文字枠が作成できない場合、現象に応じて、それぞれの方法で対処します。
■クリックしても文字枠を作成できない
[横組文字枠作成]/
[縦組文字枠作成]をクリックし、文字を入力したい位置でクリックしても、文字枠のゲージやカーソルが表示されないときがあります。
これは、作成しようとした文字枠スタイルで、[文書枠の領域]の[固定]だけがになっているためです。
文字枠の領域が[固定]だけの状態では、自由な文字枠は作成できません。
クリックするだけで文字枠が作成されるようにする場合は、[文字-文字枠スタイル]を選択し、[補助]シートに切り替えて、[文書枠の領域]の[自由]をにします。
クリックした位置に、自由な文字枠が作成されます。
なお、[固定]だけの設定で文字枠を作成したい場合は、[横組文字枠作成]/
[縦組文字枠作成]をクリックしたら、ドラッグして、作成したい文字枠の大きさを決定します。
■文字枠を確定すると文字枠が消える
描画パレットから[横組文字枠作成]/
[縦組文字枠作成]をクリックして、ドラッグ操作で文字枠を作成したときに、ドラッグ中は枠が表示されるのに、マウスのボタンを離すと枠が消えてしまうことがあります。
この場合は、文字枠スタイルの設定で、段組の設定を確認します。
段組が設定されていると、作成しようとしている文字枠が、設定した段数分収まりきらない大きさしかない場合は、文字枠が作成できないために消えてしまいます。
段組を設定する必要がない場合は、[文字-文字枠スタイル]を選択し、[組み方]シートの[段組]で、[段数]を[1]に設定して、操作をやりなおします。
■文字枠のゲージが表示されない
文字枠のゲージを表示しない設定にしている場合は、文字枠を作成するときの目安になるゲージは表示されません。
この場合、ゲージはなくても文字枠は作成されているので、キーを押すと文字は入力されます。
文字枠のゲージを表示するかしないかや、表示する場合のゲージのタイプは、オプションパレットの[文字枠ゲージ]で切り替えられます。
文字枠ゲージのタイプには、花子12までと同じ[ゲージ]と、花子13で追加になった[ボックス]とがあります。
※[ツール-オプション]の[操作環境-文字]で、[文字枠ゲージの表示タイプ]を切り替えるのも同じです。