罫線や軌跡を消すには、次のような方法があります。
■罫線や軌跡をなぞって消す
■操作
【マウス操作の場合】
- ［罫線-罫線］または［罫線-軌跡］を選択します。
※どちらのコマンドを選択しても、罫線・軌跡の両方をなぞって消すことができます。軌跡で引いた複雑な線をなぞって消すような場合には、［罫線-軌跡］を選択すると便利です。
罫線モードになり、十字カーソルが表示されます。
- ステータスバーの［描画］をクリックして、［消去］に切り替えます。
- ステータスバーに［外枠］／［セル］と表示されている場合は、クリックして［自由］に切り替えます。
- 消したい線の上をなぞるように始点から終点までドラッグします。
［罫線-罫線］を選択している場合は、左ボタンを離した時点でなぞった線が消えます。
［罫線-軌跡］を選択している場合は、ドラッグしたあと、角になる位置で次々とクリックし、終点でダブルクリックすると、なぞった線が消えます。
※マウスをドラッグ中に左ボタンを押したまま右クリックすると、始点を指定しなおすことができます。また、軌跡の場合、終点を指定する前に右クリックすると、1つ前の角になる位置を指定しなおすことができます。
【キー操作の場合】
- ［罫線-罫線］または［罫線-軌跡］を選択します。
※どちらのコマンドを選択しても、罫線・軌跡の両方をなぞって消すことができます。軌跡で引いた複雑な線をなぞって消すような場合には、［罫線-軌跡］を選択すると便利です。
罫線モードになり、十字カーソルが表示されます。
- ステータスバーの表示が［描画］になっている場合は、Deleteキーを押して、［消去］に切り替えます。
- 始点でEnterキーを押し、消したい線の上をなぞるように↑・↓・←・→キーで終点にカーソルを移動します。
- 終点でEnterキーを押します。
なぞった線が消えます。
※終点を指定する前に、Backspaceキーを押すと、再度始点を指定しなおすことができます。
※ステータスバーの表示が［描画］になっている場合でも、同じように線をなぞり、終点でDeleteキーを押して消すことができます。
■範囲内の罫線や軌跡をまとめて消す
■操作
【マウス操作の場合】
- ［罫線-消去］を選択します。
- ステータスバーに［範囲掛］／［セル］と表示されている場合は、クリックして［範囲内］に切り替えます。
- 消したい部分をドラッグして範囲指定します。
指定した範囲の内側に含まれた部分の線だけが消えます。
※マウスをドラッグ中に、左ボタンを押したまま右クリックすると、始点を指定しなおすことができます。
【キー操作の場合】
- ［罫線-消去］を選択します。
- ステータスバーに［範囲掛］／［セル］と表示されている場合は、F7［範囲］キーを押して［範囲内］に切り替えます。
- 消したい範囲の始点でEnterキーを押し、範囲の終点までカーソルを移動してEnterキーを押します。
指定した範囲の内側に含まれた部分の線だけが消えます。
※終点を指定する前に、Backspaceキーを押すと、再度始点を指定しなおすことができます。
※［罫線-線種変更］を選択している場合も、範囲指定し、終点でDeleteキーを押して消すことができます。
■指定した範囲にかかる罫線や軌跡をまとめて消す
■操作
- ［罫線-消去］を選択します。
- ステータスバーに［範囲内］／［セル］と表示されている場合は、クリックして［範囲掛］に切り替えます。
- 消したい線の一部が含まれるようにマウスをドラッグして範囲を指定します。
指定した範囲に一部でも含まれている線が消えます。
●こんなときは
- マウスをドラッグ中に、左ボタンを押したまま右クリックすると、始点を指定しなおすことができます。
■セル単位で線を消す
■操作
- ［罫線-消去］を選択します。
- ステータスバーに［範囲掛］／［範囲内］と表示されている場合は、クリックして［セル］に切り替えます。
- 消したい辺が含まれるようにマウスをドラッグして範囲を指定します。
指定した範囲に含まれる線がほかの線と交差するまでの部分が消えます。
●こんなときは
- マウスをドラッグ中に、左ボタンを押したまま右クリックすると、始点を指定しなおすことができます。
■＜コラム＞消去方法（［範囲掛］／［範囲内］／［セル］）の設定による違い
消去方法（［範囲掛］／［範囲内］／［セル］）の設定による違いは、次のとおりです。
※［罫線-消去］を選択したあと［罫線-消去する方法］を選択すると、罫線の消去方法を指定するダイアログボックスが表示されます。
ステータスバーに表示されている［範囲掛］／［範囲内］／［セル］をクリックして切り替えるのも同じです。