一太郎で分数を入力するには、次の3とおりの方法があります。
■数式作成ツールを利用する
■操作
- ［挿入-オブジェクト枠-作成］を選択します。
- ［新規作成］シートを選択します。
- ［オブジェクトの種類］で「JS数式作成ツール」を選択し、［OK］をクリックします。
JS数式作成ツールが起動します。
- ［記号-分数］を選択するか、ツールボックスの
をクリックします。
分数を入力する赤い枠が表示されます。
- 分母を入力します。
カーソルが分母の位置にあるので、そのまま数値を入力してEnterキーを押します。
Enterキーを押すと、カーソルは分子の位置に移動します。 - 分子を入力します。
- ［ファイル-JS数式作成ツールの終了］を選択します。
作成した分数が一太郎の画面に貼り付きます。
？困ったときは
- 操作3 で、［オブジェクトの種類］に「JS数式作成ツール」が表示されない場合は、JS数式作成ツールがセットアップされていません。
次を参照してJS数式作成ツールをセットアップしてください。
■改行幅を変更する
ここでは、次のような分数を入力する例を紹介します。
■操作
- 1行目に「20」と入力します。
- 2行目に通常罫線を引いて「＝20％」と入力します。
- 3行目に「100」と入力します。
- 操作1〜3 で入力した3行を範囲指定し、［書式-改行幅-1/3改行］を選択します。
- ［表示-イメージ編集］*1を選択したイメージ編集画面で確認し、行間が狭い場合は、［書式-改行幅］で調節します。
*1基本編集フェーズ以外では、［表示-イメージ編集］は選択できません。
●こんなときは
- 通常罫線は、次のようにして引きます。
- ［罫線-罫線］を選択します。
- 画面左下に［通常］と表示されているかを確認します。
［行間］と表示されているときは、クリックして［通常］に切り替えます。
- 罫線を引きます。
行の中央に罫線が引かれます。
■ベース位置からのシフト量を変更する
ここでは、次のような分数を入力する例を紹介します。
■操作
- 1行目に「20＝20％」と入力します。
- 2行目に「100」と入力します。
- 1行目と2行目の間に行間罫線を引きます。
- 「＝20％」を範囲指定して、［書式-フォント・飾り-設定］を選択します。
- ［字間］シートを選択します。
- ［ベース位置からのシフト量］を
にし、［シフト量］を［-80］〜［-100］％に設定します。 - ［OK］をクリックします。
●こんなときは
- ベース位置からのシフト量は、ツールボックスの
・ 
をクリックしても変えることができます。10％単位で調整できます。
※ペース位置からのシフト量のアイコンがない場合は、
をクリックしてツールボックスの表示モードを「通常」に切り替えます。 - 行間罫線は、次のようにして引きます。
- ［罫線-罫線］を選択します。
- 画面左下に［行間］と表示されているかを確認します。
［通常］と表示されているときは、クリックして［行間］に切り替えます。
- 罫線を引きます。
行間に罫線が引かれます。