Shurikenメール変換ツールを使うときには、次の制限や注意事項があります。
ご利用のメールソフトごとに確認してください。
- 共通の制限事項
- Windowsメールの場合
- Netscape Messengerの場合
- Netscape Navigator3の場合
- Becky! Internet Mail Ver.2の場合
- Microsoft Outlookの場合
- Eudora Proの場合
- AL-Mail32の場合
I 共通の制限事項
- Shurikenを起動しているときは、Shurikenメール変換ツールを起動できません。同様に、Shurikenメール変換ツールを起動しているときは、Shurikenを起動できません。
- ユーザー管理ツールが起動しているときは、Shurikenメール変換ツールでメールデータやアドレス帳データを変換することはできません。
- 変換されたメールは、すべて既読の状態になります。
- メール本文に設定された文字属性や書式情報（斜体、右揃えなど）は、正しく変換されないことがあります。
- BinHex形式でエンコードされたデータは、正しく変換されないことがあります。
- 名前の長いメールフォルダや、階層が深いメールフォルダは、正しく変換されないことがあります。
- Shurikenのメールフォルダ名として使えない以下の文字が含まれているメールフォルダは、これらの文字が、アンダースコア（_）に置換されて変換されます。
. \ / : , ; * ? " < > |
- Shurikenで予約されたメールフォルダ名（受信箱、送信箱、送信済み、送信待ち、書きかけ、テンプレート、迷惑メール、ごみ箱）は、末尾に、アンダースコア（_）の付いたフォルダ名に変換されます。
【例】受信箱_、 送信箱_ など
- S/MIMEやPGPなどによって暗号化、または、デジタル署名が行われているメールは、正しく変換されないことがあります。
- 変換された受け取り通知要求付きメールを開封しても、受け取り通知メールは返信されません。
- 取り込み先のShurikenのアカウントとして、IMAP4アカウントは選択できません。
- 変換元のメールソフトのIMAP4アカウントに含まれるメールは、変換されないことがあります。
- メールアドレスの登録されていないアドレス帳エントリは、変換されません。
- すでに同じメールアドレスが登録されているアドレス帳エントリは、変換されません。
- 同じメールアドレスが複数のアドレス帳エントリに登録されている場合、最初に見つかったエントリだけが変換されます。
- アドレス帳に登録されたアドレス情報が多い場合は、変換に時間がかかり、ダイアログボックスの表示の更新が遅れることがあります。
II Windowsメールの場合
- Windowsメールのアドレス帳でグループ内に登録したアドレスデータは、Shurikenのアドレス帳に変換すると、グループ内のほかにアドレス帳の直下にも登録されます。
- 日本語以外の文字コードで設定されたアカウント情報は、正しく変換されないことがあります。
III Netscape Messengerの場合
- 名前にピリオド（.）が含まれているフォルダは、変換の対象になりません。
IV Netscape Navigator3の場合
- 変換を実行する前に、Netscape Navigator3上で変換対象のメールフォルダを必ず一度、開いてください。そのあと、Netscape Navigator3を終了し、変換を実行します。
V Becky! Internet Mail Ver.2の場合
- アドレス帳で、1つの宛先名に対して、カンマ（,）またはセミコロン（;）によって区切られた複数のメールアドレスが登録されている場合、それらのメールアドレスは変換されません。
- 受信者側で設定された重要度、フラグ、カラーラベルは変換されません。
VI Microsoft Outlookの場合
- アドレス帳で、複数のメールアドレスが登録されている場合、先頭のアドレスは標準のメールアドレス、残りはその他のメールアドレスとして変換されます。
- アドレス帳の配布リストに含まれる配布リストは、変換の対象になりません。
- Microsoft Exchange Serverのアカウント、HTTPのアカウントを変換元のアカウントとして選択した場合、メールデータが正しく変換されないことがあります。
- Microsoft Office Outlook2003の暗号化メールは変換されません。
- 分割メールは変換されません。変換前にメールの結合を行ってください。
- メールのスレッド関係は変換されません。
- 画像を含むHTMLメールの本文は、画像が添付ファイルとして変換されます。
- 接続先に対して通信ができない状態になっているIMAP4アカウントは、アカウント一覧に表示されません。
VII Eudora Proの場合
- 送信のメールボックスにあるメールの「優先度」の項目は変換できません。
また、受信後にメールの「優先度」を変更しても、変更前のデータが変換されます。 - 作成後一度も使用されていないアドレス帳のグループや、メールフォルダは変換されません。
- 「ユーザー設定ツール」を使って追加されたユーザーのデータは、変換の対象になりません。
- HTMLメールのインライン画像は、正しく変換されないことがあります。
- Eudora 7J／6.2J／5.1Jアドレス帳の変換に関する設定を行う、詳細設定ダイアログボックスでは、［ニックネーム］の表示名、［メモ］のメモが、それぞれ、名前、ノートと表記されます。
VIII AL-Mail32の場合
- アドレス帳の「セパレータ」は変換されません。
- 外部アドレス帳は、グループとして変換されます。
- 1つの見出しに設定されているメールアドレスの件数が多い場合、すべてのメールアドレスが変換されないことがあります。