸法線の文字位置を決めるとき
■表示倍率
- 表示倍率を変更したあと[取り消し]を実行しても、表示倍率の変更は取り消されません。その前の操作が取り消されます。
■パレット
- [表示-パレット-パレットの表示/非表示]でパレットを非表示にした場合でも、次回花子を起動したときにはパレットは表示されます。
■補助線登録と編集/ビュー登録と切替
●補助線登録と編集-登録/編集
- 補助線全体の表示/非表示はウィンドウごとに設定できます。 また、補助線グループごとの表示/非表示はページごとに設定できます。
- 登録できる補助線は、32個までです。
- [図形化]で一度図形化した補助線は、補助線に戻すことはできません。
- [範囲指定]で入力した補助線は[表示-表示設定-単位系の設定]で[原点座標] を変更しても入力位置は変わりません。
- [範囲指定]で入力後、用紙サイズを変更すると、編集領域内に表示されなくなることがあります。
- [表示-表示設定-単位系の設定]で[原点位置]を変更した場合、間隔入力のときは原点側から引かれ、分割数入力のときは領域の左上からになります。
- [範囲指定]で入力後、用紙サイズやマージンを変更するとマージン領域にも補助線が表示されたままになります。
- [図形化]を実行すると、カレントウィンドウの入力プレーンに直線が入力されます。表示されていない補助線でも、図形化は実行できます。
- [ファイル-一部保存]では、補助線の情報も保存されます。
- [ファイル-挿入読込]では、補助線が追加登録されません。[ファイル-スタイル読込]で、補助線が追加登録されます。
●ビュー登録と切替
- 登録・保存できるビューの数は67個までですが、メニューに表示されるのは32個までです。
登録したビューが32個より多い場合は、新しく登録されたものから32個が表示されます。 - 参照図形編集ウインドウに対しては実行できません。
- 登録後に小さい用紙サイズに変更したとき、またはマージンを大きく設定して切り替えると登録した範囲が正しく表示されなくなることがあります。
- ビュー切替は取り消しできません。ビュー切替実行前のコマンドが取り消されます。
■表示設定
●画面表示の設定
- [表示-表示設定-画面表示の設定]で変更できるのは、画面の表示だけです。印刷結果には反映されません。
- 任意の倍率は5%〜3200%の範囲で、1%刻みで設定できます。
- [ファンクションキーの表示]を
にしても、ファンクションキーの機能は有効です。
●単位系の設定
- 設定した単位は、図面スタイル・寸法線・線幅には無効です。
- 原点座標 の有効桁数は次のとおりです。
mm … 小数第1位、0.1刻み inch … 小数第2位、0.01刻み ユーザー単位 … 設定した単位数によって変わる
●ワークスペースの設定
- 用紙の上下左右端からの距離を設定するため、用紙サイズが変更された場合は、それに伴ってワークスペースのサイズも変更されます。
- ワークスペースの距離の最大値は1,200mmです。
- 花子Ver3.1以前のファイルを読み込んだ場合、次の注意事項があります。
- [画面表示の設定]ダイアログボックスで、[ワークスペースの表示]が
で記憶されている場合、ワークスペース領域はシステムに記憶された長さになり、全ウィンドウのワークスペースの表示がすべて
になります。
- [画面表示の設定]ダイアログボックスで、[ワークスペースの表示]が
で記憶されている場合、ワークスペース領域はシステムに記憶された長さになりますが、全ウィンドウのワークスペースの表示設定は
になります。 また、[マ-ジン表示]が
の場合もワークスペースの表示はしません。
- [画面表示の設定]ダイアログボックスで、[ワークスペースの表示]が
●プレーンの設定
- 同時に複数の入力プレーンを選択することはできません。入力プレーンに指定したプレーンは、必ず選択・表示プレーンになります。
- 選択プレーンに指定したプレーンは、必ず表示プレーンになります。
- 表示プレーンの指定を解除すると、必ず選択プレーンも解除されます。
●グリッドの設定
- 画面表示倍率を低くすると、グリッドの間隔によっては、グリッドが表示されなくなります。
- [グリッド原点]・[グリッド間隔]の有効桁数は次のとおりです。
mm … 小数第1位、0.1刻み inch … 小数第2位、0.01刻み ユーザー単位 … 設定した単位数によって変わる
■スライド
- スライド表示中は図形を編集することはできませんが、ビデオ枠・テロップ枠やオブジェクト枠・図形マクロなどを実行することはできます。
ただし、[アニメーションを動かす]にチェックマークが付いている場合や、マーカー入力のモードに切り替えているときは、実行できません。 - スライド表示中のマクロでの描画・編集はできますが、再描画が行われると、マクロで描画した内容は画面上から消えてしまいます。
編集内容は残っているので、スライド表示を終了すれば正常に表示されます。 - [アニメーションを動かす]にチェックマークが付いている場合、画像枠上では右クリックしてもショートカットメニューは表示されません。
- マルチモニタでスライド表示している場合、アニメーション枠は、現在アクティブになっているモニタ側でしか動作しません。
- マルチモニタでスライド表示している場合、スライド表示中に花子の編集画面をクリックすると、再生中のアニメーション(GIFアニメーション・ビデオ枠・テロップ枠)は停止します。スライド表示の画面をクリックすると、アニメーションの再生が再開されます。
- マルチモニタ環境で利用している場合、画面表示をレイアウト表示にした状態からスライド表示を実行することはできません。