■QRコードとは
株式会社デンソーが1994年に開発したマトリックス型の二次元コードです。白黒のモザイク模様の四角形をしています。
[例]
QRコードには、3種類(モデル1・モデル2・マイクロQRコード)あり、ラベルマイティでは「モデル2」に対応しています。
■関連項目
- QRコードは、ISO(ISO/IEC18004)、JIS(JIS-X-0510)において規格制定されています。
■ラベルマイティで作成できるQRコード
ラベルマイティで作成できるQRコードは、2種類に大別できます。
- 任意の文字列のQRコード
例えば、バーコードリーダーを搭載した携帯電話でQRコードを読み取ったときに、指定したホームページを表示させる場合は、任意の文字列としてURLを入力して、QRコードにします。
- 携帯電話の機能を実行するQRコード
バーコードリーダーを搭載した携帯電話でQRコードを読み取ったときに、携帯電話の次のような機能を実行させることができます。
実行できる機能と、携帯電話キャリア DoCoMo au SoftBank アドレスを電話帳に登録する ○ ○ ○ メールを送信する ○ ○ ○ URLをブックマークに登録する ○ − −
▼注意
- 携帯電話の機能を実行するQRコードを作るとき
入力する内容について詳しくは、各携帯電話キャリアのホームページなどでご確認ください。
●QRコードの読み取りについて
QRコードの読み取りには、QRコードの読み取りに対応したスキャナや、携帯電話のカメラ機能の中にある「バーコードリーダー(バーコード読み取り機能)」を使います。
■QRコードに関する用語
- セル
- QRコードを構成する四角い黒白の点のことです。
- バージョン
- QRコードのバージョン(種類)は、1から40まで設定されています。
バージョンの違いは、セル構成(コード中のセル数)の違いよるものです。バージョン1が21セル×21セル、そのあとバージョンが1つ上がるごとに縦横それぞれ4セルずつ増えていき、バージョン40は177セル×177セルになります。
QRコードの各バージョンで、データ量・文字種、また誤り訂正レベルに対応した最大入力文字数が決められています。
※データ量が増えると、QRコードを構成するセルがたくさん必要になり、QRコードが大きくなっていくことになります。
- 誤り訂正レベル
- QRコードは、コードが汚れていたり破損したりしていても、コード自身でデータを復元する機能を持っています。
誤り訂正の能力には4段階あり、使用環境に合わせてレベルを選ぶことができます。- レベル L … 約 7%
- レベル M … 約15%
- レベル Q … 約25%
- レベル H … 約30%
※レベルを上げれば、誤り訂正能力は向上しますが、データが増えるため、コードのサイズが大きくなります。