次の流れで確認します。
- 線の色やパターンを確認する
- 1行文字数の異なるスタイルが設定されている場合、その設定を解除する
- 1行挿入し、そこに罫線を引いてみる
- 一太郎を終了し、Windowsを再起動してどうか確認する
- ほかの文書や新規作成した画面では引けるかどうか確認する
■線の色やパターンを確認する
次のような場合、画面上で罫線が確認しづらいため、罫線が引かれていても、引けていないように見えます。
- 線の色が背景と似たような色や同じ色になっている場合
- 線のパターンが透明の場合
次の操作を行って線の色やパターンを変え、思ったとおり罫線が表示されるかどうか確認します。
■操作
- [罫線-罫線]を選択します。
- [罫線-描画する罫線の線種]を選択します。
- [パターン]の中から、[消去][透明]以外のパターンを選択します。
- [色]の右端の
をクリックし、変更したい色を選択します。
- [OK]をクリックします。
- 罫線が引けるかどうか確認します。
■1行文字数の異なるスタイルが設定されている場合、その設定を解除する
つながった罫線を引く行は、同じ1行文字数にそろえておく必要があります。
例えば、「1行目から5行目まで、つながった罫線を引きたいのに、3行目だけ続けて罫線を引くことができない」といった場合には、3行目だけ、1行文字数を変更していないか確認します。
※一太郎では、段落属性や段落スタイル、ランクの機能を使うと、段落単位で1行の文字数を変更できます。
■操作例
〜3行目だけにつながった罫線を引けない場合の対処方法〜
- 3行目にカーソルを合わせます。
- [表示-カーソル位置の情報表示]を選択します。
[情報表示]ダイアログボックスが表示されます。
- 表示される内容を確認します。
次のような表示がある場合、設定されている機能を確認し、1行目から5行目まで同じ設定に変えます。または、設定を解除します。
- [書式-段落属性-設定]
「段落属性」が設定されています。
- [書式-文字・段落スタイル <段>段落スタイル名]
「段落スタイル」が設定されています。
- [ツール-ランク-設定/解除]
「ランク」が設定されています。
- [書式-段落属性-設定]
■1行挿入し、そこに罫線を引いてみる
■操作
1 1行挿入する
- 1行挿入したい位置にカーソルを合わせます。
- Shift+Insertキーを押します。
2 挿入した行に、罫線を引くことができるか確認する
- 罫線を引いてみます。
- 挿入した行に罫線を引くことができる場合
先に罫線を引こうとしていた行が不正になっている可能性があります。操作3 へ進みます。
- 挿入した行にも罫線が引けない場合
次の手順へ進みます。
- 挿入した行に罫線を引くことができる場合
3 不正になっている行を削除する
- 削除したい行にカーソルを合わせます。
- Shift+Deleteキーを押します。
■一太郎を終了し、Windowsを再起動してどうか確認する
システムリソースが残り少なくなったり、使用可能なメモリの量が少なくなると、一時的にアプリケーションが正常に使えなくなることがあります。
そのような場合、いったんWindowsを終了し、再起動します。
■ほかの文書や新規作成した画面では引けるかどうか確認する
特定の文書ファイルに限って罫線が引けない場合、その文書ファイルが不正になっていることが考えられます。
ファイルを開く方法を変えることで、正しく使えるかどうか確認します。