Webブラウザ上で、画像の背景を透過したように見せたい場合があります。
このような場合は、写真スタジオなどで画像を保存するときに、GIF形式を選んで透過する設定にします。
写真スタジオでは、画像の「背景色」に設定している色と同じ色が透過する設定になります。
ここでは、写真スタジオを使った操作を説明しています。
■操作
〜写真スタジオで、画像の背景を透過して保存する〜
- 写真スタジオで、メニューの[ファイル-開く]を選び、背景を透過したい画像を選んで[OK]をクリックします。
写真スタジオの画面に、画像が表示されます。
- 画面左下にある背景色表示ボタンをクリックし、表示されるカラーパレットから透過したい部分と同じ色を選んで[OK]をクリックします。
- [ファイル-名前を付けて保存]を選びます。
- [ファイルの種類]の右端の▼をクリックし、[GIF ファイル(*.GIF)]を選びます。
- [保存する場所]/[ファイル名]を設定し、[保存]をクリックします。
[GIF保存設定]ダイアログボックスが表示されます。
- [透過する]を
にします。
[透過する]を
にすると、操作2.で選んだ色と同じ色の部分が、透過色として変換されるようになります。
- [データ形式]/[色]を設定し、[OK]をクリックします。
画像の背景色が透過された状態で保存されます。
?困ったときは
- うまく背景を透過して保存できないときは、操作3.の前に、次のことを確認してください。
- 背景色と同じ色なのに透過されない場合
デジカメやスキャナから取り込んだ写真の場合、同じ色に見えても微妙に濃淡が異なる場合があります。
[らくがき]シートのを使って、透過させたい部分を背景色と同じ色で塗っておきます。
- 透過したくない部分まで透過されてしまう場合
画像内に背景色と同じ色が含まれる場合、その部分も透過されてしまいます。
背景色と同じ色で透過させたくない部分がある場合は、[らくがき]シートのまたは
を使って、背景色とは別の色で塗っておきます。
- 背景色と同じ色なのに透過されない場合
●こんなときは
- 画像に余分な背景が付いているときは、先に余分な背景を取り除いておきます。
- [ファイルの種類]で[PNG ファイル(*.PNG)]を選ぶと、16色・256色のほか、フルカラーの画像も透過する設定にできます。
ただし、比較的新しい形式のため、古いバージョンのWebブラウザでは扱うことができなかったり、プラグインが必要な場合があります。