一太郎の環境ファイルは、[表示-画面表示設定]で設定されている内容や、[ツール-オプション-オプション]の[登録ファイル]で設定されている各種登録ファイルの内容などを記憶しているファイルです。
環境ファイルをやりとりすることによって、複数のコンピュータを同じ一太郎環境で使えるようになります。
環境ファイルはインターネットディスクやネットワークドライブ、フロッピーディスクなどを介して、保存したり読み込んだりできます。
■インターネットディスクを使う場合
インターネットディスクを介して、環境ファイルを読み込んだり保存したりして、複数のコンピュータを同じ一太郎環境で使えるようにします。
■操作
操作の流れは次のとおりです。
- [ツール-環境ファイル-アップロード(インターネットディスク)]を選択して、環境ファイルを作ってインターネットディスク上にアップロード(転送)します。
- 別のコンピュータで、[ツール-環境ファイル-ダウンロード(インターネットディスク)]を選択して、インターネットディスク上にアップロードされている環境ファイルを読み込みます。
- [ツール-環境ファイル-削除(インターネットディスク)]を選択して、インターネットディスク上の環境ファイルを削除します。
※詳しい操作手順は、こちらをご覧ください。
→インターネットディスクを利用して環境ファイルをやりとりする
■ネットワークドライブやフロッピーディスクを使う場合
ネットワークドライブやフロッピーディスクを介して、環境ファイルを読み込んだり保存したりして、複数のコンピュータを同じ一太郎環境で使えるようにします。
■操作
操作の流れは次のとおりです。
- [ツール-環境ファイル-ファイル保存]を選択して、環境ファイルを作ってネットワークドライブやフロッピーディスクなどに保存します。
社内で使うときは、システム管理者などが操作します。
- 別のコンピュータで、[ツール-環境ファイル-ファイル読込]を選択して、ネットワークドライブやフロッピーディスクなどに保存されている環境ファイルを読み込みます。
社内で使うときは、各社員が自分のコンピュータで操作します。
※詳しい操作手順は、こちらをご覧ください。
→ネットワークドライブやフロッピーディスクなどを利用して環境ファイルをやりとりする
●こんなときは
- ネットワークドライブやフロッピーディスクなどに保存されている環境ファイルを削除したいときは、ファイル一覧が表示されるダイアログボックスで、通常のファイルと同じ操作で削除します。
■<コラム>環境ファイルに保存できる項目
環境ファイルに保存できる項目は次のとおりです。
※各種登録ファイルは、[ツール-オプション-オプション]の[登録ファイル]で設定されています。
- 表示-画面表示設定
[表示-画面表示設定]を選択して表示される各シートで設定し、[記憶]をクリックしてシステムに記憶された設定内容です。
※[共通]シートの[カーソル位置の情報表示]と[ファンクションキー表示]の設定は、現在の設定内容を保存します。
- ツ−ル-オプション-オプション
[ツール-オプション-オプション]で設定している各項目の内容です。
- アルバムファイル
[挿入-アルバム]で登録した内容を記憶しているファイルです。
- 文書スタイル登録ファイル
[書式-文書スタイル]でビジュアルスタイルとして登録した内容を記憶しているファイルです。
- ページスタイル登録ファイル
[書式-ページスタイル-設定]でシステム登録した内容を記憶しているファイルです。
- 文字・段落スタイル登録ファイル
[書式-文字・段落スタイル]でシステム登録した内容を記憶しているファイルです。
- 表作成サンプル登録ファイル
[罫線-表作成-詳細]で名前を付けて登録した内容を記憶しているファイルです。
- 計算式登録ファイル
[罫線-計算-計算]で登録した内容を記憶しているファイルです。
- キー割付登録ファイル
[ツール-割付-キー]で設定した内容を記憶しているファイルです。
- メニュー割付登録ファイル
[ツール-割付-メニュー]で設定した内容を記憶しているファイルです。
- ツールボックス割付登録ファイル
[ツール-割付-ツールボックス]または[表示-ツールボックス-ツールボックスの割付]で設定した内容を記憶しているファイルです。
- システムマクロ登録ファイル
[ツール-マクロ]で登録したマクロを記憶しているファイルです。
- よく使うファイル/フォルダ登録ファイル
[ナビ-よく使うファイル/フォルダとして登録]で登録した内容を記憶しているファイル(ファイル名は T18_STK.FVT )です。
- ナレッジウィンドウ情報ファイル
[表示-ナレッジウィンドウ]で設定した内容を記憶しているファイル(ファイル名は T18_STK.KWD )です。
※入力しているメモの内容や[スタイル]の[プレビュー]で設定している表示倍率、[文書に添付するURL]で指定している項目、文書保存したときのファイル名、起動オプションURLの設定は記憶しません。
- 一太郎プロンプト設定ファイル
[ツール-一太郎プロンプト]で設定した内容を記憶しているファイル(ファイル名は、T18_STK.PMT )です。