一太郎では、作業の目的や文書の編集内容に合わせて作業フェーズを切り替えることができます。
作業フェーズには、大きく分けて「エディタ」/「ワープロ」/「ビューア」の3種類があり、さらに、「ワープロ」は、文書作成のプロセスに合わせて「アウトライン」/「基本編集」/「提出確認」/「マルチビュー」の4つに分かれています。
これまでの高度な文書作成機能はもちろん、一太郎1つでテキストエディタや文書ビューアの機能も果たします。
◎文書作成のプロセスにあわせた作業フェーズの切り替え
エディタ | ![]() |
テキスト入力に適したシンプルな画面で気軽に文字を入力する | ||
テキストデータを整えてワープロ文書にする | ||||
![]() |
![]() |
![]() |
||
ワープロ | ![]() |
アイデアを整理する | ||
![]() |
![]() |
|||
![]() |
レイアウトを整える | |||
図や枠を入れて見栄えをよくする | ||||
![]() |
![]() |
|||
![]() |
ページの構成や文章の表現をチェックする | |||
公開する文書として仕上げる | ||||
![]() |
![]() |
|||
![]() |
相手や目的に合わせて情報を見せたり隠したりする | |||
蓄積した文書から必要な情報を取り出す | ||||
![]() |
![]() |
![]() |
||
ビューア | ![]() |
便利な機能を使って文書を閲覧する |
また、各作業フェーズで簡単に機能を使えるようにするため、画面上側にコマンドバーを追加し、ナレッジウィンドウの機能も作業フェーズごとに拡張しています。
→目的や相手に合わせて、文書の内容を絞り込む−マルチビュー−
■操作
※セットアップ直後は、マルチビューフェーズは非表示になっています。マルチビューフェーズを利用する場合は、[表示-作業フェーズ-作業フェーズ設定]での設定が必要です。
【メニューで切り替える場合】
- [表示-作業フェーズ-エディタ/アウトライン/基本編集/提出確認/マルチビュー/ビューア]を選択します。
【画面上のボタンで切り替える場合】
- 画面下のフェーズタブで、
[エディタ]/
[アウトライン]/
[基本編集]/
[提出確認]/
[マルチビュー]/
[ビューア]をクリックします。
Ctrl+G(き)キーを押して表示されるメニューでも、作業フェーズを切り替えることができます。また、マウスジェスチャが有効な場合は、マウスの右ボタンを押したままマウスを左または右へ動かすことで、1つ左または右の作業フェーズに切り替えることができます。
●こんなときは
- 作業フェーズは文書ごとに記憶されます。次回文書を開くときは、保存したときの作業フェーズで表示されます。
※ほかの人が作った文書を開いたときは、自動的にビューアフェーズに切り替わるようになっています。Escキーを押すとビューアフェーズから基本編集フェーズに戻ることができます。なお、自動的に切り替わらないようにすることもできます。
- 一太郎を起動したときは、前回一太郎を終了したときの作業フェーズで表示されます。
※[ツール-オプション-オプション]で、[操作環境-操作環境]の[新規作成時に作業フェーズをエディタにする]を[する]に設定している場合は、新規作成時に常にエディタフェーズで起動します。
※一太郎を起動して文書を新規作成するときにいつも基本編集フェーズで書き始めたい場合は、一太郎を基本編集フェーズで終了するようにしてください。
※一太郎をビューアフェーズで終了した場合は、ビューアフェーズではなくビューアフェーズに切り替える前の作業フェーズで起動します。
- セットアップ直後の設定では、ほかの人が作った文書でもテキストファイルを開いたときは、自動的にエディタフェーズに切り替わるようになっています。なお、自動的に切り替わらないようにすることもできます。
- ビューアフェーズの画面でEscキーまたは、文字が入力されるキーを押すと、ビューアフェーズに切り替える前の作業フェーズに戻ります。なお、文字が入力されるキーを押した場合は、作業フェーズ切り替えの確認メッセージが表示されます。