ハードディスクの破損や、他のアプリケーションから直接メールボックスを書き換えられるなど、何らかのトラブルにより、メールボックスが不正になっていることが考えられます。
メール修復機能を利用して、メールデータが復旧するかどうか確認します。
■操作
【フォルダ一覧のデータ修復を行う】
※フォルダ一覧の修復を行うと、アカウントやフォルダの並び順は初期化されます。
- Shurikenを起動します。
- フォルダ一覧で、[受信箱]をクリックします。
- [ツール-データ修復-フォルダ一覧]を選択します。
- 「フォルダ一覧のツリー表示を再作成してもよろしいですか?」のメッセージが表示されたら、[はい]をクリックします。
【メール一覧のデータ修復を行う】
※メール一覧を修復すると、削除したメールが復活することがあります。
- フォルダ一覧で、現象が発生しているフォルダをクリックします。
- [ツール-データ修復-メール一覧]を選択します。
- 「選択中のフォルダのメール一覧データを修復します。よろしいですか?」のメッセージが表示されたら、[はい]をクリックします。
【バックアップデータからリストアを行う】
上記いずれの操作を行ってもメールデータが表示されない場合、バックアップしているデータがあれば、リストアを行ってください。
リストアの手順については、次のFAQを確認してください。
◆補足
- ウイルス対策ソフトによっては、受信箱にウイルスメールが存在すると、検知した時点で、ウイルスを隔離、削除するのとあわせて、Shurikenのメールボックス(inbox.mbx)も隔離、削除する場合があります。この場合、各ウイルス対策ソフトのマニュアルやヘルプを確認し、メールボックス(inbox.mbx)を元に戻してどうか確認します。
- 受信したデータ(inbox.mbx)を守る方法として、以下の2つの方法があります。
- テキスト以外を分離して保存する
メール本文や添付ファイルにhtmlや画像などが使用されている場合、テキスト以外の部分を個別のファイルとして保存します。ウイルス対策ソフトによるメールボックスの破損を防ぎたい場合に設定します。
- メール一覧画面(Shurikenを起動した画面)で[設定-環境設定ウィザード]を選択します。
- 画面左側で、[2.ファイル形式の設定]を選択します。
- [ファイル形式]の[ファイル形式を指定する]を選択します。
- [テキスト以外を分離して保存]をクリックして にします。
- [完了]をクリックします。
※[テキスト以外を分離して保存]を にした場合、ウイルス対策ソフトによってフォルダ形式の変換中にメールボックス内のメールが削除されることがあります。変換の開始前にウイルス対策ソフトを無効にし、完了したあとウイルススキャンを実行することをおすすめします。
※[メールフォルダ]を[Shuriken Pro2互換形式]にしている場合は、[テキスト以外を分離して保存]を選択できません。Sasukeなど、Shurikenとデータを共有する製品を併用する場合には、[Shuriken Pro2互換形式]を選択する必要があります。
- 定期的にバックアップをとっておく
バックアップは、定期的に行うことをおすすめします。バックアップの方法については、次のFAQを確認してください。
- テキスト以外を分離して保存する
■関連情報
Shurikenでウイルスメールを受信してしまった場合は、ビューア表示をオフにしてメールを削除してください。