花子フォトレタッチでは、花子フォトレタッチ標準ファイルの形式(*.JMG)の他、一般のグラフィックソフトでサポートしているファイルも扱うことができます。
I 花子フォトレタッチで読み込めるファイル形式
- 花子フォトレタッチ標準ファイル(*.JMG)
- BMPファイル(*.BMP)
- GIFファイル(*.GIF)
- JPEGファイル(*.JPG/*.JPEG/*.JPE)
- TIFFファイル(*.TIF/*.TIFF)
- PNGファイル(*.PNG)
- PhotoShopファイル(*.PSD)*1
- FlashPixファイル(*.FPX)
- 拡張メタファイル(*.EMF)
- PhotoCDファイル(*.PCD)
- MacPictファイル(*.PCT/*.PICT)
- Windowsメタファイル(*.WMF)
- アイコン・カーソルファイル(*.ICO/*.CUR)
- JW2版ウォールペーパー(*.BMD)
*1花子フォトレタッチでは、PhotoShop 3.0〜6.0のファイルの読み込みに対応しています。ただし、PhotoShop 4.0以上の追加機能は正しく再現できません。
II 花子フォトレタッチで保存できるファイル形式
ファイルを保存するときに[名前を付けて保存]ダイアログボックスで、[ファイルの種類]を選択することで、以下のような形式で保存できます。
※花子フォトレタッチ標準ファイル(*.JMG)以外の形式で保存すると、作成したレイヤーのデータは失われます。
- 花子フォトレタッチ標準ファイル(*.JMG)
- BMPファイル(*.BMP)
- GIFファイル(*.GIF)
- JPEGファイル(*.JPG/*.JPEG/*.JPE)
- TIFFファイル(*.TIF/*.TIFF)
- PNGファイル(*.PNG)
- PhotoShopファイル(*.PSD)
- FlashPixファイル(*.FPX)
◆補足
各ファイル形式の特長は次のとおりです。
ファイルを保存する際には、画像を使う場面や画質の重要度にあわせて形式を選択します。
- 花子フォトレタッチ標準ファイル(*.JMG)
花子フォトレタッチ標準ファイルの形式です。
レイヤーやマスクを利用して編集した場合は、この形式で保存します。 - BMPファイル(*.BMP)
Windows環境で一般的な画像形式です。
画質は落ちません。ただし、データの圧縮もしないので、ファイルサイズは大きくなります。
また、Windows以外の環境や、インターネット上ではそのまま使えません。 - GIFファイル(*.GIF)
色数の少ない、イラストのデータに最適です。色数を落としてファイルサイズを小さくします。
ただし、色を256色までしか持てないため、写真のような階調のあるデータや、色がたくさんあるデータの場合、色が欠けてしまい、予想外の絵に変わってしまうことがあります。
なお、[GIF保存設定]ダイアログボックスで[透過する]をにすると、背景の色を透過の状態にして保存できます。
- JPEGファイル(*.JPG/*.JPEG/*.JPE)
デジタルカメラで撮影して保存されたデータの多くは、この形式です。
ファイルサイズを小さくする場合におすすめです。ただし、画質を落としてデータを圧縮するので、保存を繰り返すと画質が悪くなります。 - TIFFファイル
他のソフトとの互換性を優先したい場合におすすめです。
データを圧縮しないで保存できるので、画質が落ちません。ただし、ファイルサイズは大きくなります。
また、Webブラウザでは表示できないファイルの形式になります。 - PNGファイル(*.PNG)
データの画質を落としたくない場合に最適です。画質は落とさずにデータを圧縮します。
- PhotoShopファイル(*.PSD)
花子フォトレタッチでPhotoShopファイル形式で保存すると、PhotoShop 3.0形式相当のファイルとして保存されます。