作成する用紙に下絵を設定することができます。
下絵を設定すると、用紙に合わせた枠の配置が簡単に設定できるので、入力欄が決まっている用紙に印刷する場合に便利です。
ここでは、宅配便の送り状に合わせたラベルテンプレートを作る方法を説明します。
▼注意
- 下絵は、ラベルではなく、用紙全体に対して設定されます。
- 設定した下絵を印刷/画像形式で保存/画像形式で送信に使用することはできません。
- 下絵に使用する画像は、96dpi程度を指定してください。
下絵の画像は、選んだ画像のサイズに関わらず、用紙作成時に用紙サイズに対して96dpi相当のサイズで作成しなおされます。
このため、下絵をスキャナ等で読み込む際、解像度を高くしても下絵の画像品質は向上せず、実行速度が低下します。
■<手順1>下絵にする画像を用意する
下絵として使いたい画像ファイルを用意します。
お手持ちの用紙をお使いになりたい場合は、用紙をスキャナで取り込んで、画像ファイルをお使いのパソコンに保存しておきます。
スキャナで取り込んだ画像ファイルは、余白をできるだけ取り除いておきます。
※スキャナの使い方は、スキャナのマニュアルをご確認いただくか、各メーカーへお問い合わせください。
※下絵に使用する画像は、96dpi程度を指定してください。
[例]宅配便の送り状の場合
■<手順2>用紙情報を新しく作る
1 用紙を作る
- ガイドメニューで、作りたいラベルの種類・用途をクリックします。
[用紙の選択]ダイアログボックスが表示され、ガイドメニューで選んだ種類・用途のラベル用紙が一覧されます。
をクリックします。
[用紙作成]ダイアログボックスが表示されます。
- [自由ラベル]をクリックします。
※同じラベルを繰り返し配置した用紙を作る場合は[繰り返しラベル]を選びます。ただし、下絵はラベルではなく、用紙全体に対して設定されます。
[用紙作成]ダイアログボックスが表示されます。
2 用紙の名前やサイズ、形状を設定する
- [用紙名]に、新しく作る用紙の名前を入力します。
ここで入力する名前が、用紙の一覧に表示されます。
- 用紙サイズを設定します。
[自由サイズ]を選ぶと、用紙サイズを自由に設定できます。
※用紙の幅と長さは、お使いのプリンタで印刷できる範囲内で設定してください。
- ラベルの大きさや形状などを設定して、用紙にラベルを配置します。
※下絵はラベルではなく、用紙全体に対して設定されます。
用紙サイズとラベルの大きさ・形状を合わせておくと、枠を配置するときに下絵をそのまま利用できます。[例]用紙サイズとラベルサイズを宅配便の送り状(実寸)に合わせた場合
3 下絵を設定する
をクリックします。
[絵や写真の選択(用紙の下絵)]ダイアログボックスが表示されます。
- 下絵に設定したい画像ファイルを選び、[開く]をクリックします。
[用紙作成]ダイアログボックスに戻ります。
[用紙イメージ]に、選んだ下絵が設定された用紙のイメージが表示されます。[例]<手順1>で用意した宅配便の送り状を下絵に設定した場合
※設定した下絵の置き方を変えたい場合は、
[用紙の下絵を右へ90度回転]をクリックして、右へ90度回転させます。
- [OK]をクリックします。
用紙を作ることを確認するメッセージが表示されます。
- [はい]をクリックします。
[用紙の選択]ダイアログボックスに戻ります。
新しく作った用紙が、会社名の一覧の[(作成した用紙)]というグループに、操作2 -1. で入力した名前で追加されます。
4 編集方法を選ぶ
- [用紙の選択]ダイアログボックスで[OK]をクリックします。
[編集方法の選択]ダイアログボックスが表示されます。
- [標準編集]、または[連続ラベル編集]をクリックします。
ラベルを1枚ずつ作る場合は[標準編集]、1つのデザインにデータを次々に入れて作る場合は[標準編集]を選びます。
操作3 -2.で選んだ画像ファイルが下絵に設定された状態で、ラベルを作る画面が表示されます。
■<手順3>下絵に合わせて枠を配置する
下絵の入力欄の位置や大きさに合わせて、文字枠などを貼り付けます。
[例]宅配便の送り状に文字枠を貼り付けて、差込データと関連付けた場合
※設定した下絵を印刷/画像形式で保存/画像形式で送信に使用することはできません。
■こんなときは
- 設定した下絵を削除する
[用紙の下絵の削除]をクリックします。