[サポートFAQ]
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更新日:2008.02.08 - 情報番号:037654
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Q 文書に電子署名を付けて保存する
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A FAQ改善アンケートにご協力ください

秘密鍵を使って、文書に電子署名を付けて保存します。
電子署名が付いた文書は、文書を開いた人が「文書が改ざんされていないこと」「電子署名が署名者のものであること」を確認することができます。
秘密鍵の管理さえきちんと行われていれば、「改ざん」「なりすまし」「否認」などが不可能になるため、「言った」「言わない」などのトラブル回避に役立ちます。

電子署名付き文書は「電子署名セキュリティ文書」と呼ばれます。拡張子は「.JTSD」で、文書アイコンは 電子署名セキュリティ文書アイコン です。
電子署名付き文書は、通常の文書と同じように[ファイル-開く]などで開いて内容を確認することができます。ただし、開いた文書は編集が禁止された状態になります。データのコピー・印刷・保存は行えます。

また、電子署名付きXMLテンプレート文書は「電子署名セキュリティXMLテンプレート文書」と呼ばれます。拡張子は「.JTDX」で、文書アイコンは 電子署名セキュリティXMLテンプレート文書アイコン です。
電子署名付きXMLテンプレート文書は、通常の一太郎文書やXMLテンプレート文書と同じように[ファイル-開く]などで開いて内容を確認することができます。ただし、開いた文書は編集が禁止された状態になります。データのコピー・印刷、テンプレート上に表示されている[送信]ボタンからのメール送信、[保存]ボタンからの保存は行えます。

▼注意

  • 電子署名付き文書は、一太郎2004以降のバージョンの一太郎、および一太郎ビューア3.0以降のバージョンの一太郎ビューアで開くことができます。
  • 電子署名付きXMLテンプレート文書は、一太郎2005以降のバージョンの一太郎、および一太郎ビューア3.0以降のバージョンの一太郎ビューアで開くことができます。
  • 電子署名を利用するときは、鍵の削除・紛失・漏えいなどがないよう注意してしてください。鍵の有効期間についても注意が必要です。 →詳しい説明
  • ジャストシステムは、証明書および関連するサービスの内容、電子署名の法的な効果に関する責任を負うものではなく、また、これらに関する助言・コンサルティング等を含むいかなるサービスも行いません。

電子署名付き文書を開く

■文書に1つ目の電子署名を付けて保存する

文書に1つ目の電子署名を付けて保存します。

■操作

 →証明書を準備する

電子署名を付けるには、秘密鍵を持った自分の証明書が必要です。

 電子署名を付ける

  1. [ファイル-電子署名-署名を追加して保存]*1を選択します。

    *1XMLテンプレート文書を開いている場合は、[ファイル-電子署名を追加して保存]です。

    [ファイル-電子署名-署名を追加して保存]が淡色表示されて選択できないとき

    制限パスワードが付いているというメッセージが表示されたとき

  2. [証明書]に表示されている名前を確認します。

    表示される名前は、証明書の利用者名です。
    [ファイル-電子署名-オプション]で[電子署名の追加に標準で使用する証明書]を設定している場合は、その証明書の利用者名が表示されます。 →詳しい説明

    【現在の証明書の利用者名で署名する場合】

    操作-3 へ進みます。

    【別の証明書に変える場合】

    1. 右にある[選択]をクリックします。

      [証明書の選択]ダイアログボックスが表示されます。

    2. 電子署名に使う証明書を選択して[OK]をクリックします。 →詳しい説明

      元のダイアログボックスに戻り、[証明書]に選択した証明書の利用者名が表示されます。

  3. [コメント]に、添えるメッセージや署名理由などがあれば入力します。

    入力できるのは、全角・半角を問わず500文字以内です。

  4. [保存]をクリックします。

    [電子署名セキュリティ文書を保存<署名>]ダイアログボックスが表示されます。

    ※[暗号化して保存]をクリックすると、電子署名を付けさらに暗号化して保存できます。 →詳しい説明

 ファイル名を付けて保存する

  1. [場所]の右端の ▼ をクリックして保存する場所を選択します。

    ファイルを開いたり保存したりする場所を変える

  2. [ファイル名]にファイル名を入力します。

    ファイルの名前と拡張子について

  3. [OK]をクリックします。
  4. 秘密鍵の保護を解除するパスワードを入力するダイアログボックスが表示された場合は、パスワードを入力します。
  5. 署名を付けて保存したことを知らせるメッセージが表示されるので[確認]をクリックします。

    編集中の文書に電子署名が付けられ、電子署名付き文書として保存されます。

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■文書に2つ目以降の電子署名を追加して保存する

文書に2つ目以降の電子署名を付けて保存します。

※文書に付いている署名は、[ファイル-電子署名-署名の検証]*1で一覧表示できます。

*1電子署名セキュリティXMLテンプレート文書を開いている場合は、[ファイル-署名の検証]です。

■操作

 →証明書を準備する

電子署名を付けるには、秘密鍵を持った自分の証明書が必要です。

 電子署名を付ける

  1. 署名を追加したい電子署名付き文書を開きます。

    [ファイル-電子署名-署名を追加して保存]が淡色表示されて選択できないとき

    制限パスワードが付いているというメッセージが表示されたとき

  2. [ファイル-電子署名-署名を追加して保存]*1を選択します。

    *1電子署名セキュリティXMLテンプレート文書を開いている場合は、[ファイル-署名を追加して保存]です。

  3. [証明書]に表示されている名前を確認します。

    表示される名前は、証明書の利用者名です。
    [ファイル-電子署名-オプション]で[電子署名の追加に標準で使用する証明書]を設定している場合は、その証明書の利用者名が表示されます。 →詳しい説明

    【現在の証明書の利用者名で署名する場合】

    操作-4 へ進みます。

    【別の証明書に変える場合】

    1. 右にある[選択]をクリックします。

      [証明書の選択]ダイアログボックスが表示されます。

    2. 電子署名に使う証明書を選択して[OK]をクリックします。 →詳しい説明

      元のダイアログボックスに戻り、[証明書]に選択した証明書の利用者名が表示されます。


  4. [コメント]に、添えるメッセージや署名理由などを500文字以内で入力します。
  5. [保存]をクリックします。
  6. 秘密鍵の保護を解除するパスワードを入力するダイアログボックスが表示された場合は、パスワードを入力します。
  7. 署名を付けて保存したことを知らせるメッセージが表示されるので、[確認]をクリックします。

    開いている文書に電子署名が追加され、電子署名付き文書として保存しなおされます。

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■困ったときは/こんなときは

?困ったときは

  • [ファイル-電子署名-署名を追加して保存]が淡色表示されて選択できないとき

    次の文書は電子署名を付けて保存することはできません。

  • 制限パスワードが付いているというメッセージが表示されたとき

    パスワードの種類によって、次のように対処します。

    • 文書閲覧の制限パスワード

      [ファイル-セキュリティ]の[文書閲覧の制限]で、文書を開くときのパスワードが設定されています。このまま保存すると、文書を開くときにパスワードを入力する必要があります。
      文書閲覧の制限をそのまま設定しておく場合は[継続]をクリックします。制限を解除する場合は[中止]をクリックし、[ファイル-セキュリティ]の[文書閲覧の制限]で、[開いたときにパスワードを必要とする]を チェックボックスオフ にします。

    • 文書編集の制限パスワード

      [ファイル-セキュリティ]の[文書編集の制限/すかし]で、文書内容の編集・保存が制限(禁止)されています。この文書に署名を追加して保存したり、暗号化して保存したりすることはできません。
      文書内容の編集・保存の制限を解除してよい場合は、[ファイル-セキュリティ]の[文書編集の制限/すかし]で[解除]をクリックし、編集制限を解除するパスワードを入力します。

●こんなときは

文書に付いている電子署名を取り消す

文書に付いている署名を検証する

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