HTML文書をブラウザで表示すると、行の折り返し位置や行間などのレイアウトや、文字サイズなどのスタイルが、一太郎上に表示されている状態と異なる場合があります。
HTMLタグの設定を変えて保存することで、ブラウザ上でのレイアウトやスタイルを一太郎上のHTML文書に近づけることができます。
■文字サイズやスタイルを、一太郎上で見るHTML文書に近づける
スタイルシートを使うと、文字のフォントや色、インデントの設定などが細かく指定され、一太郎上でのスタイルとブラウザ上でのスタイルが近いものになります。
■操作
- [ファイル-他形式の保存/開く-HTML形式で保存]を選択します。
- [詳細]をクリックします。
[詳細]ダイアログボックスが表示されます。
- [HTMLタグ]の[文字サイズ、インデントにスタイルシ−トを使う]をクリックして
にします。
- [OK]をクリックします。
[HTML形式で保存]ダイアログボックスに戻ります。
- [場所]の右端の
をクリックして、保存するドライブ・フォルダを選択します。
- [ファイル名]に保存するファイル名を入力します。
- [OK]をクリックします。
現在編集している文書が、HTML形式の文書として保存されます。
■レイアウトを、一太郎上で見るHTML文書に近づける
ペ−ジ幅を固定すると、文書全体を囲むレイアウト用のテーブルタグが付けられます。ブラウザで表示したときに、レイアウト用のテーブルの横幅が、ブラウザのウィンドウ幅より小さいときは、一太郎上での行の折り返しと、ブラウザ上での行の折り返しが近いものになります。
■操作
- [ファイル-他形式の保存/開く-HTML形式で保存]を選択します。
- [詳細]をクリックします。
[詳細]ダイアログボックスが表示されます。
- [HTMLタグ]の[ブラウザ上でペ−ジ幅を固定にする]をクリックして
にします。
- [OK]をクリックします。
[HTML形式で保存]ダイアログボックスに戻ります。
- [場所]の右端の
をクリックして、保存するドライブ・フォルダを選択します。
- [ファイル名]に保存するファイル名を入力します。
- [OK]をクリックします。
現在編集している文書が、HTML形式の文書として保存されます。
■HTML文書の行間を詰める
行間を設定するHTMLタグに[<DIV>]を指定することによって、[<P>]を使ったときより詰まった行間にすることができます。
■操作
- [ファイル-他形式の保存/開く-HTML形式で保存]を選択します。
- [詳細]をクリックします。
[詳細]ダイアログボックスが表示されます。
- [デフォルトの段落タグ]で[<DIV>]を選択します。
- [OK]をクリックします。
[HTML形式で保存]ダイアログボックスに戻ります。
- [場所]の右端の
をクリックして、保存するドライブ・フォルダを選択します。
- [ファイル名]に保存するファイル名を入力します。
- [OK]をクリックします。
現在編集している文書が、HTML形式の文書として保存されます。
■HTML文書に適した文書スタイルにする
一太郎上でHTML文書を作る際に、ブラウザでHTML文書を表示したときに近いイメージで編集するためには、次のような文書スタイルにしておくと便利です。
■操作
- [書式-文書スタイル]を選択します。
- 次のように設定します。
- [スタイル]シート
- 字間 … 0%
- [フォント]シート
- 欧文フォント … 和文フォント
- 縦・横拡大率 … 100%
- [体裁]シート
- ジャスティフィケーション …
- ワードラップ …
- ハイフネーション …
- 欧文密着 …
- 和欧文間スペース …
- ジャスティフィケーション …
- [スタイル]シート
- [OK]をクリックします。
設定した文書スタイルに変わります。