カーナビゲーションに曲を転送することができない場合は、以下の内容を確認します。
- カーナビゲーションがBeatJamで認識されているか確認する
- 転送可能な曲かどうか確認する
- カーナビゲーションの空き容量を確認する
- 互換モードが設定されていないか確認する
- スタートアップの項目を使用不可にする
- BeatJam 修復ツールを実行する
- BeatJamを削除して再セットアップする
I カーナビゲーションがBeatJamで認識されているか確認する
カーナビゲーションが正常に認識されているかどうか確認します。
■操作
- BeatJamを起動します。
- メインプレーヤーで
をクリックし、
を選択します。
- 右側のDigitalAudioプレーヤー画面上部の表示を確認します。
以下のように表示されていれば認識されています。
- デバイス
「HDDカーナビ」や機種名*1
*1接続している機器により異なります。
- メディア
(Blank)
- デバイス
- 確認した内容によって、対処を行います。
- 上記3.のように表示されていない場合は、以下を確認してください。
- 別のUSBポートに接続してどうか
※USBハブを使用している場合は、パソコン本体に直接接続してください。
- 他に接続している機器があれば外してどうか
- カーナビゲーションでBeatJamの転送領域(ATRAC領域)を初期化してどうか
※操作方法については、カーナビゲーションに付属の取扱説明書を参照してください。
- 別のUSBポートに接続してどうか
- 上記3.のように表示されている場合は、次の手順に進みます。
- 上記3.のように表示されていない場合は、以下を確認してください。
II 転送可能な曲かどうか確認する
音楽配信サイトから購入した曲など、転送回数に制限がある曲は、転送制限回数を越えて転送することができません。
残り転送回数を、[曲のプロパティ]ダイアログボックスで確認します。
■操作
- Musicライブラリで、残り転送回数を確認したい曲を右クリックし、[曲のプロパティ]を選択します。
- [権利情報]シートを選択します。
- [残り転送回数]の表示を確認します。
- 1回以上、または「制限なし」と表示されている場合は、転送することができます。
- 「-」と表示されている場合は、転送可能な形式に変換してから転送されます。
- 「0回」と表示されている場合は、転送できません。
◆補足
- 音楽CDから録音した曲は、転送回数が制限されないため、何度でも転送できます。
- 音楽配信サイトから購入した曲は、レコード会社により機器への転送回数が制限されている場合があります。
- 著作権保護されたWindows Media形式の曲や音楽配信サイトで購入したWindows Media形式の曲、iTunes Music Storeで購入した曲は転送できません。
III カーナビゲーションの空き容量を確認する
カーナビゲーションのハードディスクに十分な空き容量があるかどうか確認します。
十分な空き容量がない場合は、不要な曲を削除して、空き容量を増やしてください。
■操作
- BeatJamを起動します。
- メインプレーヤーで
をクリックし、
を選択します。
- [Digital Audioプレーヤー]画面で、[容量]を確認します。
[使用容量/全体の容量]が表示されます。
◆補足
BeatJamの転送領域(ATRAC領域)を増やす操作方法については、カーナビゲーションに付属の取扱説明書を参照してください。
IV 互換モードが設定されていないか確認する
互換モードが設定された状態でBeatJamを起動すると、機器の認識や転送が正常に行えない場合があります。以下の手順で確認します。
■操作
- BeatJamが起動している場合は終了します。
- デスクトップ上にあるBeatJamの起動アイコンを右クリックし、[プロパティ]を選択します。
- [互換性]シートを選択します。
- [互換モードでこのプログラムを実行する]が
になっている場合は、クリックして
にします。
※[互換性]シートで他にも
になっている項目があれば、それらも
にします。
- [OK]をクリックします。
V スタートアップの項目を使用不可にする
※Windows XP/Vistaで使用している場合に確認してください。
スタートアップグループに登録されているプログラムやファイルのショートカットは、Windows起動時に自動的に実行されています。これらが、削除プログラムの動作に影響を与えていないか確認するために、スタートアップグループの内容を読み込まないようにする設定を行います。
※ウイルスチェックソフトの常駐や設定を解除するときは、インターネットに接続しない状態にしたり、必要なセキュリティ対策プログラムを導入してから試すなど、ウイルス対策を行ってから操作してください。
◆補足
スタートアップの項目を使用不可にすると、画面右下のシステムトレイ(タスクバーの通知領域)にある が表示されなくなるため、カーナビゲーションを接続してもBeatJamが自動的に起動しません。
BeatJamを起動する場合は、Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[すべてのプログラム*1-BeatJam-BeatJam]を選択してください。
*1お使いのOSによっては、[プログラム]です。
VI BeatJam 修復ツールを実行する
BeatJamの曲を管理する情報部分に何らかの問題が発生している可能性が考えられます。「BeatJam 修復ツール」を実行してどうか確認します。操作方法については、以下のFAQを参照してください。
VII BeatJamを削除して再セットアップする
BeatJamを削除して再セットアップする方法については、以下のFAQを参照してください。