数字の末尾位置、または小数点の位置を自動的にそろえることができます。
次の3とおりの方法があります。
■罫線を使って数字の末尾位置をそろえる
この方法は、小数点以下の数字の桁数が異なる場合には使用できません。その場合は、タブを使う方法をお試しください。
■操作
- [罫線-罫線]を選択して罫線表を引くか、[罫線-表作成]の[定型]または[詳細]を選択して罫線表を作ります。
- [罫線-文字揃え/塗りつぶし(罫線セル属性)-設定]を選択します。
[罫線セル属性]ダイアログボックスが表示されます。
- [文字揃え]で[右寄せ]を選択して、[OK]をクリックします。
- 文書上で、数値を入力したい罫線枠内にカーソルを合わせます。
右寄せが設定されたセルには
が表示されています。
- 罫線枠内に数字を入力します。
入力した数字は罫線枠内で右寄せされ、末尾位置がそろいます。
●こんなときは
- 表の中に数字を入力するのでない場合は、罫線を透明にします。透明にした罫線は、イメージ編集画面やドラフト編集画面上では薄い灰色で表示されますが、印刷はされません。
- 設定した右寄せを解除したい場合は、罫線枠を範囲指定してから[罫線-文字揃え/塗りつぶし(罫線セル属性)-解除]を選択し、罫線セル属性の[文字揃え]を
にして[OK]をクリックします。
■フィールドを使って数字の末尾位置をそろえる
この方法では、小数点以下の数字の桁数が自動的にそろえられます。小数点以下の異なる桁数をそのまま表示させたい場合は、タブを使う方法をお試しください。
■操作
- [挿入-フィールド-作成]を選択します。
[フィールド作成]ダイアログボックスが表示されます。
- [種類]で[数字]の
をクリックして表示される一覧から、数字の書式を選択します。
- [文字配置]で、[文字位置]の右端にある▼をクリックして[右詰め]を選択します。
- 必要に応じて[数字型詳細]をクリックして詳細を設定します。
ここでは、数字の書式や桁数表示、符号・記号、全角・半角などを設定できます。
設定したら[OK]をクリックします。 - [フィールド作成]ダイアログボックスで[OK]をクリックしてダイアログボックスを閉じます。
- 文書上でフィールドを作りたい範囲をドラッグします。
複数行にわたって指定すると、指定された行数分、同じフィールドが作られます。
- 数字を入力したいフィールド上にカーソルを合わせ、グレーの帯が表示された状態でF2キーを押します。
数字フィールドに数値を入力できる状態になります。
- 数値を入力して、Enterキーを押します。
入力した数字が右寄せされ、1の位がそろって表示されます。
■タブを使って桁の異なる数字を小数点の位置でそろえる
■操作
- 文書上で、数値の入力された行を行単位で範囲指定します。
- [書式-段落属性-設定]を選択します。
- [文字揃え]シートで、[タブ設定]をクリックします。
- [設定する]をクリックして
にします。
- [追加するタブの種類]で[小数点揃え]を選択します。
- [タブ位置]のゲージ上で、小数点をそろえたい位置をクリックします。
- [OK]をクリックして[タブ設定]ダイアログボックスを閉じます。
- [OK]をクリックして[段落属性]ダイアログボックスを閉じます。
- 文書上で、各行の数値の前でTabキーを押してタブを入力します。
小数点の位置で数字がそろいます。
●こんなときは
- 操作5 で、[右揃え]を選択して同じように操作すれば、数字を小数点ではなく末尾の位置でそろえることができます。