電子署名付き文書の署名に使われた証明書を一覧表示し、電子署名の有効性を検証します。
署名が本人のものかどうか、文書が改ざんされていないかどうかを確認できます。
▼注意
- ここでの「電子署名の有効性」とは、お客様が受け取った電子署名付の文書が、署名者以外の第三者によって改ざんされていないことを意味しますが、その他の情報の真正性を保証するものではありません。
また、電子署名が有効とされる場合でも、署名者の証明書が期限切れとなっていたり、無効になっていたりすることがありますので、［証明書を表示］をクリックして証明書自体の有効性を別途ご確認ください。
■操作
- ［ファイル-電子署名-署名の検証］*1を選択します。
*1電子署名セキュリティXMLテンプレート文書を開いている場合は、［ファイル-電子署名の検証］です。
［署名の検証］ダイアログボックスが表示されます。
- 検証結果を確認します。
- ダイアログボックス上部に表示される説明文
- 文書全体の署名の検証結果が表示されます。
- 署名者
- 署名者の一覧と、それぞれの署名に関する情報が表示されます。
［署名者］のアイコンは、その署名の検証結果（有効
／無効 
／検証失敗 
）を示しています。詳しい検証結果は、［検証の結果］で確認できます。
- コメント
- ［署名者］の一覧で選択している署名者のコメントが表示されます。
- 検証の結果
- ［署名者］の一覧で選択している署名者の検証結果が表示されます。
- ［証明書を表示］
- ［署名者］の一覧で選択している署名者が、署名に使った証明書の記載内容を確認します。 →詳しい説明
- ［閉じる］をクリックします。
●こんなときは
- 署名者の証明書を証明書ストアに登録する
証明書ストアに登録すると、今後、暗号化して保存するときの［受取人の公開鍵］として使うことができます。
- ［署名者］の一覧で、証明書を登録したい署名者を選択します。
- ［証明書を登録］をクリックします。
［証明書を登録］ダイアログボックスが表示されます。
- 証明書の内容を確認し、［登録］をクリックします。
- 証明書が登録された確認のメッセージが表示されるので、［OK］をクリックします。*1
*1証明書を登録するためには、あらかじめ、証明書ストアにルート証明書や中間証明書が登録されている必要があります。ルート証明書や中間証明書は、証明書を発行した認証局を証明するものです。 認証局が信頼できると判断したときには、［登録］をクリックして証明書ストアに登録します。
※証明書を登録できるのは、電子署名付き文書に添付されている証明書チェインに含まれる証明書について、証明書ストアに登録されていない証明書がある場合になります。［証明書を登録］が淡色表示されている場合は、その証明書はすでに証明書ストアに登録されています。改めて登録する必要はありません。