ページ全体に囲み線や背景色などの飾りを設定することができます。設定した飾りは印刷もされます。
すべてのページに同じ飾りを付ける場合は文書スタイルで、特定のページだけに飾りを付けたりページごとに異なる飾りを付けたりする場合はページスタイルで設定します。
■文書全体にページ飾りを付ける−文書スタイル−
■操作
- [書式-文書スタイル]を選択します。
- [ページ飾り]シートを選択します。
- [囲み線]/[背景色]/[影]のうち、設定したい飾りを
にします。
※[囲み線]または[背景色]のどちらかを
にしないと、[影]は設定できません。
- [囲み線]を
にした場合
- [上]/[下]/[左]/[右]のうち、囲み線を付ける部分を
にします。
- 囲み線の線種・色・線幅を設定します。
※選択している線種によっては、[3D表示]を
にすることで、囲み線を3D表示することができます。3D表示できない線種を選択している場合は、[3D表示]は淡色表示されます。
- [上]/[下]/[左]/[右]のうち、囲み線を付ける部分を
- [背景色]を
にした場合
- [色]/[グラデーション]のどちらかを選択します。
- [色]を選択した場合
- 右側の
をクリックして表示されるカラーパレットから、背景に設定したい色を選択します。
- 右側の
- [グラデーション]を選択した場合
- [設定]をクリックします。
[グラデーション設定]ダイアログボックスが表示されます。
- [パターン]に表示される一覧から、グラデーションのパターンを選択します。
- [カラーパレット]でグラデーションの色を選択します。
- [OK]をクリックします。
[文書スタイル]ダイアログボックスに戻ります。
- [設定]をクリックします。
- [色]を選択した場合
- [色]/[グラデーション]のどちらかを選択します。
- [影]を
にした場合
- 影の色や太さを設定します。
- [囲み線]を
- [余白]で、上下左右それぞれの余白の量を設定し、余白を設定する際の基準位置を選択します。
- [OK]をクリックします。
文書全体にページ飾りが設定されます。
※エディタの画面/ドラフト編集画面/アウトラインの画面/マルチビューの画面/テキストビューア画面ではページ飾りは表示されません。
●こんなときは
- 同じ文書スタイルを使って新しい文書を作ることが多いときは、文書スタイルをシステムに記憶させておくと便利です。
- 複数の文書スタイルを使い分けたいときは、ビジュアルスタイルに登録しておきます。
■特定のページにページ飾りを付ける−ページスタイル−
■操作
- ページ飾りを設定したいページ全体を範囲指定します。
- [書式-ページスタイル-設定]を選択します。
- [新規]をクリックします。
- [ページ飾り]シートを選択します。
- [囲み線]/[背景色]/[影]のうち、設定したい飾りを
にします。
※[囲み線]または[背景色]のどちらかを
にしないと、[影]は設定できません。
- [囲み線]を
にした場合
- [上]/[下]/[左]/[右]のうち、囲み線を付ける部分を
にします。
- 囲み線の線種・色・線幅を設定します。
※選択している線種によっては、[3D表示]を
にすることで、囲み線を3D表示することができます。3D表示できない線種を選択している場合は、[3D表示]は淡色表示されます。
- [上]/[下]/[左]/[右]のうち、囲み線を付ける部分を
- [背景色]を
にした場合
- [色]/[グラデーション]のどちらかを選択します。
- [色]を選択した場合
- 右側の
をクリックして表示されるカラーパレットから、背景に設定したい色を選択します。
- 右側の
- [グラデーション]を選択した場合
- [設定]をクリックします。
[グラデーション設定]ダイアログボックスが表示されます。
- [パターン]に表示される一覧から、グラデーションのパターンを選択します。
- [カラーパレット]でグラデーションの色を選択します。
- [OK]をクリックします。
[文書スタイル]ダイアログボックスに戻ります。
- [設定]をクリックします。
- [色]を選択した場合
- [色]/[グラデーション]のどちらかを選択します。
- [影]を
にした場合
- 影の色や太さを設定します。
- [囲み線]を
- [余白]で、上下左右それぞれの余白の量を設定し、余白を設定する際の基準位置を選択します。
- [ページスタイル名]にこのページスタイルに付ける名前を入力します。
- [OK]をクリックします。
- [ページスタイル名]の一覧で操作7 で入力したページスタイル名が選択されていることを確認し、[OK]をクリックします。
範囲指定したページにページ飾りが設定されます。
※エディタの画面/ドラフト編集画面/アウトラインの画面/マルチビューの画面/テキストビューア画面ではページ飾りは表示されません。
●こんなときは
- 同じページスタイルをほかの文書でもよく使うときは、ページスタイルをシステムに記憶させておくと便利です。
■注意/関連項目
▼注意
- 一太郎2008以前のバージョンの一太郎で開いた場合は、ページ飾りは表示されません。
また、ページ飾りを設定した文書を一太郎2008以前のバージョンの一太郎で開いて上書保存した場合は、文書スタイルで設定したページ飾りの情報は残りますが、ページスタイルで設定したページ飾りの情報は削除されてしまいます。
■関連項目
- 一太郎には、文書全体に色・グラデーション・画像の背景を付ける機能([ファイル-文書補助-文書の背景])もあります。ページ飾りは、文書の背景よりも前面に表示されます。