指定した範囲の文字を全角から半角に変換したり、半角から全角に変換したりします。
文書中の文字の全角と半角を一度に変換することもできます。
■文字を全角/半角に変換する
■操作例
【全角文字を半角文字に変換する】
- 半角にする文字を範囲指定します。
- [書式-全角・半角変換-半角に変換]を選択します。
指定した文字が半角に変換されます。
【半角文字を全角文字に変換する】
- 全角にする文字を範囲指定します。
- [書式-全角・半角変換-全角に変換]を選択します。
指定した文字が全角に変換されます。
●こんなときは
■文書中の文字の全角/半角を一度に変換する
■操作
- [書式-全角・半角変換-一括変換]を選択します。
[全角・半角変換]ダイアログボックスが表示されます。
- [英文字]〜[かな・漢字]の各項目の変換方法を選択します。
※[半角]/[全角]をクリックすると、各項目の設定をまとめて変えることができます。
[初期化]をクリックすると、すべての項目の設定が[変換しない]になります。 - 特定の文字を、[英文字]〜[かな・漢字]とは異なる変換にしたい場合は、[特定の文字の変換方法を指定する]の[対象となる文字列]に対象となる文字を入力し、変換方法を選択します。
※[特定の文字の変換方法を指定する]での設定は、[英文字]〜[かな・漢字]の設定よりも優先されます。
[特定の文字の変換方法を指定する]に指定できるのは、記号だけです。 - 1つずつ確認しながら文字を変換したい場合は、[1つずつ確認しながら変換する]を
にします。
※一度にまとめて変換したい場合は、
にしておきます。
- [開始位置]の右端の
をクリックし、変換の開始位置を選択します。
- カーソル位置から
文書内のカーソルのある位置から文末に向かって変換を実行します。 - 文書頭から
文書の先頭から文末に向かって変換を実行します。
- カーソル位置から
- [OK]をクリックします。
[1つずつ確認しながら変換する]を
にした場合は、変換対象の文字が範囲指定され、その都度文字を変換してもよいか確認するメッセージが表示されます。
※[1つずつ確認しながら変換する]を
にした場合は、開始位置から指定した方向の文書に含まれるすべての変換対象の文字をまとめて変換します。
- 確認メッセージの[はい]をクリックします。
変換対象の文字の全角/半角が変換され、次の変換対象の文字が範囲指定されます。
[残り全て変換]をクリックすると、範囲指定された文字より文書末にある変換対象の文字がすべて一度に変換されます。※操作3 で記号以外の文字種が[対象となる文字列]に入力されている場合は、[OK]をクリックするとエラーメッセージが表示されます。
▼注意
- 英文字/スペース/数字/記号/カタカナは、文字サイズではなく、文字コードを変換します。
かな・漢字は、横拡大率を1/2倍にすることで半角に変換し、横拡大率1/2倍の設定を解除することで全角に変換します。
■特定の文字だけ、全角・半角変換の対象外にする
同じ文字種を一度に全角や半角に変換するときに、特定の文字だけ、変換の対象外にしたり、別の変換にしたりすることができます。
ここでは、「、」と「。」だけは必ず全角にし、その他の記号はすべて半角に変換する例を紹介します。
■操作例
- [書式-全角・半角変換-一括変換]を選択します。
[全角・半角変換]ダイアログボックスが表示されます。
- [記号]で[半角]を選択します。
- [特定の文字の変換方法を指定する]の[対象となる文字列]を「、」と「。」だけに編集し、[全角]を選択します。
- 必要に応じて、ほかの文字種の変換方法も指定します。
- 1つずつ確認しながら文字を変換したい場合は、[1つずつ確認しながら変換する]を
にします。
※一度にまとめて変換したい場合は、
にしておきます。
- [開始位置]の右端の
をクリックし、変換の開始位置を選択します。
- カーソル位置から
文書内のカーソルのある位置から文末に向かって変換を実行します。 - 文書頭から
文書の先頭から文末に向かって変換を実行します。
- カーソル位置から
- [OK]をクリックします。
[1つずつ確認しながら変換する]を
にした場合は、変換対象の文字が範囲指定され、その都度文字を変換してもよいか確認するメッセージが表示されます。
※[1つずつ確認しながら変換する]を
にした場合は、開始位置から指定した方向の文書に含まれるすべての変換対象の文字をまとめて変換します。
- 確認メッセージの[はい]をクリックします。
変換対象の文字の全角/半角が変換され、次の変換対象の文字が範囲指定されます。
[残り全て変換]をクリックすると、範囲指定された文字より文書末にある変換対象の文字がすべて一度に変換されます。※操作3 で記号以外の文字種が[対象となる文字列]に入力されている場合は、[OK]をクリックするとエラーメッセージが表示されます。
■困ったときは
?困ったときは