選択範囲から背景色を取り除いたり、ほかのアプリケーション上で背景を透過した状態で表示させたい場合は、次のように操作します。
それぞれの場合に応じて操作します。
I 編集中の画面で背景色を透過する
■操作
【選択範囲から背景色を透過する場合】
- 背景を透過させたい画像を画面に表示します。
ファイルに保存している場合は、[ファイル-開く]を選択して、それぞれの画像を開きます。
- ツールボックスの //のどれかを使って背景色を透過したい範囲を選択します。
- 画面右側の操作画面で、 をクリックします。
選択した領域から背景色が取り除かれます。
※ここで取り除かれる背景色は、[ツール-絵や写真の背景色]を選択して表示される[背景色選択]ダイアログボックスで選択されている色です。
- [Enter]キーを押します。
【写真から必要な部分を取り出す(背景を消す)場合】
- 背景を削除したい画像を画面に表示します。
ファイルに保存している場合は、[ファイル-開く]を選択して、それぞれの画像を開きます。
- ツールボックスの //のどれかを使って必要な範囲を選択します。
- [編集-選択範囲の反転]を選択します。
操作2.で指定した範囲以外の部分が選択された状態になります。
- [Delete]キーを押します。
選択範囲が削除され、操作2.で指定した範囲がウィンドウに残ります。
II 画像の背景が透過して見えるようにする
ほかのアプリケーションに画像を貼り付けたとき、背景を透過した状態で貼り付けたい場合は、次の方法で画像を透過GIF形式(.GIF)で保存します。
※下記で操作したデータは、透過GIF形式(.GIF)のファイルの読み込みに対応しているアプリケーションでのみ、背景が透過された状態で表示されます。
■操作
- 背景を削除したい画像を画面に表示します。
ファイルに保存している場合は、[ファイル-開く]を選択して、それぞれの画像を開きます。
- [ツール-絵や写真の背景色]を選択します。
- [背景色選択]ダイアログボックスで、透過したい色を選択して、[OK]をクリックします。
【例】画像の白色を透過したい場合は、色の一覧の白色をクリックして選択します。
- 「編集データの背景色を変更します」のメッセージが表示されるので、[設定だけ行う]をクリックします。
背景色が操作3.で指定した色になります。
- コマンドバーの をクリックします。
- [名前を付けて保存]ダイアログボックスで、[ファイルの種類]の右端の▼をクリックして「GIF ファイル(*.GIF)」を選択します。
- [保存する場所]や[ファイル名]を設定して[保存]をクリックします。
- [GIF保存設定]ダイアログボックスで、[透過する]をクリックして にします。
- [OK]をクリックします。
画像の背景色が透過された状態で保存されます。