[サポートFAQ]
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更新日:2007.02.09 - 情報番号:034561
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Q ベジエ曲線でハートを描くには
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A FAQ改善アンケートにご協力ください

ベジエ曲線を使うと、なめらかな曲線でイラストを作成することができます。 また、描画したあとからでも、簡単に修正をすることができます。
ここでは、ベジエ曲線でハートを描く方法を紹介します。

ベジエ曲線に慣れないうちは、下絵を利用すると、ボタンを離すタイミングなど、操作のコツがつかみやすくなります。
ハートの部品など、下絵にする部品や図形を別のプレーンに呼び出して、その曲線を目安にして操作の練習をします。

■下絵にハートの部品を呼び出す

ハートの部品を探して、ベジエ曲線を描くプレーンとは別のプレーンに呼び出して下絵に利用します。
入力プレーンを切り替えてから、部品を呼び出します。

■操作

【手順1】入力プレーンを切り替える

  1. 画面下部の[Aプレーン]をクリックします。

    プレーン名の一覧が表示されます。
    ここでは、入力プレーンをBプレーンに切り替えます。

  2. 一覧で[B]をクリックします。

    入力プレーンがBプレーンに切り替わり、画面下部の表示も[Bプレーン]になります。
    以降の操作では、Bプレーンに図形などが描画されます。

【手順2】ハートの部品を探して、呼び出す

  1. クリップウィンドウの[コンテンツ]シートをクリックするなど、コンテンツパレットを表示し、[部品]シートに切り替えます。
  2. 検索文字列を入力する欄に「ハート」と入力し、[検索]をクリックします。

    部品が検索されます。
    該当する部品が見つかったら、部品一覧にハートの部品だけが表示されます。

    コンテンツパレット

  3. シンプルなハートを選択し、そのまま図面上までドラッグし、任意の位置でマウスのボタンを離します。

    ハートの部品が図面に呼び出されます。

  4. 必要に応じて、線の色や太さをカラースタイルパレットで変更して、参照するときに見やすくしておきます。

    ハートの部品

【手順3】入力プレーンを元に戻す

  1. 画面下部の[Bプレーン]をクリックします。
  2. 一覧で[A]をクリックします。

    入力プレーンがAプレーンに切り替わり、画面下部の表示も[Aプレーン]になります。
    元の状態に戻り、以降の操作では、Aプレーンに図形などが描画されます。


●こんなときは

  • 部品一覧を、検索する前の状態に戻す
    部品ファイル名の左横の戻る[戻る]をクリックします。
    検索する前に表示していた部品一覧に戻ります。
  • 下絵として呼び出したハートの部品を選択できないようにする
    下絵として呼び出したハートの部品を、選択できないようにすることもできます。
    プレーンを切り替えるときに[詳細]を選択すると、[プレーンの設定]ダイアログボックスが表示されます。
    [A]の入力が選択されている状態で、[B]の[選択]をチェックボックスをオフにします。
    Bプレーンに入力された図形は、表示はされますが、選択できない状態になります。

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■ベジエ曲線でハートを描く

ベジエ曲線を使ってハートを描きます。

ベジエ曲線の各部の名称

■操作

【手順1】ベジエ曲線を選択する

  1. 描画パレットのベジエ曲線[ベジエ曲線]をクリックします。

【手順2】ハートの左側を描く

  1. ハートの下になる部分を最初の固定点として、マウスのボタンを押したままドラッグします。

    固定点を中心に、方向線が伸びます。

    ベジエの最初の固定点を指定

  2. そのままハートのカーブを描く方向へドラッグし、方向点でボタンを離します。

    カーブを描くための1つ目の方向線と方向点が決まります。

    ベジエの最初の歩行線と方向点を決定

  3. ハートのくぼんだところを2つ目の固定点としてポインタを移動し、マウスのボタンを押したままドラッグします。

    マウスのボタンを押したままドラッグすると、2つ目の固定点を中心に方向線が伸び、1つ目の方向線との間にハートのカーブ(セグメント)が描かれます。

    ベジエのカーブの描画

  4. カーブの大きさと形が決まったら、マウスのボタンを押したままCtrlキーを押します。

    左側のカーブ(セグメント)が決定され、2つ目の固定点を中心に、方向線が折れ曲がります。

    ベジエの方向線を折り曲げる

    ※方向点を指定するときに、Ctrlキーを押しながら操作すると、固定点を中心に方向線を自由な方向・長さで折り曲げて、カーブの向きを変えることができます。

  5. 左側2つ目の方向点と対称になる位置までポインタを移動し、Ctrlキーとマウスのボタンを離します。

    右側の1つ目の方向点・方向線が決定されます。

    ベジエの方向点・方向線の決定

【手順3】ハートの右側を描き、仕上げる

  1. ハートの下になる部分までポインタを移動し、Ctrlキーとマウスのボタンを押したままドラッグして、方向線を延ばします。

    図形が閉じ、2つ目の方向点が決まります。 同時に方向線が伸び、1つ目の方向線との間にカーブ(セグメント)が描かれます。

    図形が閉じる

    ※3つ目以降の固定点を指定するとき、Ctrlキーを押しながら操作すると、最初の固定点と自動的につながり、図形を閉じることができます。

  2. Ctrlキーとマウスのボタンを押したまま、右側のカーブを整え、Ctrlキーとボタンを離します。

    ハートが完成します。

    ベジエ曲線の確定

【手順4】下絵のハートを非表示にする

  1. 画面下部の[Aプレーン]をクリックします。
  2. 一覧で[詳細]をクリックします。

    [プレーンの設定]ダイアログボックスが表示されます。

  3. ハートの下絵を配置した、[B]の[表示]をクリックして チェックボックスをオフ にし、[OK]をクリックします。

    下絵のハートが非表示になります。

    下絵を非表示に


●こんなときは

  • ベジエ曲線をあとから修正する
    修正したいセグメントの固定点を含む範囲を、[図形の選択(部分選択・変形)]ツールで指定します。 方向点・方向線・固定点などが表示されるので、修正したい固定点や方向点をドラッグして修正します。

    ベジエ曲線のカーブを調整する

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