グラフィック機能を使って、文字枠ごとに文字にフチ取りを付けます。
複数のフチ取りを重ねて設定したり、フチ取りをぼかしたりもできます。
▼注意
- 円弧の配置や文字単位の設定など、グラフィック機能と同時に使えない設定があります。
優先したい表現に応じて使い分けてください。 - フチ取りを付けた文字が重なっていない場合、[重なり]の設定は表示に反映されません。
[前が上]や[後が上]を選んでいると表示が遅くなるため、[前後なし]を選んでください。
■操作
- コマンドバーの
をクリックします。
画面右側に文字設定画面が表示されます。
- 文字設定画面で、[文字]シートをクリックします。
- 編集画面で、文字にフチ取りを付けたい文字枠をクリックします。
文字枠が選ばれた状態になり、[文字]シートに現在の設定が反映されます。
- 文字設定画面で、[文字]シートの[グラフィック]を
にします。
[文字]シート内のシートが、グラフィック機能用に変わります。
※グラフィック機能と同時に使えない設定がある場合、メッセージが表示されることがあります。 →詳しい説明
- [文字]シートの[飾り]シートをクリックします。
[フチ取りの設定]をクリックします。
[フチ取りの設定]ダイアログボックスが表示されます。
- [フチ取りする]を
にします。
- [一覧]で、色や太さを設定したいフチ取りを選びます。
- [色]で、カラーパレットからフチ取りの色を選びます。
- [太さ]で、フチ取りの太さを設定します。
※[指定]で大きな値を設定した場合、設定によっては文字の形やバランスが崩れることがあります。 →詳しい説明
- フチ取りを追加したい場合は、[一覧]に表示されている[<追加>]を選択して、操作8〜9 を繰り返します。
あとから追加したフチ取りほど、外側に設定されます。
- 必要に応じて、操作10 を繰り返します。
※設定できるフチ取りは最大5つです。
- 最後に追加したフチ取り(一番外側のフチ取り)をぼかしたい場合は、
をクリックします。*1
ぼかす量を指定したいときは、
[ぼかしの設定]をクリックして表示される[ぼかしの設定]ダイアログボックスで指定します。
*1ぼかす量は、そのときの
[ぼかしの設定]での設定に従います。
- [輪郭]で、フチ取りの輪郭を選びます。
- [重なり]で、前後の文字の重なっている部分のどちらを上にするかを選びます。
※文字が重なっていない場合、重なりの設定は表示に反映されません。
- [OK]をクリックします。
文字枠の内容が確定します。
※[飾り]シートでをクリックしてもフチ取りを付けることができます。このときのフチ取りの色・太さやぼかしの設定は、
[フチ取りの設定]での設定に従います。
●こんなときは
- 文字が枠からはみ出す
グラフィック機能を使って、文字に太さ・フチ取り・影文字の効果を付けた場合は、設定した効果が文字枠からはみ出すことがあります。
はみ出さないようにするには、文字枠のマージンを調整します。 - フチ取りを削除する
[一覧]で削除したいフチ取りを選んで、[削除]をクリックします。
[すべて削除]をクリックすると、[一覧]の1つ目のフチ取りを除く、すべてのフチ取りを削除することができます。
※設定されているフチ取りが1つの場合は削除できません。
- フチ取りの順番を変える
[一覧]で順番を変えたいフチ取りを選んで、[1つ上へ]/
[1つ下へ]をクリックします。
選んでいるフチ取りが1つ上/1つ下に移動します。 - フチ取りを付けた文字を通常に戻す
操作7 で、[フチ取りする]をにします。
- 文字や影文字に効果を付ける(グラフィック)
■関連項目